いよいよ明日から「我眼中的日本」
by キヤノンEOS30D
今日は明日からの写真展「我眼中的日本」の準備。僕も土屋さんも朝9時から夜12時まで食事以外はぶっとおしで作業でした……。
朝起きて窓辺でまどろむ土屋侍。
それに対抗して今度は土屋侍がシカノを撮影。窓の外が真っ白なのはスモッグです。
朝食の後、そのままホテル内にある写真展会場へ直行。まずはパネル制作。今回参加する写真家は日中合わせて20人以上(テーマは「日本」なので、中国の写真家は来日して撮影)。写真はA3ノビで150点以上あります。
怪しい物売りのオッサン、じゃなくてパネルを壁に掛けるための金具にネジをセットしているところ。
昼食はホテル内の日本食レストランでカツ丼。店員もみんな日本語で応対。東京で中国人留学生がたくさん働いているお店に来たような感じ……。
写真展の会場は二十一世紀飯店と中日青年交流中心を結ぶ回廊「世紀書廊」。壁のどこに誰の作品を飾るかを決めていきます。ところが……
なんと土屋さんの作品だけが抜けていることが発覚! 本来出すはずだった作品のデータはあいにく持参していませんでしたが、「代わりにいいのがあった!」。RAWデータをJPEGに現像し、急いでUSBメモリーにコピー。それを持って土屋さんは今回プリントをお願いしているキヤノン中国へ……。
その間も着々と準備は進みます。っていうか急がないと終わりません……。脚立に乗っているのは、壁に写真を掛けるための釘を打つ現地の職人さん。この状態でどんどん横へ移動していくのです。まさに中国四千年の歴史。
そして土屋さんのプリントも到着! 急遽“ピンチヒッター”となったのはCAPAで隔月連載している「写し屋の肖像」。過去6回の中から1枚ずつセレクトしたのでした。プリントを見た中国人の写真家やスタッフも、“写真家のポートレート”という切り口にとても感心しておりましたとさ。結果オーライですな。
シカノの作品です。広島の尾道と大崎下島、三重の答志島、3か所で撮影したスナップが計7点。
作品に添えられるシカノのプロフィール。もちろん中国語です。なんて書いてあるんだろう……ってもともとは日本語で自分が書いたものなんだけど。
土屋さんの「写し屋の肖像」シリーズも無事設営完了!
その後も微調整などの作業は残っていましたが、ひとまず夕食。ホテル近くの食堂で中華料理(って中国だから郷土料理になるのかな?)をいただきました。ありとあらゆる料理が出てきますが、どれもうまいのなんの。ビールも程々に飲んで、11人で300元(約4800円)! 日本じゃ考えられない安さです。
料理越しに土屋さんを撮る山本弘之さん(日本を代表する料理写真家)と、料理越しに山本さんを撮る土屋さん(日本を代表する軽量級写真家)の細い腕。っていうかおふたりとも超一流の写真家ですが、こっちに来てから一眼レフは全然触っておらず、もっぱらIXYデジタルばかり使っています。
超一流だから余裕があんのかいな?
そんなふざけあうオッサンたちを横目に、土屋さんが持ってきたCAPAを食い入るように読む女子2名。今回の写真展をサポートしてくれる中国芸術撮影学会の胡さん(左)と葛さんです。誌面の随所に登場する土屋さんを見つけては「オゥーッ!」。ごめんね僕はいなくて。
というわけで設営もほぼ終了。無事に明日のオープニングを迎えられそうです。
いえいっ!
夕食に行く途中にて。今日は午後から大雨が降り、路上には“池”ができていた。
■キヤノンEOS 30D、EF16-35mmF2.8L USM(16ミリ相当)、Avモード・F2.8・-2/3補正(1/15秒)、ISO800、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=スタンダード
夕食が終わる頃には雨もあがり、心地よい涼しさに。空には月も出ていた。明日はどんな天気かなぁ……。
■キヤノンEOS 30D、EF16-35mmF2.8L USM(20ミリ相当)、Avモード・F2.8(1/40秒)、ISO800、ホワイトバランス=オート、ピクチャースタイル=スタンダード
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CAPA本誌をはじめ、さまざまな雑誌・ウェブ・広告で活躍するライター。近著は『傷だらけの男たち』(講談社刊)。最近は写真家としての活動が増え、信仰の山として知られる山梨・身延山を撮り続けるほか、写真を通した日中交流事業にも参加している。
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