文化・芸術

2008年3月24日 (月)

最後の最後で青空が!

今日の北京は珍しく晴天! 撮影最終日で、この旅で初めての青空にありつけました。もし帰国が1日早かったら相当後悔しただろうなぁ……。

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胡同(フートン=路地)ではあちこちで布団を干していました。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35mmF2.8L USM(焦点距離20mm)、Avモード・F8(1/400秒)、ISO100、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景

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故宮の周りでは老人たちが凧を揚げ……。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35mmF2.8L USM(焦点距離23mm)、Avモード・F8(1/400秒)、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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そして僕はその故宮を“上から目線”で一望できる景山へ。故宮のすぐ北側にあり、頂上に登るとこの眺め!! 初めて登ったんですが、想像以上に絶景かな絶景かな……。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35mmF2.8L USM(焦点距離18mm)、Avモード・F8・-1補正(1/80秒)、ISO320、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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同じ場所から望遠で。せっかく北京にPLフィルターを持ってきているのに、部屋へ忘れてきてしまいました(なにせ昨日までまったく使える天気ではなかったので……)。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200mmF4L IS USM(焦点距離144mm)、Avモード・F8・-1補正(1/80秒)、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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故宮の反対側(北側)には鼓楼が。さらに向こうには鐘楼もあります。ともに何度も登っていますが、景山の方が眺めはすばらしいです。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200mmF4L IS USM(焦点距離144mm)、Avモード・F8・-1補正(1/160秒)、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

秋は故宮(の中のどこか)で僕も参加する「2008中国」写真展が行われる予定です。故宮は中国の人々にとって特別な場所。そこに写真が展示されるというのは、楽しみ半分・プレッシャー半分以上です。
でも北京ではその前にオリンピックが。各所の工事も“ラストスパート”に差し掛かっているようです。

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デパートが立ち並ぶ王府井では、日が暮れても作業が続いていました。聞けばどこの工事現場も24時間体制で動いているとか……。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35mmF2.8L USM(焦点距離18mm)、1/25秒、F5.6、ISO1600、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

明日午後の飛行機で帰国。一旦帰宅して、明後日は昼から京都で仕事。その日のうちに富山へ移動です。北京の工事現場並みの慌ただしさです。


「2008中国」公募作品を募集中!
http://www.photojc.net/photocon.html

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2008年3月21日 (金)

PIEも賑やかなようですが北京も…

昨日から北京です。今回の目的は6月の「2008中国」展に向けた自分の撮影と、来月行う土屋さんの撮影(モデルを使ってロケ!)の準備。土屋さんはPIEでイベントに引っ張りだこのため、どこからも引っ張られないシカノが代わりに北京を駆けずり回っております。安心してください土屋さん、シカノは結構楽しんでおります……。

しかし北京に来ていつも思うのは

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とにかく人が多い。人が多けりゃ……
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200mmF4L IS USM(焦点距離173mm)、Avモード・F8・-2/3補正(1/100秒)、ISO400、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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自転車も多い。自転車が多けりゃ……
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200mmF4L IS USM(焦点距離135mm)、Avモード・F5.6・-1.3補正(1/160秒)、ISO500、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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車も多い。車が多けりゃ……なんでしょう、事故?
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200mmF4L IS USM(焦点距離89mm)、Avモード・F8(1/160秒)、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

でも北京のドライバーは揃って強引な運転をするわりに、事故はほとんど見かけません。というか北京っ子の車両感覚はもはや芸術の域です。

なお前にも告知させていただきましたが、「2008中国」展では作品の公募も行っています。入選作は展示のほか、EOS40Dレンズキットや東京~北京往復航空券など豪華副賞も用意されています。応募方法などその他詳細は
http://www.photojc.net/photocon.html

テーマは「中国の印象」ですが、中国に行ったことがない方でも大丈夫。中国を連想させるものは身近にもあるはず……。4月10日消印有効ですので、これから撮影しても十分間に合います。ぜひぜひご応募くださいませ。

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2008年3月 8日 (土)

暗室でモノクロプリント、そして新しいデジカメ…

昨晩から今朝にかけて、実に2年振りのモノクロプリント作業をやりました。久々というのもあるし、今の場所では初めてということもあって、準備に手間取ること手間取ること。やっとこさ準備が終わったのが夜11時。

しかも先日買ったフジ・バリグレードの箱を開け、セーフライトの下で印画紙を取り出すと……ありぃー? 手触りはなんか変!
そう、光沢を買ったつもりが半光沢だったのです……。この100枚、どうすればいいんでしょう。というか今どうすればいいんでしょう状態。
そこで押し入れの奥にあった、使えるかどうかわからないコダックPOLYMAXの11×14(大四切)を実験。50枚入りが2箱あって、片方は未開封です。期限が2005年8月ですが、未開封なら使えるだろう……と思いきや、現像液に浸すと未露光なのに真っ黒。哀れ廃棄決定。
もう一箱は有効期限が今年4月ですが、封が開いています。これもカブってるだろうな……と諦めたんですがセーフ!ラッキー!!

とそんなこんなで最初の1枚目が焼けたときは日付が変わっていました。でも枚数を焼いていくうちに、昔取った衣笠……じゃなくて篠塚でまずまずのペースに。11×14は10枚ほどプリント。箱には半分くらい残っていたので十分足りました。あと買いだめしていた8×10でも30枚ほどプリント。朝6時に夜明けで作業終了となるまで計40枚ほど焼きました。

しかし疲れましたよ。っていうか今も疲れています。仕事部屋で作業したんですが……
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なにせ引き伸ばし機を置いているのは折りたたみのテーブル。ちょっとしたことでヘッドがグラグラと揺れてしまいます。そもそも作業をすることを考えて設置したわけではなく「使わないだろうから隅に置いといた」というのが本当のところ。
しかも現像液・停止液・定着液のバットも床に直置き。ビニールシートと新聞紙を下に敷いているので、床が汚れる心配はありませんが、露光した後にヨッコラショとかがんで現像をしなければいけません。1m×2mくらいのテーブルがあれば、バットを3つ並べて露光から定着まで座ったまま作業できるんですけどね……。

