東京都写真美術館でハービー・山口さんのセミナーとブルース・オズボーンさんの撮影会を開催
2009年5月23日(土)〜6月7日(日)に東京都写真美術館で開催される日本写真家協会展「第34回 2009JPS展」の会期中に、ハービー・山口さんのセミナーとブルース・オズボーンさんの撮影会が実施される。
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2009年5月23日(土)〜6月7日(日)に東京都写真美術館で開催される日本写真家協会展「第34回 2009JPS展」の会期中に、ハービー・山口さんのセミナーとブルース・オズボーンさんの撮影会が実施される。
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エプソンによる写真愛好家のためのイベント「エプソン ニューフォトフォーラム」が、2009年3月21日(土)〜22日(日)に東京・秋葉原で開催される。
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写真家・中野愛子さんと藤里一郎さんのユニット「愛子と一郎」に教わる愉快な写真ワークショップ、「オソワルンバ」の第2弾が大阪で開催される。
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「写真家・吉村和敏のブログ」を毎日更新中の吉村和敏さんが、12月14日(日)14:00からテレビ朝日系列で放送される『エプソンスペシャル 地球の歩き方 ポルトガル「色彩」を撮る旅』に出演する。
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『CAPA』でもおなじみのハービー・山口さんが、東京・六本木のフジフイルムスクエアで2回目の公開写真講座を行う。
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写真家を含めた若手アーティストの登竜門として名高い「ひとつぼ展」。その入選者によるポストカード展が10月6日から開催されている。
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アメリカ人写真家ブルース・オズボーン氏の“すべての親子がしっかりと向き合い、語らう日にしよう”という提案により2003年から始まった「親子の日」に、今年もオリンパスが特別協賛する。
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東京・六本木のフジフイルムスクエアで、『CAPA』でもおなじみのハービー・山口さんが公開写真講座を行う。作品のスライドショーを見ながら、ハービーさんが写真の奥深さ、楽しさを語るトークショー形式のイベントだ。スライドは、「ロンドン」「代官山17番地」「PEACE」「静かなシャッター」「青空を待っていた日」から抜粋して上映する。先着80名の定員制。
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富士フイルムが日本最大級の参加型写真展として2006年からスタートした「“PHOTO IS”10,000人の写真展」が、今年も7月2日より全国で開催される。それに伴い3月20日から作品の募集が始まった。
この写真展の最大の特徴は、条件を満たせば審査なしで誰でも会場に展示してもらえる点で、過去2回も全国から10,000人を超える応募が寄せられた。その条件というのは、応募作品を撮影したときの気持ち、その作品に対する思いを「PHOTO IS〜」という言葉で添えること。これは富士フイルムの、大切な瞬間などを写真に残すことは大切な文化という思いからきており、来場者からも撮影者と気持ちを共有できる、写真の大切さを実感できるなど好評だ。
応募するには全国の取扱店で参加料を支払って、専用の台紙を受け取る(写真展事務局からも購入可能)。それに規定サイズのプリントを貼り付けて取扱店に提出するか事務局宛に郵送するだけ。会場は全国7都市のメイン会場のほか、今回から新潟市や高松市など計8か所のサテライト会場が加わる予定。
この機会に参加して自分の写真に対する思い、ほかの人にとっての写真に対する思いにふれてみよう。きっとますます写真が楽しくなるはずだ。
●応募期間
2008年3月20日(木)〜5月20日(火)
●応募方法
「“PHOTO IS”10,000人の写真展2008」のポスターを掲出している取扱店で写真展参加料500円(税込)を支払い、専用の台紙を受け取る。そこに規定サイズのプリントを貼り付け、必要事項を記入のうえ、各フジカラーの店舗に提出するか、写真展事務局に郵送。専用台紙は写真展事務局からも購入できる(別途発送料が必要)。
●テーマ
応募者自身の写真への思い「PHOTO IS」が込められていれば被写体は自由
●サイズ
縦位置の写真…六切のみ
横位置の写真…六切、六切ワイド、四切、四切ワイド
●問い合わせ
“PHOTO IS”事務局 TEL 045-476-1598(月〜金 9時〜17時/土・日・祝日を除く)
○詳細はオフィシャルホームページ参照
http://photo-is.jp/
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東京でもっともポピュラーな路線といえば山手線だろう。1周29駅を約1時間で運行し、1日の利用客は約355万人。ただ電車で回ったことはあっても、歩いて山手線を一周した人は少ないに違いない。そんな山手線を歩いて一周した小学生たちの写真展が3月27日(木)から30日(日)に、キャロットタワー4FワークショップBで開かれる。
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1998年4月に開館し、プロ写真家の作品を数多く展示するとともに写真愛好家向けの様々なサービスで好評の「エプソンイメージングギャラリー エプサイト」。開館から10周年となる今年、スペースの拡大や新たなサービスメニューを加え6月10日にリニューアルオープンすることになった。
スペースは現状の232平方メートルから、2倍以上となる574平方メートルに拡大。従来通りプロの作品を展示するギャラリーに、プロ・アマ問わずの公募を基本としたもう一つのギャラリーが加わる。
また、設備の整った環境でB0ノビサイズまでのプリントが可能な人気のサービス「プライベートラボ」も2部屋に拡大され、使用できる用紙のラインアップも拡充される。ほかにもプロによるワークショップなどを開催する常設イベントスペースやプリンタをデモ展示するスペースなどがあり、幅広いユーザーが写真を楽しむことができる。なお、オープニングイベントには細江英公氏の写真展などが予定されている。
●エプサイトホームページ
http://www.epson.jp/epsite/
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以前にも紹介した、2007年5月に原宿のLAPNET SHIPで行われた話題沸騰の写真展『愛子と一郎のイケテルンバ』が、さらにパワーアップして帰ってくる。その名も、『愛子と一郎とあいみの、めっちゃイケテルンバ』。
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音楽ライブの撮影は難しい。明暗の差が激しく、ステージによって条件が大きく異なるため、カメラマンの腕が要求される被写体だ。30年以上、この撮影に携わってきたプロカメラマン菅原光博氏が写真展を開くとともに、会期中の会場でミュージシャンの撮り方もレクチャーする「トーク&スライドショー」を開く。
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炭鉱の町をモチーフにしたふたつの写真集が12月24日に同時に発売される。1963年に撮影した「1963炭坑住宅/常磐炭田小野田炭坑炭礦」と「2007北海道夕張市/史、街、風景」だ。
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東京都江東区に「東京大空襲・戦災資料センター」がある。戦禍のもっとも大きかった北砂の地に、4000名を越す一般の人々の募金で設立された民営の施設だ。ここで12月6日より、若い世代の写真・映像作家による第2回特別展「VOICE-知らない世代からのメッセージ」展が開かれる。
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11月6日(火)からちょっとユニークな写真展が開かれる。ケニアの子どもたちが撮った写真を紹介する「ケニアの子供達が見たRAINMAKER PROJECT」写真展だ。会場は横浜にあるレンタル暗室THE DARKEROOMに併設されたギャラリークレイドル。
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10月15日から、ちょっとユニークな試みの写真展が始まる。東京・早稲田のビジュアルアーツギャラリー・東京で開かれるリレー個展「photalk-フォトーク」だ。
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16名の写真家が、「フィルムと銀塩写真のカルチャーを残そう」と集結。この秋、銀塩写真の展覧会を東京と京都で開催する。
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設立2周年を迎えた日本針穴写真協会の会員作品展「針穴写真展2007」が東京・江東区文化センターで8月8日から始まった。レンズで撮る写真では味わえない、針穴写真独特の表現にチャレンジする全国の会員から寄せられた作品が展示されている。
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一味違う写真展が開催される。8月11日(土)からスタートする東京都写真美術館の「キュレーターズ・チョイス07~対話する美術館~」だ。
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清里フォトアートミュージアム(K・MoPA)では、ヤマネを約30年にわたり撮影してきた西村豊写真展「森の妖精 ヤマネ」を10月21日(日)まで開催中。8月25日の14:00~15:00は作者によるギャラリートークが行われる。通常は一般800円の入館料が必要だが、この時間帯のみ入場無料。
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7月20日(金)から8月19日(日)まで、九段南のイタリア文化会館で「ヴィスコンティの遺香 篠山紀信写真展」が開催されている。
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スポーツ写真家・水谷章人氏の40年にわたる集大成ともいうべき写真展「アスリートの記憶 -水谷章人・スポーツ報道写真1968~2007」が、長野県・飯田市の飯田市美術博物館で開催中だ。
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昭和の名機『オリンパスペン』で撮影した写真だけを集めたユニークなグループ展「ペンスケッチ展3」が東京・渋谷のギャラリールデコで始まった。7月15日まで開催される。
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東京国立近代美術館で開催中の「アンリ・カルティエ=ブレッソン/知られざる全貌」展が好評だ。平日で約600人、土日になれば1,200~1,300人という来場者を集めている。未公開作を含め約350点という展示内容もさることながら、最晩年のブレッソン(HCB)自身が自ら企画、構成に関わった展示であり、ぜひとも見ておきたい展覧会だ。
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1957年7月3日「富士フォトサロン展」でスタートした東京・銀座の富士フォトサロン東京が、7月12日にその幕を閉じる。現在その50年の歴史を振り返る展示を行っている。
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全国7都市の会場で計1万人の写真を展示する「“PHOTO IS”10,000人の写真展2007」が、7月6日から東京ミッドタウン内のホールで始まった。このあと9月まで各地で開催される。
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日本で初めて紹介される、フランス人写真家ジョエル・スピーバック氏の個展が都内のギャラリーで開かれている。アメリカの小さな町、メキシコの椰子の木などをモチーフに、儚さと永遠性を感じさせるイメージだ。
インクジェットで出力されたモノクローム。アメリカではアート作品でもデジタルプリントが増えてきている。
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高砂淳二氏をはじめとする、気鋭の水中・自然写真家たちの巡回展『OWS 5人の写真展~未来に残したい海~』が、7月2日(月)、東京からスタートする。会場には、息をのむような水中世界や、そこで繰り広げられる生き物たちのドラマ、約20点の作品が並べられ、写真家によるトークショーなども予定されている。
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「野生動物と人間の共存」「地球環境」をテーマに、風景や動物を撮り続けている写真作家・丹葉暁弥氏の巡回写真展『シロクマの夢』が、東京・南町田のモンベルショップ&F.O.店からスタートした。
はたしてシロクマはどんな夢を見るのだろう? (C)Akiya Tamba
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世界各地の楽園を撮り続けている作家が、今回赴いたのはハワイ。世界遺産に指定され、日本人にはもっともポピュラーな海外のリゾート地のひとつだが、作者のレンズをとおすと、これまで知らなかったスピリチュアルなハワイが顔をのぞかせる。
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写真集「夕張」で昨年の日本写真協会新人賞、写真の会賞などを受賞した写真家・風間健介氏が、6/13(水)から20(水)まで、武蔵野商工会館1F 地域情報コーナーで自らの表現の自由を訴える写真展「井の頭公園」を開催する。
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写真家の吉永マサユキ氏と森山大道氏が主宰する骨太ワークショップ「resist」の第1期が修了。その修了生が写真展、写真集で作品発表を行っているほか、有志でWebサイト「resist」の運営も始めた。
写真展「不撓不屈」は24名の表現するパワーが充満した空間だ
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現在、横浜市にある「放送ライブラリー」で行われているTBSテレビ「世界遺産」オフィシャルイベント「世界遺産写真展III」は、美しい至高の作品の数々を間近で楽しむことができる必見の写真展だ。
取材した日は平日というにもかかわらず、会場には「世界遺産ファン」が途切れなく訪れ、あらためて「世界遺産」への関心の高さが伺えた。
平日にもかかわらず訪れる人は数知れず。世界遺産の人気の高さをあらためて実感。
会場は、順路をたどると「自然」「文化」「日本」の順にカテゴリー分けされた写真が展示されており、それぞれのカテゴリーに1箇所、世界遺産の映像が流されている。
この映像、実はTBSテレビの人気番組「世界遺産」を特別に編集したもので、このイベントでしか見ることができない貴重な映像だ。ハイビジョンで放映されているその美しさはため息が出るほど。この映像を見るためだけに訪れるのもよいだろう。
ハイビジョンで放映されている、特別編集された「世界遺産」。その目で美しさを実感してもらいたい。
この「世界遺産展写真III」は全国を巡回している写真展で、写真展用としてセレクトされている写真の総数は112点。放送ライブラリーの会場では、その中からおよそ80点を展示。
セレクトされたフルセットの写真は、写真集「世界遺産写真展III」で見ることができる。
放送ライブラリーの会場で展示されている写真は80点と少し。見ごたえ十分!
また、「世界遺産」ファンが楽しみにしているというイベント、TBSテレビの制作者が語る取材裏話「世界遺産公開セミナー」を7月1日に開催。こちらは、抽選で選ばれた200名が参加できる。
このイベント、制作者と参加者の間で毎回熱い討論が繰り広げられるとか。
イベントへの応募方法は「こちら」を参照のこと。
ちなみに、放送ライブラリーには視聴ホールもあり、過去に放映されたTBSテレビの「世界遺産」の中から137本が鑑賞できるようになっている。見逃した放送があるなら、この機会に鑑賞して行こう。
世界遺産に興味があるなら、放送ライブラリーで開催されている「世界遺産写真展III」は、写真に、映像に、番組にと、1日いても飽きないお勧めのイベントだ。
■会期 ~7月8日(日) 月曜休館
■時間 午前10時~午後5時
■会場 放送ライブラリー イベントホール・映像ホール
神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内
みなとみらい線「日本大通り」駅・3番情文センター口直結
JR・市営地下鉄「関内」駅下車徒歩約10分
■入場 無料
放送ライブラリー
http://www.bpcj.or.jp/
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写真家・岩合光昭さんの写真展が、この6月に東京と名古屋で開かれる。東京で開催されるのは、新宿モノリスビル1階アトリウムでの「地球温暖化の目撃者-岩合光昭スペシャル」写真展だ。会期は6/7(木)から13(水)。開場時間は10:00から19:00で最終日は13:00まで。会期中無休。入場無料。
この写真展は「地球温暖化の現状」を岩合さんがレポートするシリーズで、ここでは昨年6月から7月にかけて撮影した写真を展示する。撮影地は北極のウェージャー・ベイで、絶滅のおそれのある野生生物にあげられたホッキョクグマを撮りに行ったのだ。
岩合さんは、今回の撮影にあたって「野生動物が悲鳴を上げているなら、その声を聞きたい」と語っていた。実際、北極に足を踏み入れると、気温は「1970年代に来たときより確実に暖かくなっている」という。ガイド役のイヌイットは「冬、氷が厚く張らないから、夏になって溶けるのが早いんだ」と語っている。
日本でもこの冬、豪雪地帯で積雪が少ない現状が指摘されていた。1年を通じて地球全体が暖かくなってきているのだろう。
岩合さんは「ホッキョクグマたちがすむ海の水と、僕らが住む周りの海の水もつながっていることを感じてほしい。そして、これらからのことを一緒に考えていけたらと思う」と語っている。
ホッキョクグマは、美しさと可愛さ、そして恐さをもつ動物だと岩合さんはいう
展示作品は、今年2月、オリンパスギャラリーで開催した写真展の作品と、未発表の作品を加えたモニターによるスライドショーを行なう計画だ。さらに6/11(月)の18:00~19:00には、会場で岩合さんを招いてギャラリートークを開催する。
参加希望者は特別ウェブサイトからの事前申込が必要で、抽選で30名を招待。申込締切は5/31の24:00まで。同サイトでは、北極ロケの様子を紹介する動画映像も公開されているので、会場に足を運ぶ前にそちらも要チェックだ。
現在、第2の撮影を準備中で、その模様は同ウェブサイトで10月頃発表される予定。そこでは新しい切り口のコンテンツも用意されるという。