まあモノクロプリントなんてまずやらないだろうと思い込んでいたので、環境も整っていなかったわけですが、久々にやってみるとやはり楽しいものです。思えばフリーになりたての頃は時間もあったので、随分プリントを焼いたものです。道具もオークションなどで随分揃えまして……
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引き伸ばしレンズだけで5本! ピーク時は8~9本ありましたが、今はこれだけです。
手前がフジノンの90mmとニッコールの63mmと75mm。そしてあれこれ使った末、行き着いたのが後列のローデンストック(左がロダゴンWA80mm、右がロダゴン50mm)。これで焼くとプリントに立体感が生まれるんですなぁ。今回は80mmを使いました。

とうちには暗室道具も揃っていますし、フィルムカメラもある……というかデジタルよりはるかに充実しています。最近はデジタルばかりですが、少し銀塩も使ってみようかなと焼き上がったプリントをみながら思いました。

なーんて書きながら今日もデジカメを購入。デジカメはデジカメでもカメラ付きケータイ……

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というかケータイ付きカメラ!? ドコモのSO905iCS、通称Cyber-shotケータイです!

今まで使ってきた機種が丸2年経ってボロボロになってきたのと、現行の905i/705iシリーズから大半の機種が海外でのGSMローミングに対応してきた(つまり世界中ほとんどの国で使える)ので、買い替えようかなと。

まだカメラはほとんど使っていませんが、なんだかわくわくしますね。画面もきれいで文字がくっきりしています。そして何より感動したのは、アラームが12件設定できることです。これがあれば寝坊の心配はなさそうです。

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2007年12月 7日 (金)

うだつのあがる家
by キヤノンEOS-1Ds MarkIII

今日は「有松・鳴海絞」という伝統工芸の取材で、名古屋の有松というところに行ってきました。旧東海道沿いに古い商家が立ち並び、安藤広重の「東海道五十三次」に描かれた光景がそのまま残っています。

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絞を使った服や小物や売っているお店。土蔵の手前で屋根からちょこっとはみ出しているのが“うだつ”。うだつがあがらない……のうだつです。つまりこの家はうだつがあがっているわけです。
■キヤノンEOS-1Ds MarkIII、EF16-35mmF2.8L USM(焦点距離16mm)、1/320秒、F8、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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上の写真のお店の内部。若女将(と勝手に推測)によると建物はなんと築200年。
そして吹き抜けの壁面に駕籠が掛けられていました(写真ではわかりにくいですが、上下2つあります)。嫁入りの際、新婦を運ぶのに使われたそうです。若女将が「随分小さくて……昔の女性は小柄だったんですかね」というので「嫁ぐときはやはり乗られたんですか?」と聞いたら、笑って否定されました。
■キヤノンEOS-1Ds MarkIII、EF16-35mmF2.8L USM(焦点距離16mm)、1/30秒、F4、ISO1000、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=スタンダード

そして今は長野県の飯田に来ています。明日は「水引」の取材です。

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2007年11月 1日 (木)

清水哲朗さんの写真展にて

CAPA別冊「LUMIX L10の本」……ってタイトルがまだ未定なのです……の原稿が書いても書いても終わらず、写真が撮っても撮っても足りず、つい更新が滞ってしまう今日この頃、シカノは三途の川が見えてきました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


今晩はCAPAの表紙を撮っている土屋さんに誘われ、清水哲朗さんの写真展「トウキョウカラス」のクロージングパーティーに行ってきました。原稿は残っていたんですが、ちょっと気分転換。
個展についてはここをご覧ください……といっても今日がクローズだったから、もう見に行けないんですよね。


清水さんは土屋さんとともにデジ侍のメンバーなわけですが、CAPAでもたくさんお仕事をされていて、僕も日頃からお付き合い……がなかったんですね。ちゃんとお話ししたのは今日が初めて。何年か前にモンゴルについて調べていることがあり、電話でお話をしたことはあったんですが。あとCAPA編集部ですれ違ったりはしているんですけど。

今回展示している写真はタイトルの通り。清水さんがずっと撮り続けている東京のカラスです。カラスをこんなにカッコよく撮れるのは、世界広しといえども清水さんだけでしょう……ってくらいよかったです。

会場には土屋さんはもちろん、写真家の今岡昌子さんや、元編集部員のホリウチさんや、このブログの担当のカトー編集長など、CAPAの関係者がいっぱい(というほどでもないか)。今岡さんからは「今月号の編集後記見ましたよ。女の子と肩組んじゃって……」と冷やかされました。ええ組んでますとも、組んでおります、はい。

さらにいろいろな方ともご挨拶したり、お知り合いになったり、初めてお会いする方に「ああ、シカノさんですね。いつも○○を見ています」といわれて“やべえ、悪いことできねえなぁ……”と思ったり。いや悪いことしてないですけど。中国で女の子と肩組んだくらいで……。


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左から土屋さん、DジタルカメラマガジンのK村編集長、そして主役の清水さん。

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会場のSPUMAはおしゃれなカフェ。ほぼ毎晩ライブも行われているそうです。でも今日は特別。唄っているのは清水さんの幼なじみ……のプロのミュージシャン。歌もよかったけど、清水さんとの掛け合いが最高でした。

「半ズボン姿で中日ドラゴンズの選手を盗み撮りしていた清水君が、今じゃ写真家としてNHKにレギュラー出演だからね」
「盗み撮りじゃないから」

と楽しいパーティーの後は、うちに帰って仕事仕事……。


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ホリウチさんとカトー変酋長。右にいる後ろ姿の男性は、競馬で有り金をスッてしまった人……ではなく土屋さんです。


さて。カフェイン補給して今夜も徹夜じゃ……。

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2007年10月17日 (水)

写真だから可能な表現?

CAPA編集部に打合せに行った帰り道。国道1号で信号待ちをしていると、正面に東京タワーが。東京はすっかり肌寒くなりましたが、タワーの照明もいつの間にか暖色系に変わっていました。

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左右に余計なビルが写っていたので、大胆にトリミングしてみました。ってブログでこのトリミングはないですね(笑)。
■シグマSD14、シグマ17-70ミリF2.8-4.5DCマクロ(53ミリ相当)、Aモード・F5.6(1/20秒)、ISO400、ホワイトバランス=太陽光

この後、もっと近くで撮ろうと思って、タワーの真下まで行くと……車を停めた瞬間に消灯! そしてラジオからは「ジェットストリーム」のオープニングテーマが……。ちょうど午前0時だったのでした。
消灯の瞬間は遠くから何度か目撃したことがあるんですが、一瞬で東京タワーが消えてなくなってしまうように見えて、なかなか不思議な感覚です。

そういえば今日、あるテレビ局に勤めている友人から数年ぶりに電話がかかってきました。撮影で少し苦労していることがあり、写真家の意見を聞きたかったとのこと。でも僕は大学で少しだけムービーを勉強したものの、写真の世界で生きてきた人間。ムービーと写真は共通点もありますが、大きな相違点もあり、あまり適切なアドバイスはできませんでした。というのも僕が思いつくアイデアは、どれもテレビ業界でいうところの“尺が足りない”のです。

尺とは長さの単位。つまり撮影した時間の長さを指します。おそらく「どれだけフィルムを回したか」というところから生まれた言葉なのでしょう。
ムービー、とくにテレビではこの“尺”が重要な要素になってきます。たとえば絶景を紹介する番組の取材で、とてもすばらしい風景が撮れたとします。しかし画面内に何か“動き”がなければ、その映像は数秒しか使えません。そこでカメラマンはズームやパーン(左右へ振ること)、チルト(上下へ振ること)で自ら動きをつくるわけですが、それも限界があります。
なのでムービーの世界ではいい被写体に出会ったり、いい場面が撮影できればOKというわけではありません。とくにテレビ番組は放送時間が決まっているので、それを満たすだけの量も求められるわけです。ワンシーンだけで30分の番組はつくれませんし、逆に放送時間以上の長い映像を見せることもできません。

その点では写真の方が自由度は高いといえます。写真ならたった1枚の写真で表現を完結させることもできますし、反対に何百枚・何千枚でひとつの世界をつくることもできます。それに今日の写真のようにタテヨコ比も自由ですし、そもそもタテ位置がムービーでは不可能です(映像作家が意図的に挑戦することはありますが)。

もっとも“時間”や“変化”という表現は、ムービーが圧倒的に強みを発揮するところ。東京タワーが消える瞬間もまさにそうです。写真で表現するのはほぼ不可能といっていいでしょう。午前0時をまたいで連写をすれば、消える前と消えた後を撮ることはできますが……。いや、きっと何かいい表現方法があると思うんですけどね。

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2007年9月27日 (木)

ドラマチック北京

北京首都空港を飛び立って3時間、昼過ぎに成田空港へ到着。午後3時に帰宅しました。

しかしいざ帰国!というときまでヒヤヒヤさせられました。ホテルから空港へ向かうタクシーが、高速道路を右へ左へ蛇行するのです。北京で割り込み・すり抜けは当たり前ですが、ガラガラの道を蛇行する車はいません。
夜明け前の薄暗い中、ルームミラー越しに運転手さんの顔が見ると……下を向いて寝てるじゃん!

今日も平遥→太原の飛行機乗り遅れ事件のときと同様、僕の隣には日中写真文化交流協会の藤田事務局長が。「どうしましょう藤田さん!」「どうしようシカノくん!」と後部座席でワタワタしているうちに無事ターミナルへ到着。僕も藤田さんも4時半起きなのに、すっかり目が覚めてしまいましたとさ。

撮影の方は平遥から戻って以降の3日目が晴天続き。被写体にも恵まれ、思った以上の収穫がありました。

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北京の路地は緑に包まれているところが多く、強い日差しを優しい木漏れ日に変えてくれます。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200ミリF4L IS USM(150ミリ相当)、1/125秒、F5.0、ISO640、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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そしてチャイナレッド。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF70-200ミリF4L IS USM(106ミリ相当)、1/640秒、F8、ISO400、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

でも最大の収穫といえば。

一昨日書いた「チャイナレッドとチャイナブルーを天の主が読んでくれていたのか、ずっと思い描いていたイメージの写真が昨日撮れたのです。

ちょうどお昼頃、表通りから細い胡同に入ると、工事現場の青いフェンスの前に青いソファーが。そしてそこに真っ赤な服を着た女の子が座っていたのです。
そのシチュエーションだけでも最高ですが、さらに女の子も“目力”のある印象的な顔立ち。僕が表現しようとしている北京のイメージにぴったりなのです。

これを撮らないことには国に帰れん……。

神出鬼没のシカノ軍、作戦開始です。
まず周囲を確認。すると向かいに売店がありました。ソファーはその売店がお客さん用に置いたようです。
僕はちょうどミネラルウォーターを買ったばかりでしたが、それをカメラバッグに隠して売店で同じものを購入。それを持って彼女の横にある椅子に座りました。折しもこのときの北京は猛暑。しかもソファーのあたりはフェンスで日陰になっています。ひと休みひと休みというわけです。

そして僕はカメラの再生ボタンを押し、午前中に撮った写真をチェックしました。もちろん純粋にチェックする目的もありましたが、彼女と会話をするきっかけを作るためです。
案の定、彼女は気になって液晶画面をのぞきこんできました。僕がパラパラと写真を再生すると、彼女は何かをいいながら笑っているじゃないですか!