地球温暖化の目撃者-岩合光昭スペシャル
http://www.olympus.co.jp/jp/gww/index.html
もうひとつの写真展は、6/13(水)から18(月)に開かれる「ふりむけば猫」だ。会場は松坂屋名古屋本店本館7階大催事場で、こちらは入場料500円(中学生以下無料)。開場時間は10:00から19:30(最終日は18:00)まで。
ここでは、写真集「きょうも、いいネコに出会えた」「地中海の猫」からの写真と、開催地である名古屋・三河のネコを加えた約130点を大判サイズのオリジナルプリントで展示する。
6/16(土)11:30と14:00~、6/17(日)11:00と13:30~にはサイン会を開催。各日10:00から、会場で写真集を購入した先着70名に整理券を配布する。問合せは松坂屋名古屋本店催事課(052-264-7481)。
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写真集に写真展、映画のスチルにCDジャケットと、独自の感性で作品を発表し続けている写真家・中野愛子氏と、広告、雑誌などジャンルを問わずに活躍している"漢"らしい写真家・藤里一郎氏がタッグを組んだ写真展、『愛子と一郎のイケテルンバ』が5月22日から開催された。
中野氏と藤里氏のタッグは3年ぶり2度目で、今回の写真展の被写体は、今もっとも注目を集める俳優のひとり「イケテツ」こと池田鉄洋さん。「イケテツ」を愛するふたりの写真家が、本気&遊び気分で企画した異色写真展。中野愛子氏が撮影した2003 年のキュートなイケテツ、藤里一郎氏が撮影した2007 年春のエロスなイケテツ。
イケテツファンもそうでない人も、愛してやまない人もコワイモノ見たさの人も、是非、会場に足を運んでみよう。
おふたりの写真をぜひ、という依頼に快諾していただいた、写真家の中野愛子さん(左)と藤里一郎さん(右)。ふたり並ぶと、まるでミュージシャンのよう。
「期が満ちたと言わんばかりに、イケテツを愛する人々の運命の糸が急速に絡まり実現した展覧会です。イケテツを愛する方は勿論、イケテツ既知の方・未知の方を問わず、乞う御期待ください。展覧会オリジナル音楽CDも製作中です☆」と中野さん。
写真展は5月28日まで。26日には『池田鉄洋サイン会&ミニ・トークショー』も開催される。
写真家・中野愛子さん
ファインダー越しの一目惚れが必殺技の写真家。個展を精力的に開催するほか、藤原竜也『persona』、伴都美子(ex. Do As Infinity)『SUMMER DAYS』、矢口真里(ex.モーニング娘。)『ヤグチ』などの写真集や、『NANA』『NANA2』『7月24日通りのクリスマス』『奇妙なサーカス』などの映画のスチール写真、広告、雑誌、CDジャケット、大学講師、審査員など、その活動の場は多岐に渡る。
オフィシャルサイト
http://www.wormwheel.com/gallerysyrup/
写真家・藤里一郎さん
男っぷりのよい写真、匂い立つエロス溢れる写真を撮る当代随一の写真家。大倉舜二氏に師事、96年独立。個展、WEB、広告、雑誌など、ジャンルを問わず作品を発表。代表作『REAL 錆びない、鋼鉄』『夢野ひなた FINAL2006.3.20』、伊坂幸太郎『死神の精度』、森沢明夫『ラストサムライ』他。 04年、アートユニット・ATG unlimited結成。格闘家・武田幸三オフィシャルフォトグラファー。
オフィシャルサイト
http://www.fuky.net/
俳優・池田鉄洋さん
気持ち悪いけどなぜか見てしまう、そんな独特の存在感が魅力の俳優。「小劇場」と呼ばれるジャンルで舞台活動を続け、ドラマ、映画などにも多数出演。劇団『猫のホテル』所属。コントユニット『表現・さわやか』作・演出・主宰。舞台『マイロックンロールスター』『労働者M』、ドラマ『純情きらり』『医龍』『ヒミツの花園』、映画『トリック劇場版2』など多数。
猫のホテルオフィシャル・サイト
http://www.nekohote.com
『池田鉄洋サイン会&ミニ・トークショー』開催
日程:5月26日(土)
場所:ラップネットシップギャラリー内
時間:第一回16:30~18;00 / 第二回18:30~20:00
定員:各回30名(要整理券。完全入れ替え制)
参加方法:当日の朝11:00からラップネットシップ受付にてグッズ(300円~)を購入した参加希望者に、先着60名様で整理券を配布(整理券がなくなり次第、配布終了)。整理券はひとり1枚で、知人、友人などの複数の整理券は受け取れないので注意すること。
なお、5月26日(土)16:30~18:00・18:30~20:00は『サイン会&ミニ・トークショー』への参加者のみの入場となる。
会場 LAPNET SHIP
http://www.lapnet.jp
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6/1(金)は写真の日。写真ファンならば、よもやお忘れではあるまい。
この日、大阪のBEATS GALLERY(ビーツギャラリー)では、一般公募展「私の6月1日展」を開催する。このイベントは、参加者がレンズ付フィルムを使って2007/6/1を撮影する。その写した27枚をベタ焼きにして、6/24~7/1にビーツギャラリーで展示するのだ。
昨年の公募展の模様。27枚すべてをベタ焼きにして展示する。撮った本人も写真展当日、初めて自分の作品を見るのだ!
レンズ付フィルムは、申し込み時に参加者に渡される。撮影は「6/1に行なう」ことが条件なだけで、何をどこで撮ろうがそれぞれの自由。撮影済みのレンズ付フィルムはギャラリー側で現像、プリント、そして展示まで行なう。
要するに、撮影した本人も、写真展が始まるまで何がどう写っているか分からないのだ。撮ったらすぐ確認できるデジタル時代に、実に銀塩ライクな催しといえる。
このギャラリーは岡島慎一郎さんをはじめとする写真家が運営する自主ギャラリーで、2001/7/7にオープン。現在、11名のメンバーにより企画展を中心に運営している。このイベントは2004年から始められ、今年で3回目。
「レンズ付フィルムを使うのは、参加者全員がカメラに頼ることなく、同じ条件で撮影できるためです」と、ギャラリーメンバーの上田ナオコさんは説明する。
前回は約70名を越す参加者があり、大いに盛り上がったようだ。参加者はプロカメラマンと学生、会社員がほぼ同数ずつ。初めて写真展に参加する人、個展を開いたことのある人など、さまざまだ。
「レンズ付フィルムだからピントも露出も、構図も考えないで自由に撮れる。あっと思った瞬間にシャッターを押す。久しぶりに写真を撮ることを心から楽しめた」とは、ある参加者の感想。
7/1(日)は13:00~18:00まで会場でパーティを行なう。出展参加料は4000円、パーティ参加費は1000円。郵送でのやり取りも可能なので、心が動いた方はギャラリーに問合せを(Webページ参照)。
なお、この時期東京で開かれる東京写真月間に呼応し、大阪でも02年より「大阪写真月間」をスタートさせている。大阪ニコンサロンでは5/24(木)~29(火)に「写真家150人の一坪展」を開く。このほか「高校生の写真一坪展」や「市民参加型シンポジウム」など関連イベントも開催予定だ。
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「生態系から見た地球」をテーマに、ハイレベルな作品を発表し続ける水越武氏。
現在、東京都写真美術館で開催されている写真展「大地への想い」では、40年にわたる作家活動の中から厳選された200点が展示されています。とくに、一切のムダをそぎ落とした厳しい構図のモノクロの山岳作品は必見です。
水越武氏写真展「大地への想い」は、7月1日まで開催。なお、5月19日、5月20日、6月16日、6月17日は午後2時より、水越氏本人が展示作品の解説を行う予定。
初日のオープニングパーティ会場での水越武氏(右)。左は写真家の八木祥光氏。
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フランスの出版社より、森山大道さんの写真集『SOLITUDE DE L'OEIL 眼の孤独』が刊行される。
ただし、写真集といってもオリジナルカラープリント6点からなるもので、美術館と愛書家向けに制作された限定40部の豪華本だ。
一般人には縁遠い話と思うなかれ。その実物を展示、販売する写真展が、東京の丸善日本橋店で5/17(木)から23(水)に開かれるのだ。写真展ではその写真集からの作品を中心に展示構成するほか、森山さんの著書約17点の展示販売も行なう。
写真集に収められるプリントは、各葉にサインとエディションナンバーが入れられるほか、フランスの前衛詩人、ミシェル・ビュルトーの詩が添えられているという。
この会場では、限定40部のうち、数部を取り寄せ、販売も行なう。
丸善担当者によると、気になる写真集のお値段は「現在の予想実勢価格は900,000円ぐらい」だそうだ。期間は1週間と短いが、興味をそそる価格である。
さらに会期2日目の18日(金)には、同じ会場で作者によるサイン会も行なわれる。ぜひサインがほしい、という人には本書のためのポスターがオススメ。
森山さんの手になるポスターで、現在、鋭意制作中とか。価格は未定だが、お手ごろな設定がされるはずだ。
現在、スペインのアンダルシア現代美術センターで、近作約320点を展示する「森山大道回顧展 1965~現在」が開催されており、同展はケルンで巡回展示予定。
日本では、来年5月に東京都写真美術館で大規模な展覧会が企画されており、ますます国内外で森山大道さんへの注目度は高まっていきそうだ。
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森山大道さんの魅力はプリントでこそ伝わる。ぜひ、自分の眼で確かめてみよう。 |
写真展は丸善・日本橋店3Fギャラリーで。
営業時間は9時30分から20時30分。最終日は17時まで。サイン会は18時から20時まで。