よっしゃー!!(こんなときなぜか関西弁)

僕が笑顔でひと差し指を立てると、彼女はOKといった感じでポーズをとってくれました。そのとき僕の1D MarkIIIに装着されていたレンズは、こんなときのために持ち歩いているEF24ミリF1.4L、通称“本気玉”。彼女のそばに座った直後に、いつでも撮れるようズームから交換していたのです。
彼女の横顔がとても印象的だったので、まず横から数枚。そして正面に回って、ブルーバックでまた数枚。すると彼女が照れ笑いをして横を向きました。しかもその瞬間、風で長い髪がたなびき……まるで写真の神様が埃まみれの北京の路地裏に舞い降りてきたようでした。

この写真は来年、日中写真文化交流協会のメンバーによる写真展(北京のほか中国各地、そして東京でも開催予定)に出展することにします。というわけで来年までのお楽しみにさせてください……ってケチ?

ケチといえば、昨晩は撮影の後、王府井(ワンフーチン、北京の銀座か新宿といった繁華街)へお土産を買いに行きました。
前回も買い物をした横丁の雑貨市(ここを参照)で、最初に僕に声を掛けてきた女の子(18歳、なかなかかわいかった♪)と取引開始。片言の日本語で「コレコレ、ドウ?」「コレヤスイヨ」などと勧めてきますが、当初の言い値はどれも150元とか270元とかベラボーに高いわけです。
そこで「これはいらん!」とか「5元なら買うよ」などといいながら、電卓を使って値段交渉。結局200元ほど(約3200円)で扇子3本にビーズのポーチ7つ、パンダが透かし彫りされた金属製のしおり3セット、パンダのボールペン1ダース、財布1つ、ケータイストラップいっぱい、中華帽に人民帽、毛沢東の置物に兵馬俑の模型などなど……とにかく山ほどの雑貨を手にしました。
結局30分近く、彼女と掛け合い漫才のように値切り合戦をしていました。
彼女「アンタケチ! アンタケチ!」
僕「ケチだもん! ケチだから買わないもん!」
彼女「ダメダメ、カッテ~、カッテ~」

そのやりとりがおもしろかったのか、気が付いたら背後に見物人がわらわら……。「ボラれてるんですか?」と嫌味っぽく声を掛けてきた日本人青年は、しばらくすると黙って消えていました。一方中国人のおじさんは、親指を立ててグッジョブ!のポーズ。

でもよく考えると買いすぎです。っていうか用途がわからないものばかり……。結局僕の負けなのかもしれません(笑)。

というわけで一部は読者の皆さんにプレゼントいたします。詳細はCAPAカメラネット(とここ)で後日お知らせいたします。

ちなみに戦利品のポーチの中に、こんな絵柄が……。

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あんた誰?

なお明日からはかなり突然ですが、シグマSD14をテストします。実は中国へ旅立つ直前にお借りできたんですが、北京&平遥では作品撮りに使う機材すら厳選せざるをえない状態。というわけで自宅でお留守番させていましたが(シグマさんゴメンナサイ!)ようやく使うことができます。

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2007年9月24日 (月)

平遥→北京でアクシデント/大山子798芸術区(豪華二本立て…?)

昨日、平遥から北京へ戻ってきました。
そして夜、ブログの原稿を書き終わったところで、ベッドに横になってひと休み……のはずが、そのまま爆睡。目が覚めたら午前4時。テレビでは大相撲が流れていました。
昨晩から泊まっているのは、7月に写真展を開いた中日青年交流中心と隣接する二十一世紀飯店。フロントはもちろん、館内のレストランや売店でも日本語が通じますし、テレビもNHKの海外放送が見られるのです。おまけに部屋には浴衣が用意されています。ここに泊まっていると、北京にいるのか日本にいるのかがよくわからなくなります。

まず一昨日は、前日行った子供写真教室の作品を飾り付け。

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シカノ講師自ら作業。場所は「我眼中的日本」のスペースの入口。雨が降ったらアウトですが、平遥でその心配はほとんどありません。むしろ厄介なのは街中を包む砂埃。26日の閉幕まで持ってくれることを祈りつつ……。

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手伝ってくれたキヤノン中国のスタッフと記念撮影。鼻の下の長さはフルサイズの1.6倍です(ってEOS40Dの画角か)。

とそんなやることいっぱい思い出もいっぱいな平遥を出発したのは昨日朝9時。太原→北京の飛行機は11:10発。太原空港までは1時間半もあれば着くはずでしたが……。

なんと途中で大渋滞。車列が完全に動かないとみるや、みんな車から外に出て一服!そして世間話!! その様子を呆然と眺めていると、運転をしてくれた写真フェスティバルのスタッフが、カメラを構えるポーズで僕に「撮れ撮れ」と……。

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なので撮ってみた。

この後、ちょろちょろと車列は進んだんですが、路肩ではおじさんやおばさんが野菜や果物、水などを売っていました。おそるべし商魂……。

結局渋滞で30分以上をロス。原因は石炭を積んだトラックの横転でした。
事故現場を過ぎてからスタッフのお兄さんが運転するオデッセイは、3車線を右に左にレーンチェンジしながら爆走。僕の脳の中ではケニー・ロギンスの「デンジャーゾーン」がガンガン流れていましたが、無事に太原空港に着きました。

……搭乗便の出発5分前に。

もちろんダッシュで搭乗受付へ走りましたが、惜しくもアウト。中国の国内便は遅れるのが当たり前だそうですが、こういうときに限って時間を守ってくれるんですね。
仕方なく次の13:10発をキャンセル待ちするも乗れず、その次の15:10発にどうにか乗り込むことができました。

ちなみに平遥→北京は、僕が所属する日中写真文化交流協会の藤田事務局長が一緒でした。キャンセル待ちの間、藤田さんと空港の喫茶店で時間をつぶしましたが、昼間なのに店内は真っ暗。しかも我々のコーヒーを淹れてくれたウェイトレスは、なぜか涙をボロボロ流して泣いています。
コーヒーは中国では珍しくサイフォンで淹れた本格派でしたが、ひと口すすった藤田さんは「彼女の涙のせいか、なんだかしょっぱい味がするねぇ……」としみじみつぶやいていました。

藤田さんは大ベテランの編集者ですが、専門分野がアウトドア・自然だけあって、ちょっとやそっとのことでは慌てません。そそっかしい僕には頼りになる存在です。でもかなりのお人好しで、平遥ではバイクタクシーに常に言い値の10元(約160円)を払っていました。僕がいつも5元まで値切っていたのを知ると「料金って決まってるのかと思ったよぉ」とのんきなことをいっていました。
そういえば石田編集長も平遥でお土産を買おうとしたとき、「どの商品も値札が付いてないねぇ」とポツリ。案の定、商品を選ぶと向こうの言い値を払おうとしていました。慌てて僕が値段を交渉。向こうも心得たもので、僕に電卓を渡してきます。そこで妥当だと思う(あるいは買ってもいいと思う)金額より2~3割安い値段を打ち込むと、向こうはそれより少し高い値段を打ち返してきます。それで納得すれば、売り手のプライドも傷つけずに安い買い物ができるわけです。

話を元に戻すと、やっとの思いで北京の二十一世紀飯店にチェックインしたのは午後5時過ぎ。予定通り着いていれば、近くにある大山子798芸術区へ行くはずでしたが、仕方なくホテルの近くの古い町をぶらぶら撮り歩きました。
といいつつ撮りたかったカットが思いがけず撮れたりしました。飛行機が遅れたのは何かのご褒美だったんでしょう(ということにする)。

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北京を歩いていて思うのは、野良猫が少ないこと。もっとも飼い猫はそれなりにいるようで、この猫たちもアパートの住人が飼っていました。
■キヤノンEOS40D、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F3.2・-1/3補正(1/60秒)、ISO640、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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しかしその後遭遇した“野良鶏”にはびっくりしました。
■キヤノンEOS40D、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F2.8・-1補正(1/8秒)、ISO1600、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先&ライブビュー

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土曜の夜とあって、街角のビリヤード台はどれも「ゲーム中」。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(26ミリ相当)、1/20、F4、ISO1600、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

そして今日は大山子798芸術区に行ってきました。1950年代にソ連や東ドイツの支援で建てられた国営の軍事工場が役目を終え、そこにアーティストが住み始めた“芸術村”。広大な敷地に工場跡を利用したギャラリーやアトリエ、カフェや書店などが立ち並んでいます。壁には「毛主席万歳」のスローガンがそのまま残っていたり、随所にかつての面影が。そんな798芸術区はいま世界各国のアーティストや美術関係者から注目を集めているのです。

僕が今日798芸術区を訪れた理由はふたつ。まず日中写真文化交流協会では、来年北京でメンバーによる写真展を開く予定です(僕が北京を撮っているのもそこに出展するため)。その会場候補のひとつが798芸術区なので、下見に来たわけです。
もうひとつの理由は先週土曜、成田に到着した石田編集長から国際電話があり「写真撮ってきてよ」と頼まれたから。帰国前日に北京で丸1日フリーになった際、798芸術区を訪れたそうです。まぁ撮ってきてよと頼むからには、何かに使ってくれるんでしょうね……?

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廃墟と書きましたが、隣には稼働中の工場も。 “工場萌え”な方には本当にたまらない空間です。
■キヤノンEOS40D、EF-S10-22ミリF3.5-4.5 USM(11ミリ相当)、Tvモード・1/125秒・-1補正(F22)、ISO200、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=モノクロ/Rフィルター、高輝度側・階調優先

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建物のデザインもなんとなく“旧東側諸国”っぽい雰囲気。以前訪れたベルリンの東側にもこんな建物が結構ありました。
■キヤノンEOS40D、EF-S10-22ミリF3.5-4.5 USM(10ミリ相当)、1/13秒、F4、ISO800、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

しかしもう何年も中国にいるような気がしますが、実は10日しか経っていないんですね。でもって滞在するのはあと2日。帰りたいような、帰りたくないような……。

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2007年9月21日 (金)

平遥的子供写真教室
by キヤノンEOS40D(ちょっとだけ1D MarkIII)

平遥3日目(実質2日目)の夜です。

その平遥ってどんなところかというと、約1.5km四方の城壁に囲まれた城塞都市。中国一古い街並みが残っているといわれ、ユネスコの世界遺産に登録されています。表通りは軽井沢駅前か竹下通りのように賑やかですが、迷路のような路地に入り込むと、清の時代にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

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平遥観光の移動手段は乗り合いのバイクタクシー。距離や人数によって1回2~10元(約30~150円)。これで迷路のような旧市街を疾走します。とにかくスリル満点なのです……。また10人くらいが乗れる巨大な電気カートもあるんですが、こちらは音もなく近寄ってくるので、道を歩いているとヒヤッとします。

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そして昨日、平遥国際写真フェスティバルが開幕! 今年で7回目を迎え、中国国内はもとより、世界各国から写真家が集まっています。もちろん日本からも。
■キヤノンEOS40D、EF-S10-22ミリF3.5-4.5 USM(10ミリ相当)、Avモード・F8・-2/3補正(1/1000秒)、ISO200、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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僕が所属する日中写真文化交流協会の写真展「我眼中的日本」も無事オープン。お寺や工場跡など、街の至るところが展示スペースになっていますが、我々は巨大な倉庫を使ったエリアの一番手前。一等地のようです。 

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すぐ脇には佳能(キヤノン)のブース。今回も佳能さんにはいろいろとお世話になっとります。

またこれまで散々書いてきた通り、今回の平遥にはCAPAの石田編集長も同行。行事の空き時間を利用して、CAPA11月号に掲載する(と思う)EOS40D企画用の撮影をこなしました。が……編集長、肝心なところでフレームイン。撮ってくれと頼んでいる張本人がじゃまをしちゃあ世話ないんですが(笑)。
というわけで力作は10月20日発売の11月号でご覧ください。結構いいのが撮れてますんで。

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でも何もお見せしないのもあれなので。
■キヤノンEOS40D、EF70-200ミリF4L IS USM(200ミリ相当)、1/250秒、F9.0、ISO400、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