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来月から東京は、「東京写真月間2007」に突入する。そう、都内のフォトギャラリーを中心に、写真を楽しむイベントが集中して展開されるのだ。
そして普段、フォトギャラリーは写真を見に行く場所だが、この期間は気軽に自分が作品を出品できる場も用意されている。
作品を見せる場は、5/26(土)から29(火)に新宿パークタワー ギャラリー3・オープンデッキギャラリーで開かれる「1000人の写真展 わたしのこの1枚」だ。ここでは所定の展示ボードを1,000円で購入するだけで参加の権利が得られる。
さらに今回は、TOKYO FMの特別協力が得られたことで、同局に出演するアーティストやDJが16名参加するという。例年以上に参加することが楽しいイベントになりそうだ。
ボードの購入場所など、詳しくは日本写真協会のウェブサイトをチェックしてほしい。
写真展に関してはふたつのテーマを掲げた。
ひとつは「東京の肖像」で、3つの写真展が組まれている。
そのなかで、ペンタックスフォーラムで開かれるハービー・山口写真展「my favorite faces」では、作者を招いたトークショーを行なう。参加希望者は同フォーラムまで予約するべし。
参加は無料で、定員100名(先着順)となる。トークショーは写真展会期中の5/26(土)14時から15時半まで。
ハービー・山口写真展「my favorite faces」より=5/18(金)~31(木):ペンタックスフォーラム
もうひとつのテーマは、「インド」。
毎年『アジアの写真家たち』と銘打ち、海外の写真家の作品を紹介しているが、今年は日印交流年ということで、インドの写真家の写真展を5つのギャラリーで行なう。
今も昔も日本人旅行者を深く魅了する国のひとつだが、そこに住む人にインドはどう写っているのか、興味深い。
そのひとつであるコニカミノルタプラザでは、招待作家であるパラシャント・パンジェールのスライド上映と講演を行なう。開催日は5/29(月)。
この講演は、雑誌DAYS JAPAN誌が同日から開く写真展の併催行事として実施するもので、同氏はここで発表される『第3回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞』で審査員特別賞を受賞しているのだ。
パラシャント・パンジェール写真展「貴族&庶民」より=5/19(土)~28(月):コニカミノルタプラザ
「インド 輝き・彩り」写真展より (c)Sudharak Olwe=5/31(木)~6/6(水):キヤノンギャラリー銀座
同展期間中は、そのほかにも土日にはイベントが目白押しなので、同プラザウェブサイトを確認しておこう。いずれも参加は無料。当日は約40名分の席が設けられ、先着順に入場できる。
春日昌昭写真展「TOKYO・1963-1966」より=6/1(金)~7(木):富士フイルムフォトサロン(六本木・東京ミッドタウン内)
さらに銀座ニコンサロンでも、6/2(土)に写真展開催中の作家スベンダー・チャダジーを招きフォトセミナーを開く。
彼は人権開放運動家でもあり、同展ではある州の解放闘争の推移を記録した写真を紹介する。
このほか、日本写真月間の趣旨に賛同するギャラリーや画廊が催しを行なう。日本写真協会が発行する「東京写真月間リーフレット」を参考に写真を存分に楽しもう。
詳しくは同協会(電話03・5276・3585)へ。
日本写真協会
http://www.psj.or.jp/
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写真家・今岡昌子さんの巡回展「中国の緑と人びと」がスタートした。
東京展は、すでにお知らせしたとおり、メトロポリス東京を一望できる地上45階、東京都庁第一本庁舎・南展望室の一角で行なわれている。それだけに、写真展のスペースには、外国からの観光客や修学旅行らしき中学生の姿も。そんななか、今岡さんご本人にコメントをいただいた。
【動画レポート①】
Q.撮影のいきさつとその狙いは何ですか?
今回の主要テーマは、急速な経済発展とともに、森林伐採や砂漠化などの環境破壊が深刻化する中国で、地道な緑化関連事業に取り組む現地の人びとやその暮らしぶりだ。限られた取材期間とはいえ、国際協力機構(JICA)スタッフのサポートもあり、「濃密な撮影が行なえました」と今岡さんはふり返る。
【動画レポート②】
Q.印象に残る撮影のエピソードを教えてください
撮影で心がけていたのは、「できるだけ彼らの“日常”を狙う」こと。とくに子どもたちは、カメラを手にした外国人(今岡さん)が目の前にいるというだけで非日常であり、ふだんの表情とは異なったものになりがちだ。ときには、自分の存在感を薄めたり、逆に彼らの輪の中に飛び込むことも必要なのだろう…。
【動画レポート③】
Q.撮影に使用したカメラについて
今回の撮影では、おもにニコンD200とオリンパスE-1を使用した今岡さん。シチュエーションで使い分け、ズームレンズを装着することで、レンズ交換を最低限に抑えるなど、ダスト対策にはいつも以上に気を遣ったという。どんなジャンルだろうと、写真家にとってカメラやレンズは、「表現のための大切なツール」だ。
●
展示はカラー34点。JICAの記録写真という重要な役割を担いながら、そこには今岡さんならではの“やさしいまなざし”が感じられる。けっして中国だけの問題ではなく、人類にとって地球環境そのものが最大のインフラである現実も気づかせてくれる作品群……必見です!
■今岡昌子巡回写真展
『中国の緑と人びと~The Greening of CHINA~』
[東京展]
2007年4月18日(水)~24日(火)
9時30分~17時 (会期中無休。最終日16時まで) 入場無料
東京都庁 第1本庁舎南棟45階 南展望室
[横浜展]
2007年4月28日(土)~6月3日(日)
10時~18時(入館17時30分まで) 入場無料
JICA横浜ギャラリー(JICA横浜1階)
〒231-0001神奈川県横浜市中区新港2-3-1
《スライドトークショー》
5月27日(日)14時~16時
場所:会議室1 (40名程度、ギャラリー横)料金:無料
講演者:今岡昌子さん(写真家)
インタビュアー:鍛冶澤千重子さん(JICA総務部広報室)
[石川展]
6月6日(水)~8月18日(土)
13時~19時 入場無料
JICA北陸 JICAプラザ
〒920-0853 石川県金沢市本町1-5-3リファーレ1階
休館日:日・月・祝
※併設で、草の根技術協力のアラシャン盟の写真も展示予定。
この他、8月には帯広で開催予定。
独立行政法人 国際協力機構 http://www.jica.go.jp
今岡昌子さんHP http://www.re-birth.net
http://fotologue.jp/masakoimaoka/
※この動画は、三洋電機のザクティDMX-CG65で撮影しています。
http://www.sanyo-dsc.com/products/lineup/dmx_cg65/index.html
動画をご覧いただくためには、無料のAdobe Flash Playerが必要です。動画が再生されない場合は、こちらから最新のプレイヤーをダウンロードしてください。
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東京都庁の第一本庁舎南塔45階に入場無料の展望台があるのをご存知だろうか。地上202mから東京、そして関東平野を見渡せるビュースポットなのだ。さらに多くの来場者を集めるこの展望台の一角は、イベントや展示会などに一般に開放されている。
その場所を利用して、4/18(水)から24(火)まで、今岡昌子写真展「中国の緑と人びと」が開催される。会期中無休。開館時間は9時30分から17時まで。
今岡さんはご存知のようにアジア、イスラム圏を中心に、紛争や災害による被災地をドキュメントしてきた写真家だ。彼女の写真は厳しい現実を切り取りながらも、美しさを失わず、その被写体からは生きる希望が伝わってくる。
今回は、急激な変貌を遂げている中国において、緑化に取り組む人びとを追っている。同国でも経済の繁栄と引き換えに、自然破壊が進み、その現実に目を背けられなくなってきたのだ。四川省の山岳地帯では、失われた森を復活させるべく、活動が始められている。
作者は2004年と2006年に新疆ウイグル地区、北京市内、そして四川省の内モンゴル自治区アラシャン盟、涼山イ族自治州、成都市を取材してきた。ここでは未発表の作品32点を含む34点を展示する。
「今回は環境がテーマですが、人物やスナップをメインにしました。被災地をテーマとしながら人々の暮らしぶりを追う手法と同様です」と今岡さんは言う。ドキュメンタリーにおいて、常に人は重要なモチーフなのだが、その人への視点の置き方が彼女の写真に独自の世界観をもたらしているのだろう。
今回の写真展の主催は開発途上国への援助活動を行なうJICA(国際協力機構)。不特定多数の人に写真を見てもらうために、この場所で写真展を開くことを決めた。写真家としては多くの人に見てもらえる場である反面、足を止めさせることが難しい環境でもある。
「以前、愛知万博の会場でこうしたフリースペースを使って展示をしたことがあります。小学生の団体が来たとき、関心のない子はさっさと去り、興味を持った子は時間をかけてじっくりと見てくれました。そのなかにはハッとするような意見を話してくれた子もいました」
だからこの会場でも、いつもの展示を心がけて空間づくりをするという。メトロポリス東京を眼下に臨みながら見る写真は、どんな感興を与えてくれるのか。楽しみな展示の一つだ。
ちなみにこの展示室の貸しスペースは東、南、西側に3ヵ所あり、それぞれ約64㎡(約19坪)ある。利用料はワンスペース6,318円/日で、最長1週間まで。申込みは6ヵ月前から行なっている。
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フォトギャラリーで時折、「ギャラリートーク」というイベントが開かれているが、出席したことはありますか? そこは出展作家が自らの作品を語る場であり、写真家の『生の意見』が聞けるのだ。
そんな一例として、4/7(土)に東京・四谷にあるRoonee 247photographyで行なわれた写真家・風間健介さんのトークショーと懇親会の模様をお知らせしよう。写真展は風間さんが撮り続けてきた北海道・夕張の炭鉱跡と、そこに住む人々を撮影した作品で構成したものだ。
会場の入り口にこんな貼り紙が。
読売新聞と東京新聞にこの写真展が記事として取り上げられたこともあって、「会期中、途切れることなく来場者があった」と風間さん、まずはほっとした表情を浮かべていた。当初、会期が都知事選と重なったことでの影響を心配していたのだ。
トークショーの来場者も上々で、会場はほぼ満席。ここでの話題は「夕張について」と「写真家として生きることについて」だった。
ギャラリーへの通路壁からずらりとプリントが並ぶ。
炭鉱遺産について、彼の考え方の基本は「否定される過去ではなく、負の遺産では決してない」ということ。夕張炭鉱には日本の基幹産業があり、働き甲斐のある職場として多くの労働者が集まってきた。それが廃坑となったことで、負の遺産として切り捨ててしまうことは、その街の歴史を否定することであり、そこに生きてきた人のプライドを踏みにじる行為なのだ。そんな街から希望や活力が生まれるだろうか。
「炭鉱の街は美しい。廃墟ではない。だからその美しさを撮ってきました」と風間さんは言う。
懇親会では飲み物を片手に自由に語り合う。
参加者のある男性は「『固定観念をなくせ』という風間さんの指摘にハッとさせられた」という。また北海道出身の女性も、自分が行ったこともない夕張を周囲の話から色眼鏡で見ていたことが分かったと話す。そして彼女は「話のなかで、今の子どもたちはどんな表情をしていますかと問いかけられて、自分の眼で見ていないことがたくさんあることに初めて気づかされました」とも言っていた。
トークショー後の懇親会では、作品を見ながら、この日初めて会った同士が会話を弾ませていた。この展示では、4つの壁面にびっしりプリントを並べる手法をとっていたので、「作品を並べる時に、何を重視して選んでいるのか」を作者に聞いてみると、
「壁ごとに物語を感じさせるまとまりを考えて、その中から黒と白のバランスがしっくりとなるように配置を考えた」と答えてくれた。たくさんのプリントが並びながら、どれもがうるさく主張せず、静かに見ていられるのは、その調和がとれているからなのだろう。
ギャラリーに併設したスペースでも話の輪が広がる。
4/22(日)にはキヤノンギャラリーSで高梨豊さんのトークショー(申込みはキヤノンホームページから)が開かれるほか、新宿ニコンサロンでも5/5(土)に若手写真家のギャラリートークが行なわれる。フォトギャラリーには新しい発見の種が埋まっているから、大いに活用しよう。
風間健介
http://www2.ocn.ne.jp/~kazama/
キヤノンギャラリーS
http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/index.html
新宿ニコンサロン
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/index.htm
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東京・品川のキヤノンSタワー2階オープンギャラリーは通路型ギャラリーであり、その長さは約30mに及ぶ。その壁面を1枚のプリントでいっぱいにする写真展が開かれる。4/19(木)から5/17(木)まで行なわれる日本建築写真家協会写真展「銀座ジャック←品川で銀ぶら→」だ。
プリントの縦長はおよそ1m。まさにこのギャラリーに最適の作品だ!
拡大してみるとこのような写真になっている。しかし、ぜひ品川へ足を運んで実物の迫力を感じてほしい。
撮影のエピソードは『CAPA10月号』のニュースジャーナル欄で紹介したので、ご記憶の方もいるかもしれない。同協会は発足5周年記念事業として、東京・銀座の中央通りを写真で再現すべく、1丁目から8丁目まで撮影したのだ。
この通りを選んだのは「オフィスビルと、美しく飾られたショーウインドーが混在した」日本有数の街並みだから。昼間の撮影は道に車の姿がない歩行者天国の時間内に行ない、夕景はオフィスビルの灯りがあるウイークデイに撮影した。
建築写真家として「より建築的な立面として撮影する」ことを目指し、有志による数回のテスト撮影を経て、8月に本番を敢行。夕景は21名、昼間の撮影は45名の写真家が参加したという。
参加者全員が6×9カメラを構え、横一列にずらりと並び同時にシャッターを切る。最終的に1枚の大パノラマ写真にするため、全員が揃えた条件は「ピントグラスのセンターを地面から1.6mに合わせ、仰角は28度、歩道の縁石から1mから撮影する」というものだ。
通りの全長は約1kmあり、総カット数は100カット前後。昼間の撮影で2回、夕景では5回ほど、並んで撮影を繰り返したことになる。企画立案から3年の歳月を要し、ようやく品川に銀座の昼と夜の街並みが同時に楽しめる空間が誕生する。
5/12(土)の14時から15時には、同協会の会員が撮影時の「ここだけの話」を語る。参加費、事前申込みは不要なので、気軽に参加しよう。
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在米24年のナチュラリスト、小池清通さんのプロ写真家デビュー展「大砂丘の声」が3月30日から富士フォトサロン東京(銀座)で始まった。この機会に帰国した小池さんに展示準備中の写真展会場で会った。
「写真展の会場で皆さんとお話できる機会をもちたい」と小池さん。(展示準備中の富士フォトサロン東京で、3月29日撮影)
「今回の個展開催に至るまでには、数多くの出会いがありました。振り返ってみると、不思議な流れが続いてきています。」
出会いや流れを大切にする。何か見えないものの力が働いているように思えるからだ。それは小池さんが撮り続けている砂漠という大自然にもある。目の前に広がる広大な砂丘を撮影しても、ふと、それまで見えていなかった光景に気付くことがあるという。
「大砂丘の声」より作品№40/息吹すら感じる砂紋
「なんで砂漠なんて撮るのか?」
一見、地味な被写体を追う小池さんに素朴な質問も聞こえてくる。しかし、作品は砂漠の豊かな表情を見事に再現している。夕日に照らされた広大な砂丘が1枚の花びらのように輝く。風に刻まれた砂紋が息をしているように見える。砂丘はこんなにも美しいのか。そう思わせる。
「自然は尊厳と畏怖の気持ちを持って訪れる者に、必ず何かを魅せてくれます。」という小池さん。先人たちが尊び、恐れ敬ってきた自然観を取り戻したいと考えている。
「大砂丘の声」より作品№08(名古屋会場のみの展示作品)砂丘に舞い落ちた大きな花びらのように見える。
「感性という自然につながる本能のレベルで相対することによって多くの場で私が見て感じて魅せられた状況を、その時々の『気』の入った作品として感じていただければ、偉大な自然に対しての賛美となり、同時に皆さんの新しい目覚めの時になることでしょう。装信じています。」
砂丘の声が聞こえてくればナチュラリストに仲間入りだ。写真展は4月5日まで開催後、4月13日から18日まで富士フォトサロン名古屋(伏見)で開催される。
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3/26(月)に盛大に執り行なわれた「FUJIFILM SQUARE」のオープニングセレモニー。そこに集まった日本を代表する写真家の方々の近況報告第2弾。今回は相原正明さん、榎並悦子さん、藤井秀樹さん、広川泰士さん、石橋睦美さんです。
相原正明さんはモノクロポートレートの制作に意欲
←手には富士の「クラッセW」。昨年はFinePix S5 Proの開発に協力していたという。
相原正明さんはオーストラリアを壮大なスケールで再現する風景写真家の一人。日豪を行き来する生活で、先々週、オーストラリアから戻ったという。
9月からタスマニアにあるウィルダネスギャラリーで2度目の個展を開くことが決まり、その準備もあって行っていたのだ。展示する作品はオーストラリアを中心にした風景をパノラマで切り取ったもので、縦位置のイメージを掛け軸を使って展示する予定。
「『Mother Earth/風林光山』のタイトルで、昨年、フォトキナで展示した20点と、新作を加えて70点ほどを発表します」
このギャラリーはヨーロッパやアジアからの観光客が多く、日本よりもプリントを購入する人が多い。来場者が少なかったり、プリントに人気がなければ、会期も早く打ち切られるし、当然、次の開催はない場所なのだ。
今、もうひとつ考えていることは『モノクロームによるポートレート作品』をまとめること。「風景だけを撮っている写真家と思われるのもいやだし、海外ではモノクロの人物を撮れないと評価されない。アンセル・アダムスだってポートレートを撮っているしね」と言って笑う。
もちろん相原さん自身、これまでもポートレートを撮っているが、発表したことはない。どんな被写体をどのように表現するのか、楽しみな話題だ。
およそ10年間で撮った作品をまとめる
←8/27からキヤノンギャラリーSで個展を開く榎並悦子さん。
会場が賑わうにつれて、なぜか追い立てられるような気分になるから不思議だ。と、そこにちょうど話を終えた榎並悦子さんを発見。榎並さんは昨年、アメリカ社会で暮らす小人症の人々を記録した「Little People」で講談社出版文化賞を受賞している。
今年は8/27(月)から品川のキヤノンギャラリーSで写真展「おわら風の盆」を開くという。題材は富山県八尾市の民謡行事で、元禄時代からの歴史がある。前夜祭などのイベントもあるが、本番は毎年9/1からの3日間だ。8月の写真展では、これまで10年ぐらいに撮ってきた写真をまとめるという。
写真展会場はクッキー屋の2階?