ちなみに今回、日中写真文化交流協会から参加している写真家は、人物を撮っている武耕平さんと、中国のSLを撮っている小竹直人さん、前回の北京でも一緒だった田頭真理子さん。武さんと小竹さんの「Wタケさん」は中国での取材経験も豊富。とくに小竹さんは中国語ペラペラというか、立ち振る舞いがまんま中国人です。
また田頭さんは前回北京でお会いしたフェスティバル実行委員長から直々のご招待。ケータイを使った写真コンクールがあり、ケータイのカメラで作品を撮っている田頭さんにぜひ来てほしいということでした。

で今朝は石田さんと田頭さんが帰国のためさようなら……のはずが。送迎のワゴン車が出発!というときに実行委員会の人が走ってきて、田頭さんに「すいません、下りてください」。なんでも明日行う“ケータイ写真コンクール”の審査委員になっているのだとか。
ありがたい申し出とはいえ、本人すら初耳という状態。飛行機の都合もあって泣く泣く空港へ向かいました。そんな田頭さんは7月の北京訪問ですっかり中国の有名人に。一昨日も全国放送のテレビで「田頭先生、平遥を訪問中」と放送されていたそうです。

といった具合に、中国で予定変更や直前の連絡・決定はよくあること。むしろ予定通り事が進む方が珍しいのではないかと思うくらいです。
僕の今回の任務は、22日に行われる子供写真教室の講師でしたが、それも平遥到着と同時に「20日に変更」という連絡が。昨日も「中止」「いや実施」で二転三転し、夜遅くにようやく実施が決定。しかし集まる子供の人数も開く場所も行くまでわからないという状態です。
そして何より困ったことに講師は僕ひとり。もうひとり、前回北京で一緒だった荻野さんも講師を務める予定で、それに合わせて21日に中国へ入るスケジュールを組んでいました。荻野さんは別の撮影もあるので予定通りこちらへ来る予定ですが、写真教室はどうしたものか……です。

でも心配しても始まらん。やれることをやろう!と、今朝指定の場所(展示会場のひとつ)へ向かうと……。
集まっていたのは地元の小学生12人。僕1人で相手にするのも大変ですが、それにも増して現地メディアの取材が殺到。通訳の李さん(我が日中写真文化交流協会の理事)が記者たちにつかまってしまい、いざ始まったものの通訳不在状態。結局身振り手振りで1時間の撮影を押し通しました。

そうそう、僕も取材受けまくりでした。テレビが3局に地元新聞、写真雑誌……。僕も田頭さんみたいに有名人になるんでしょうか。ってならないか。

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シカノ先生は万歳……ではなく、ハイアングルも撮ってみようねと教えているのですよ。このあたりの進め方は、前回北京で開いたときの土屋さんを参考に……。

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教室の使用機材はIXYデジタル……なんですが、中国仕様なので名前はIXUS(イクサス)。なんか車みたいだな。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(17ミリ相当)、Avモード・F5.6(1/320秒)、ISO800、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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今回教室が無事成功したのは、キヤノン中国のスタッフの皆さんのおかげ。子供の引率やSELPHYのプリント作業を手伝ってくれました。謝々!

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プリント待ちの間のおやつは、協会の藤田事務局長が持ってきたうまい棒。これが評判でキヤノン中国の皆さんも……。

教室終了後は生徒の作品を1人1点ずつA4にプリント。明日「我眼中的日本」の一角に展示します。実際の作業はキヤノン中国さんがやってくださったので、それを待っているあいだ市街を散策。

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食料品店のおかみさんと看板娘(と看板犬)。
■キヤノンEOS40D、EF24ミリF1.4L USM、Avモード・F2.2(1/200秒)、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

そしてなぜか夜はこの食料品店一家におじゃまし、夕食を共にすることに。3時間ほど例によって筆談とボディランゲージを続けたら、すっかりくたくたになってしまいました。
……といいつつこんなに長いブログを書いてしまい、睡眠不足はまだまだ続きそうなのであった。

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2007年9月19日 (水)

平遥古城到着ナリ

早朝便で成田を発ってきた石田編集長や他の招待写真家の皆さんと、お昼に北京首都空港で合流。平遥に無事到着いたしました。

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北京→太原、約1時間のフライト。
■キヤノンEOS40D、EF-S10-22ミリF3.5-4.5 USM(14ミリ相当)、Avモード・F5.6・-2/3補正(1/2000秒)、ISO200、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

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太原からはお迎えのバスで平遥に到着。平遥の古城内を早速バイクタクシーで移動……。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F2.8・-2/3補正(1/60秒)、ISO3200、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、高輝度側・階調優先

といっても観光ではなく、明日からの写真展の設営が待っていたのです。

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会場はレンガ造りの古い倉庫。白い壁だけが用意されており、メンバー全員で「これはそっちだ」「いや、あっちの方がいい」と作品を並べていきましたとさ。

ホテルに戻ってきたのは午前1時。それから僕の部屋で日本から来た他のメンバーと写真談義中。もう午前3時だというのにです。

明日は朝から撮影大祭の開会式。小さな平遥の町はお祭りムードで、ついさっきも爆竹が鳴り響いていました。起きられるかなぁ……。

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2007年8月19日 (日)

モノクロのススメ

1D MarkIIIではときどきモノクロモード(ピクチャースタイルの「モノクロ」)を使っています。って20Dや30Dでもよく使っていましたが……(笑)。RAWで撮影していて“これじゃきれいな色が出ないなぁ”と思ったとき、遊び心でちょっと試してみたり。

モノクロで撮ると結構ハマるのが、メタリックな質感の強いものです。たとえば……

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車とか。というわけでヘッドライトをカタログっぽく撮ってみました。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F8(1/100秒)、ISO100、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=モノクロ、フィルター効果=オレンジ

自動車メーカーの皆さん、カタログ撮影にシカノをいかがですか? ご依頼、お待ちしておりますよ……って軽トラックが映り込むようじゃまだまだか。

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2007年7月31日 (火)

まさに「北の国から」帰ってきました

北海道から1週間ぶりに帰宅しました。飛行機と地下鉄が揃って遅れたため、うちの最寄り駅に着いたのが夜11時過ぎ。すっかり腹ぺこだったんですが、このところカレーとラーメンと焼き肉(ジンギスカン)が続いていたので、それ以外のものを食べたいなぁ……なんて思ったんですが。
駅からうちまでの間で開いていたのは、カレー屋さんとラーメン屋さんと牛丼屋さんだけでした。どれも食べずに雨の中をうちまで歩きましたとさ。ちゃんちゃん。

全国からたくさんの写真関係者が集まったフォト・フェスタも昨日で終わり=僕の取材も昨日で終わり。今日は北海道在住の友人たちと富良野へ。ドラマ「北の国から」の舞台となった麓郷や、かんのファームなどを観光してきました。
麓郷に来たのは3回目。でも北海道に住んでいる友人たちはみんな初めてでした。いつでも行ける人ほど行かないものなんでしょうかね。東京タワーに登ったことがない東京人がいっぱいいるように……。

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広大な富良野平野。麓郷はここから遠く離れた山奥にある。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、1/160秒、F8、ISO100、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、PLフィルター使用

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「北の国から」に登場する雪子さんのアトリエ兼住居。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F11(1/100秒)、ISO640、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景

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同じく「北の国から」で、五郎さんが最後に住んでいた“石の家”の敷地にて。以前行ったときはまだドラマが完結しておらず、遠くから眺めるだけだったが、今は家の内部も見学可能。さらに宿泊体験もやっているとのこと。泊まってみたい……けど夜が寒そう。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F8(1/160秒)、ISO100、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景

しかし今回の写真甲子園&フォト・フェスタは天気にも恵まれ、いい仕事ができました。そんな後は少しのんびりしたいところですが……嗚呼、仕事が山積みです。写真甲子園やフォト・フェスタの画像データも整理しなくちゃいけないし。

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2007年7月29日 (日)

フォト・フェスタでプチ同窓会

昨日はCAPA本誌の石田編集長とCAPAカメラネットの加藤編集長とともに東川町のフォト・フェスタ2007へ。といっても前日まで写真甲子園の舞台だった場所で行われているので、僕としては少し不思議な気分です。
今回はCAPAにたびたび登場している今岡昌子さんが今年度東川賞の新人作家賞を受賞。というわけで両編集長揃い踏みというわけです。僕は今岡さんと初めてお会いしましたが、気さくで笑顔がとても素敵な方でした。

夕方に少し時間が空いたので、両編集長と美瑛・富良野方面へドライブ。なんとも華のない、男3人旅となりました……。

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美瑛の「ケンとメリーの木」前にて。はるか彼方の旭川市街が、夕日を浴びて黄金色に輝いていた。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF24-105ミリF4L IS USM(105ミリ相当)、Pモード(1/160秒・F4.5)、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景

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僕が北海道で好きな場所のひとつ、留辺蘂(るべしべ)にて。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Pモード(1/60秒・F8)、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景

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その後は上富良野にある、やはりCAPAでおなじみの風景写真家・高橋真澄さんのギャラリーへ。僕は初対面でしたが、高橋さんが「ブログみてますよ」。CAPAでブログをやらせてもらうようになって、自己紹介がとても楽になりました(笑)。

そして昨晩はむかーしむかしの大昔、この東川町で行われていたCAPAのイベント「フォトオリンピア」で知り合った友人たちと合流。毎年フォトフェスタの時期に集まっており、年々人数は減りつつありますが、今年は北海道在住を中心に8人が集合。
そして昨晩はショウナイさんという方が定年退職後、自ら6年がかりで建てたというログハウスに泊めていただきました。石田編集長と加藤編集長もやってきて、ゆるゆると旧交を深めました。

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これがショウナイさんのログハウス。ショウナイさんはもともと東川町の職員で、フォト・フェスタや写真甲子園の立ち上げもされた方。ここでは過去に写真甲子園OB会も開かれたそうです。
室内に池があって魚が泳いでいたり、地下にはストーブ室があったり、さらには満天の星空が楽しめる露天風呂があったりと、とても素敵なログハウスなんですが……ひとつ問題なのはケータイが通じないこと。東川市街から10km近く離れた山奥で、auだけがかろうじてつながる状態なのです。
僕はFOMAのデータカードを使っているのでアウト。というわけで昨晩は更新ができなかったのです。でもそんなスローな夜もたまにはいいもんだ、と思いました。

そして今日。ショウナイさん宅をあとにした我々一行ですが、フォトフェスタで写真を発表する者あり、観光や撮影に出掛ける者あり、そして僕のように取材に追われる者あり……。
今は道の駅でこれを書いていますが、これから石田編集長と今岡さんのギャラリートークを見に行きます。

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昨日は雷雨に見舞われた東川も、今日はいい天気。湿気も少なくて過ごしやすいです。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F8(1/250秒)、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景

今晩は“プチ同窓会”の後半戦。毎年お借りしている町営のログケビン(別荘風!)で飲み会。そして明日帰京します。東京の暑さと湿気を想像するとぞっとしますが、仕事がたまっているのでのんびりもしていられません……(涙)。

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2007年7月28日 (土)

写真甲子園最終日、やっぱりドラマが…

写真甲子園が閉幕しました。優勝は……

我が「撮れ撮れ草」の妹分であるブログ「ハイサイブギ放課後日記」の沖縄県立真和志高校! 写真甲子園初の2連覇です!!
個人的には2連覇よりもブログを更新してほしい今日この頃ですが……(笑)。

今年の写真甲子園は例年にないほどの接戦。どの学校もプレゼンテーションではレベルの高い作品を発表してきました。
その中で真和志高校は頭ひとつ抜けていた感がありましたが、一方で2連覇はどうだろうなぁ……と思っていました。でも実力は本物でした。