←カンボジアと日本で3つの写真展を開く藤井秀樹さん。
と、そこに喫煙所へ向かう藤井秀樹さんを見つけ、同行。「孫ができて同居することになって、タバコをやめなくちゃいけないんだよ」と言いながらスモーキングルームへ入る。
藤井さんは今度、カンボジアで写真展を開くという。クッキー屋さんの2階で、良い空間なんだそうだ。開店したばかりでお客の入りが今ひとつなことから、ひとはだ脱ぐことになったらしい。藤井さんが、彼の地で戦禍に苦しむ子どもたちを援助しているのは知られているが、現地の人に深く信頼されていることが分かるエピソードだ。
日本でも4/4(水)から新宿のエプサイトで「花-神秘の魅惑」と題した2人展が開かれるほか、銀座・キヤノンギャラリーで5/17(木)より個展を開く。いずれもフィルムで撮った作品をスキャニングしてインクジェットで出力する。
「10年ぐらい前からインクジェットプリンターは使い始めていたんだよ。息子がブライダル写真を撮っていて、あそこはフルデジタルだから、難しいことは彼にお任せだけどね」
フィルム100%の広告&写真作家広川泰士さん
←「内緒だよ」と教えてくれた新しいテーマは都市近郊だ。
広川泰士さんはいまだに撮影は100%フィルムという広告写真家だ。瀧本幹也さん、平間至さん、藤井保さんと4名で、銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさを提案するプロジェクト「ゼラチンシルバーセッション」を行なっている。
最近は「内緒だけど」と教えてくれたのが「都会周りの光景を撮っている」という。建物を壊している現場や、作っているところだったり、人間と自然の関わりが気になるそうだ。
「8×10のカメラで、フィルムはカラー。これまではコンセプトを決めて撮り始めることが多かったけど、今は素材を集めている感じかな。興味のあるものを撮っていくうちに、そのうち整理がついて、何かが見えてくるんじゃないかと思う」
広川さんはこれまで星の軌道と大地の姿を1枚の写真に収めた「TIMESCAPES」や、重油にまみれた海岸を記録した「OILED COAST」など、新しい視点で地球の今の姿を見せてきた。身近な都市をモチーフに、どんな世界を提示してくれるのか。
「いつできるかはまったく分からないね」というから、これは気長に待つしかない。
石橋睦美さんのこだわりぶりに改めて驚嘆
←9月に発売の写真集「神々の杜」はEOS 5Dで撮影。
ラストはレセプションが終わってから、新しくできた富士フイルムフォトギャラリーを鑑賞中にばったり出会った石橋睦美さんだ。これまでずっと森をモチーフに撮影してきた方だが、9月に平凡社より発売を予定している写真集『神々の杜』は、初めて人工物を被写体にした。
「神社と自然が融合する世界を作りたかった」という。そこで使ったカメラはデジタル一眼レフのEOS 5D。
「デジタルカメラは初めは否定派だったが、何かのきっかけでEOS 1Ds MarkⅡを借りて伊勢神宮を撮った。B全に伸ばしたら、フィルム以上に建物の質感が出ていた」
それで『神々の杜』は2年分ぐらい撮っていたが、すべてデジタルで撮り直したという。
「森林そのものはまだ4×5のフィルムで撮っています。僕が欲しい湿気感、瑞々しさはフィルムでないと出ない。同じ木でも木材になると、木目の一輪ずつをデジタルは見事に描写してくれる」
要は使い分けということですが、ここまで明確にしている写真家も珍しいですよね。2年分の写真をなしにして、撮り直してしまう。昔からこだわりの人でしたが、改めて脱帽しました。
「Professional Photographers 200展」は、こうした個性派の写真家がそれぞれ1点を出品。50音順で並べられているので、まったく違う作風の作家が並んでいたりして、意外なマッチングの楽しさも発見できるぞ。
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東京・六本木の東京ミッドタウンにオープンする「FUJIFILM SQUARE」のオープニングセレモニーと内覧会が3/26(月)に盛大に執り行なわれた。こけら落としが日本を代表する写真家200名の作品を展示する「Professional Photographers 200人展」なので、当日、会場にはトーゼン、日本を代表する写真家の大集合だ!
ということで、レセプション会場に突入し、『CAPAカメラネット』の読者に向けて、近況を語ってもらった。このエピソードを読んでから、富士フイルムフォトサロンで作品を見れば、より写真が楽しく見られるはずだ。まずは第1弾として4名(吉村和敏さん、角尾敦志さん、林義勝さん、織作峰子さん)を紹介する。
写真協会新人賞を受賞した吉村和敏さんを発見。ヨーロッパに続き、吉村さんは国内も撮り始めた。
会場に向かうエレベーター付近で声をかけられたのが吉村和敏さん。まずは日本写真協会新人賞受賞のお祝いを申し上げると、「ぎりぎりで間に合いましたよ」とひとこと。何でもこの新人賞は40歳までの年齢制限があると聞いたそうだ。昨年、受賞した尾仲浩二さんと風間健介さんは確実に大台に乗っているので、人の好い吉村さんを誰かがかついだのでしょう。
吉村さんはカナダを長く撮影し、昨年からヨーロッパにフィールドを広げてきたが、今はさらに『国内』も撮り始めたそうだ。少し前には東北に行き、先週は「大阪で仕事があったので、京都、福井、滋賀、奈良をまわってきました。3日間ですけどね」という。
この撮影はまったく発表のあてがあるものではなく、個人の作品づくり。国内の光景が気になり始めたから、気の向くままに撮り始めた。
「たくさん時間は使えませんが、撮るための旅をし始めています」
日本の中に彼が何を発見するのか。いつかは写真展として発表したいというので、それまで楽しみに待ちましょう。
現在は4/19(木)から5/9(水)まで、東京・有楽町のフォトエントランス日比谷で開かれる写真展「ブルーモーメント」の最終準備中。夜のこの一刻だけ、すべての光景が黒くつぶれずに写しだせ、そこに空の群青が加わり、印象派の絵画のような作品が生まれるという。
「カナダ、ノルウェー、スウェーデン、フランス、ドイツ、オーストリア、そして日本で、この時間帯になると外に飛び出し、写真を撮り続けてきました」と吉村さんは言う。ヨーロッパを撮影した作品を発表するのは今回が初めて。新たなシリーズがどんな形になるのか、その一端も垣間見られるはずだ。
入り口付近で角尾敦志さんを捕獲。どんどん暴れまわってほしい若手写真家の一人だ。
まずは期待の若手写真家の一人、角尾敦志さんを入り口付近で発見。角尾さんは2004年の富士フォトサロン新人賞を受賞(審査員は森山大道さん)し、昨年には寝転びギョラニストbigmouthのネームで写真集「裸の王様 アジア編」を出版した。アジアの旅空間を疾走し、虚虚実実入り乱れたマシンガントークの合間に、寝転び見上げた魚眼がリアルを捉えた一冊だ。
「bigmouthは今度は、北極から南極編を計画しています。アザラシの間で寝転び、ペンギンと一緒に氷上を寝滑りながら、撮りまくりたいのです」
現在、実現に向けてスポンサー探しに奔走中とか。それ以外の時間は?の問いかけには、「bigmouthは旅以外は寝ています」との返答だ。
角尾敦志としては7月の前後1週間、香港への撮影に向かう。富士フォトサロン新人賞の受賞作は、返還に沸く香港を撮影したスナップショットだった。あれからちょうど10年となれば、その時を目撃せずにはいられないだろう。
5月と8月に写真展を控え、多忙な林義勝さん。自らの個展に先立ち、4月には林忠彦写真展が開催。
振り向くと、ちょうど林義勝さんの歓談が一段落したようなので突撃。パーティではこのタイミングが難しいのだ。会話中に割って入れないし、時間は限られているからね。
林さんといえば、自身の作品制作と同時に、父である林忠彦さんの作品管理も手がけている。銀座の富士フォトサロンで4/20(金)から26(木)に林忠彦写真展「カストリ時代」が予定されているのでまずはその話題から。
「1980年に、写真集『カストリ時代』の発売にあわせて、父が富士フォトサロンさんで写真展を開催しました。最近、偶然、その時のプリントが発見されて、写真展の話に発展したのです」
終戦直後から1~2年のいわゆるカストリ時代と言われるころ、林忠彦氏が撮影したスナップ写真、ポートレート写真を集めたもので、ルパンで撮影した太宰治の肖像をはじめ、見ごたえのある作品が並ぶ。写真展はもちろん、その作品を収めた写真集「カストリ時代」「文士と小説のふるさと」(定価各1,980円、A5判144㌻予定、ピエ・ブックス刊)が4月上旬に発売されるので、そちらも要チェックだ。