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真和志高校の名嘉来実選手。大会最少サイズ(14xセンチ)ながら2連覇に貢献!
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F5.6(1/800秒)、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景

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上の写真を撮った東川小学校にて。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(17ミリ相当)、Avモード・F8(1/60秒)、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景

詳しくは9月20日発売のCAPA10月号をご覧ください。僕の写真とレポートで熱戦の様子をお伝えします。今年は天気とロケーションがよかったので、楽しくて明るい誌面ができそうです。安心安心……。

ちなみに4日間選手たちに密着して2767枚を撮影。レンタカーの走行距離は450kmに迫ろうとしています。僕は4回目なのでまぁこんなもんかな、というところですが、今回初めて取材に訪れたCAPA編集部のミズサワさん(30代後半・最近ややメタボ)は、旭川のホテルに戻る車中で「しんどかった……」。
でも来年もまた取材に来たいと話していました。ワイルドな風貌で、高校生と接する姿なんてとても想像できないミズサワさんですが、まさか高校生たちの間に「モジャ」というキャラクターを確立するとはね……。

明日はCAPAの石田編集長やCAPAカメラネットの加藤編集長と東川町のフォトフェスタを見て回る予定です。一応仕事抜きなんですけど、なんだかとても重要な取材のような組み合わせです。

あ、そうだ。CCNニュースフラッシュの記事もご覧くださいまし……。

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2007年7月26日 (木)

写真甲子園3日目

今日は富良野・美瑛・東川の3ヵ所で競技が行われました。
http://town.higashikawa.hokkaido.jp/phototown/koshienofficial/2007/index.htm

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今日もいい天気! そして涼しい!!
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F8・-2/3補正(1/100秒)、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景

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東川町の夕景。北海道ってどこを撮っても絵になるんですわ……。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF24-105ミリF4L IS USM(50ミリ相当)、Avモード・F8(1/100秒)、ホワイトバランス=太陽光、ピクチャースタイル=風景

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高校生たちがジャングルジムで撮影中。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(22ミリ相当)、Avモード・F9(1/160秒)、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景

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真似して僕も撮影……。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(22ミリ相当)、Avモード・F6.3(1/160秒)、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景

明日は朝に最終・第6ステージの撮影があり、午後はいよいよファイナル公開審査会。そして表彰式。うーん、どこが優勝するんでしょうか。
今年はどの学校も“やるじゃん”といった感じで、まったく予想がつきません。彼らの奮闘ぶりをみていると楽しみでもあり、また全員に優勝してほしい気分ですが。



※追記=最初にアップしたとき、「EOS-1D MarkIII」を「EOS-1 MarkIII」って書いてました。疲れてる証拠ですかね……。

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「写真の町」が僕を育てた!?

写真甲子園は2日目(撮影の初日)も無事に終了……っておいおい、初日の記事がないじゃん!というツッコミが聞こえてきますが、昨日21時から今日15時までメンテナンスで更新できなかったんです。なんともバッドタイミングですが、僕としては早く寝られたのでラッキー!みたいな。

いや実はですね、写真甲子園のレポートって大変なんですよ。朝は東川町に7時集合。取材陣は車で1時間弱はかかる旭川市に泊まっているので(東川町内の宿は大会関係者で満室のため)、逆算すると5時起きなんです。

しかも今年から写真甲子園の出場選手は

全員平成生まれ!

彼らが産まれた頃、僕はすでに高校に通っていたのです。たぶん選手たちからみたら僕は立派なオッサンです。だから彼らのハイテンションについていくのも大変なのです……。

でも一方でいい刺激も受けるんですよ。写真甲子園は今年で4回目になりますが、毎回いろいろな出会いがあります。選手の中には写真家志望の生徒もいるし、あるいはここに来て写真家になろうと思ったという生徒もいます。彼らの写真を見たり、夢や考え、悩みなどを聞くことで、僕も自分の高校時代を振り返ることができます。

そう、僕も高校生の頃にこの東川町に来ているんです。しかも今こうやって仕事をしているCAPAのイベントで……。かれこれ十数年前、CAPAとキヤノンは読者200名を集めて夏に「フォト・オリンピア」というイベントを開いていました。5回くらいやっていたと思いますが、僕も高校2年生から3回ほど参加しています。

そこで出会った参加者の中には、今も仕事やプライベートで付き合いのある人間がいます。それどころか今一緒に仕事をしているCAPAの編集部員には、そのときスタッフで来ていた人が何人もいるんですよね。石田編集長なんてツーショットで記念写真を撮っていましたし……。
さらに写真甲子園の審査委員をされているキヤノン・マーケティングジャパンの川名さんとも、そのとき以来の長~いお付き合い。先日北京で開かれた写真展「我眼中的日本」に僕を推薦してくれたのも、実は川名さんだったりします。

というわけで僕の写真家としての原点は東川にあるのかもしれません。そして今現在、東川で奮闘している選手の中からも、10年後、20年後、写真家として活躍する人が出てくるはず。っていうか出てほしいなぁ。

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今日は天人峡と旭岳で競技がありました。旭岳はまさにCAPAのイベントで14~15年前に登って以来。というわけで写真は旭岳の中腹から。
■キヤノンEOS-1D MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F8(1/160秒)、ISO100、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景、PLフィルター使用

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我がブログと兄弟というか姉妹のような関係の「ハイサイブギ放課後日記」を書いている沖縄県立真和志高校のみんなも元気。平均身長がもっとも低い(と思う。公称149センチ)3人組が2連覇を虎視眈々というかいたってマイペースに狙っています。
■キヤノンEOS-1 MarkIII、EF16-35ミリF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F4.5(1/100秒)、ISO100、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=風景


というわけで明日も5時起き! 今日夕方に編集部員のミズサワさんが合流したので、寝坊の心配はなさそうです……が2人揃って寝坊する可能性もなきにしもあらず。

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2007年7月22日 (日)

これも流し撮り?
by キヤノンEOS-1D MarkIII

さて、これはなんでしょう。