「私も5/7(月)~15(火)に同じ銀座のコンタックスサロンで写真展『新シルクロード カシュガルから西安への旅』を予定していたので、親子で続けて写真展が開けるなんていうのは、これも何かの縁かと驚いているんですよ」
さらに8月にはコニカミノルタプラザで、京都の送り火をテーマにした写真展を開くという。林さんは『日本の龍』をテーマのひとつにしていて、空想上の動物である龍を追うことで、「見えない心の世界の写真を撮りたい」との思いが強くなっていった。そこで見つけたモチーフが送り火だった。
送り火は毎年、8/16に京都の五山で大文字、左大文字、妙法、船形、鳥居形の文字が護摩木の火で山腹に描かれる盆行事だ。昨年はこの模様を山に登り、撮影を行なった。
「今までにない写真になる。あと1~2回、京都に行き、この行事の背景を収めたら、撮影は完了となります」
どれも見逃せない写真展となりそうだ。
年齢も活動するジャンルもまったく違うこの2人、大西みつぐ(左)さんと水谷たかひとさんが談笑中。師弟が卒業後、ばったりと邂逅の図。
と、会場の一角でにぎやかな笑い声がするので、目を向けると異色の顔合わせを発見したので、早速、突撃する。ご近所写真家を標榜する大西みつぐさんと、スポーツカメラマンの水谷たかひとさんだ。このお二人の接点が見えず、「どーゆー関係なの?」とまずお聞きすると、笑いながら「教え子だったんだよ」と大西さん。
東京綜合写真専門学校の麗しき師弟なのだ。卒業以来といっていい邂逅に、話が弾んでいたようだ。「怖い先生でした」と水谷さんが言うと、「彼の遊び好きは天下一品だったね」と大西さんが返す。
「いや~、彼を見たら、自分が改めて歳をとったのを感じた」と嬉しそうに話し、冗談の応酬を二言三言すると、「いやいや、どうもどうも」と言いながら、二人はサッと身を翻したのでした。去り際が鮮やかだと感心している私は、次の瞬間、近況を聞き忘れたことに気づいたのでした。
スイスはこの首からかけた「クラッセW」と、ニコンD2Xで撮影するという織作峰子さん。織作さんは画家になりたかった夢が少し満たされたコラボ展開催中。
と、そこに談笑中の輪にいる織作峰子さんを見つけ、多少強引ながらご挨拶。すると織作さんは「私は最初、画家になりたかったの」と唐突な爆弾発言。そんな思いを披瀝したのは、日本画の師である木村圭吾さんとコラボレーション展「さくら讃歌」が実現したからだったようだ。同展では昨春、岡山から福島まで一期一会の桜と出会いにロケを行ない、制作した日本画と写真を発表している。
場所は静岡県の木村圭吾さくら美術館(℡055-989-8785)で、会期は5/15(火)まで。同美術館があるクレマチスの丘はビュフェ美術館、ヴァンジ彫刻庭園美術館や井上靖文学館などがあるアート密度の高い場所だ。
作品制作では近々、スイスへロケに行くという。スイスは3年ほど前から撮り始めていて、9/19(金)~24(月)に博多大丸で個展が控えている。昨年、発表した写真集「MY SWITZERLAND」では旅人の視点でスナップ作品をまとめたが、今回は真っ向からスイスに取り組む。
「絶景を撮ってくるわ」と笑いながら意気込みを覗かせていた。このほかにもパリの中心部であるマレー地区のギャラリーで展覧会を開く予定もある。作品は花をモチーフにした「DIMENSIONS」を展示するそうだ。
木村圭吾さくら美術館
http://www.kimurakeigo-sakuramuseum.jp/
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ページを開くと、白い美術館が目の前に登場し、吸い込まれるようにエントランスへいざなわれる。昨日(3/26)、オープンした「富士フイルム ウェブ写真美術館&ショップ」だ。
そこには著名な日本人写真家の名作を展示する「Photo Artist Gallery」と、写真愛好家とプロ写真家の作品を紹介する「Premium Gallery」の二つの空間がしつらえられている。もちろん入場は無料で、休館日なしで24時間いつでも鑑賞できる。
実際に美術館を訪れたかのような雰囲気にさせてくれる入口のページ
「Photo Artist Gallery」に入ると、風景、広告、ドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの作家30名の作品が所蔵されている。現在、活躍中の写真家では相原正明さん、浅井愼平さん、久保田博二さん、竹内敏信さん、立木義浩さん、田沼武能さん、中村征夫さん、野町和嘉さん、林義勝さん、吉野信さんら22名で、物故作家は秋山庄太郎さん、岩宮武二さん、林忠彦さん、星野道夫さん、前田真三さん、緑川洋一さん、横須賀功光さんら8名だ。
所蔵作品の点数は作家によっていろいろだが、10数点から数十点程度。さらに作家によっては、そのままプリントの購入も申し込める。サイズはハガキサイズから六切、四切、半切が選べ、ハガキサイズ以外はフレームの有り無しもチョイスできる。気になる価格はハガキサイズ(スタンド付き)で4,515円、半切のプリントのみで36,540円。
作家ごとの作品展示とともに、企画展も行い、第1弾は『桜』がテーマだ。所蔵作家から桜の名作をセレクトしてある。
写真愛好家の写真が展示してある「Premium Gallery」
「Premium Gallery」は、同美術館の企画展とともに、富士フォトサロンで開催された作品展を紹介していく。展示期間が終わっても、この美術館に足を運べばいつでも見られるわけだ。現在は、全国で約900名の会員を擁する花写真のグループ「花の会」展を開催中。
企画展は「富士フイルムフォトコンテスト2006」と、世界遺産の日本、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカを実施中。世界遺産の作品はクレジットはないが、すべてプロ写真家の手によるものだ。
「富士フォトサロンで開かれた写真展から、良い写真展をピックアップして掲載していくことも続けていきますが、メインはウェブ写真美術館で公募した作品による展示と考えています」と、同美術館担当の富士フイルム新規事業開発本部・青谷賢一郎さんは話す。多くの人がいつでも鑑賞できるウェブ美術館の役割も大切だが、独自の美術館としての展開、魅力を作り上げていくことが重要だと考えているからだ。
その流れを作る第1弾がオープニング記念で募集を始めた「美しい地球フォトコンテスト」だ。『美しい地球の姿を写真で残す』ことをテーマに、空、水、緑、花の4部門で作品を募集している。作品はプリントか、ウェブサイトからも5月以降には応募できるようになる。グランプリ1点には賞金30万円が贈られるほか、計65点の入賞作品を選ぶ。
「ウェブサイトならではの新しい楽しさを加えて、8月上旬に発表展を行ないます」という。
両ギャラリーで所蔵作家を増やしながら、独自の美術館としての魅力的な展示会を充実させていく。ここだけの話だが、「Photo Artist Gallery」では近々、真島満秀さん、和田昌宏さん、藤田一咲さんが所蔵作家に入るという。今夜はグラスを傾けながら、富士ウェブ写真美術館を訪れ、コンテストに出す作品プランを練るというのが良いのではないでしょうか。
作品応募はプリントかウェブで、6/30締切り
富士ウェブ写真美術館
http://www.fujifilmmuseum.com/
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写真ファンを一人でも増やしたい。写真家であれば持っている共通の思いであり、その実現に向けて誰しもが何らかの活動を行っているはず。4/3(火)から8(日)に、東京・四谷四丁目のRoonee 247Photograpyで写真展「夕張」を開く風間健介さんもその一人だ。
風間さんは2005年8月に出版した写真集「夕張」で、日本写真協会新人賞、写真の会賞、地方出版文化功労賞(奨励賞)をトリプル受賞した。その美しいモノクローム表現と、夕張炭鉱を見つめる透徹な視点が高く評価されたのだ。
彼は約16年間を夕張に暮らしていたが、その間は自宅の1階をギャラリーにして作品を展示したり、東川町のフォトフェスタではボランティアとして数年間、参加している。活動のサポートと、ゲリラ的な写真展示を試みてきたのだ。ちなみに、その自宅ギャラリーには、旅行中だったハービー・山口さんが偶然、訪れたこともあるという。
シークレット写真展での風間さん(中央)。写真が好きという若い参加者も多数いた。
昨年から東京に居を移したが、住まいと決めたのは三鷹市。そばにある井の頭公園は都内で唯一、自由に販売行為を行える公園であり、そこで自分のプリントを売ろうと考えたのだ。
「写真ギャラリーに来てくれるのは、どうしても写真に関心のある一部の人。であるなら、こちらが一般の人の中に入っていくしかないと考えた」
その価格も六切RCペーパーで1,000円、バライタ大四切で10,000円と決めた。初めて写真プリントを買う人が衝動買いできる額を重視したのだ。一般的な『相場』から言えば破格値であり、非難がでることも承知の上。
「清水沢発電所」(c)風間健介
使用カメラはペンタの67でレンズは55ミリ。絞り11でバルブ。フィルムは ネオパンFに、NDフィルターと赤フィルター使用。
それが昨年暮、公園側は新しいルールを作り、自由な販売を禁止し、事前登録制(有料)にしてしまった。健全なアート活動の実現という名目による規制だ。販売価格は5,000円までで、使えるのは土日のみ(さらに桜の開花時期は約1ヵ月使用禁止というから、出展者からみたら踏んだりけったりである)。そのうえ、一人が使える面積は1.5×1mと、何が展示できるのかと思うぐらい狭いスペースしか使えない。。
「非常識な出展者も多く、登録制の趣旨はわかります。ただ実際は単なる無意味な規制にしかなっていません」と、登録制以後、出展した経験を踏まえて風間さんは嘆く。
そんなこともあり、彼は今年の年初、自宅をギャラリーとして開放する「シークレット写真展」を開いている。招待客は知人だけでなく、自らのホームページでも参加者を募った。今ある環境の中で、少しでも状況を良くしていきたいという気持の表れだ。
公園での活動が難しくなった今、まずはギャラリーでの販売に力を入れていく。今回の写真展はそのキックオフでもある。
この個展では200点ほどのプリントを壁一面に並べるという。水戸のギャラリーで行い好評だった展示だ。
会期中の4/7(土)18:00からは会場で懇親会(トークショー)を開く。これまで出席してきたオープニングパーティでは、主役となる写真家と個々の出席者が交流するだけで、参加者同士の会話までつながらないケースが多かったという。
「鳥取での地方出版文化功労賞の授賞式では、酒抜きの懇親会があり、二次会があった。それがとても良かったので、早速、使わせてもらうことにしました」
ちなみに風間さんはとてもお酒が好きな方です。その人が酒抜きの懇親会の意義を語るのですから、相当、良い方法なのだと思われます。写真について考えたい人、またフォトギャラリーに足を運んだことのない人は、ぜひ参加を。懇親会の参加は無料だが、会場の都合によりRooneeへ申し込みを。定員30名。
Roonee 247Photograpy
http://www.roonee.com/
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トリノ冬季五輪での活躍も記憶に新しい上村愛子さん。写真展を前に、「たくさんの方々にご覧いただけることを考えると、ドキドキワクワク。緊張しちゃいます」と、ちょっぴり照れ笑い。
フリースタイルモーグルスキーヤー・上村愛子選手の写真展がキヤノンSタワー2階オープンギャラリー(東京・品川)で開かれている。
タイトルの『AIKO with Kiss~上村愛子展』からもわかるように、プロ写真家・水谷たかひと、矢田部裕の両氏がとらえた上村選手のダイナミックで美しいアスリートとしての軌跡に加え、本人がプライベートや海外合宿で撮りためてきた約100点の作品も展示される。
ふだんは被写体になることの多い上村選手だが、じつは写真を撮るのも大好き。高校時代から、使い切りカメラ(レンズ付きフィルム)で友人などをよく撮影していたとか。「あるときモノクロのタイプで景色を撮ってみたら、すごく面白くて。それからですね、写真の魅力に引き込まれたのは。で、20歳のころに一眼レフカメラを買いました」とふり返りつつ、「今も昔と変わらない目線で、自分のまわりの景色や気になるものを撮っています」と目を輝かせる。

「お気に入りの作品は?」との質問に、「全部好きです!」と笑顔で答える上村選手。「あえて言うなら、自分の部屋から写した白馬の山ですかね~」とも。

「あれこれ考えず、ファインダー越しに見て『きれいだなぁ』とか『うん、好きかも』と感じた瞬間にシャッターを切ります。写真もスキーと同じで、自分が集中できるとか、元気になるためのものなので、これからもずっと撮り続けていくと思います」と語った。
現在は、デジタル一眼レフEOS KissデジタルXとコンパクトデジタルカメラIXYデジタル、パワーショットを愛用しているという。「たとえば天気がよくて、『今日はいい景色と出会えそう♪』と思えるときは一眼レフ、散歩やお買いものではコンパクトというように使い分けています。いつも何かしらカメラは持ち歩いていますね」
上村選手の“日々の想い”が感じ取れるような作品群は、休暇中に出会った風景や小物などの[VACATION]、光・雪・空をテーマに海外で撮影した[SKY&SNOW]、合宿先でのお気に入りのロケーションを写した[CAMP]、光・雪・空をテーマに日本で撮影した[SKY&SNOW]、文字どおりお気に入りの花や動物、親しい人たちを撮った[MY FAVORITE]の5テーマで並べられている。
会場にはこのほか、上村選手が実際に使用したスキー用具の展示や、昨年9月に発売された初ドキュメンタリーDVD『U2 SKIの神様と過ごした日々の記録2編』の上映コーナーなども設けられている。また、来場者が彼女へのメッセージを記入できる応援フラッグも用意され、上村選手と合成によって記念撮影ができるコーナー(土曜日開催)もある。ファンならさらに彼女の魅力にハマり、そうじゃない方も、帰りには思わず応援したくなる! そんな“元気がもらえる”注目の春のイベントだ。

明るいイメージの“溢れんばかりの光”を感じられる作品が目立つ。この反対側にプロ写真家・水谷たかひと氏と矢田部裕氏がとらえた《アスリート上村愛子》の作品が並ぶ。プリント出力はもちろん、imagePROPGRAFとPIXUS。彼女の幼少時代の写真も必見です! 左の文字は月の光をバルブで露光しながらカメラを動かして描いた作品!

DVD上映コーナー。各種ウエアや小物など、“team-aikoグッズ”の展示も行なわれており、展示会場で購入することもできる。また、アンケートに答えると抽選で写真展限定のサイン入りフォトブックがもらえる。

つい先日の全日本選手権で優勝を飾った上村選手。来場者が応援フラッグにメッセージを記入できるようになっていて、今後、彼女が出場する大会で使われるという。ぜひ、あなたも熱いメッセージを!

キヤノンマーケティングジャパン コミュニケーション本部・本部長の松阪喜幸氏は、「上村さんには初代EOS Kissデジタルのウェブページの企画でお世話になり、その後も弊社のカメラをお使いいただいています」と挨拶。一味違う写真展への期待も添えた。
■『AIKO with Kiss~上村愛子展』
2007年3月17日(土)~3月31日(土)
10時~17時30分 (日祝休館) 入場無料
キヤノンSタワー2階オープンギャラリー
(JR品川駅・港南口より徒歩約8分)
http://canon.jp/event
http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/2f/gallery/aiko-kiss/index.html
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米ラスベガスで開かれたPMAの熱気も冷めやらず、来週に迫ってきたフォトイメージングエキスポ(PIE2007)に期待がふくらむ写真・カメラファンも少なくないハズ。こんなときだからこそ、ゆったりと写真展をめぐってみてはいかがでしょう? おすすめしたい写真展の中から、ここではCAPA本誌でもおなじみ、岡嶋和幸さんの『アイルランド紀行 リング・オブ・ディングル』をご紹介。
Photo by Kazuyuki Okajima
「アイルランドは、まさに憧れの地でした。修行時代から、その写真集や著作に刺激を受けていた藤原新也さん初の小説『ディングルの入り江』を読んで感銘を受け、いつかはディングル半島へ写真を撮りに行きたいと思っていましたから」。岡嶋さんは、穏やかにこう語りはじめた。
加えてゴルフ好きということもあって、ここ数年“リンクス”と呼ばれるスコットランドのゴルフコースの光景をモチーフにしており、趣が似ていると聞くゴルフ場が点在するアイルランドも訪れてみたいと考えていたという。それが昨年夏、ついに叶った。
「ディングルは、巨匠デヴィッド・リーン監督の映画『ライアンの娘』が撮影された地としても知られ、ケルトの伝説や民話に彩られた自然豊かなロケーションです。ただ、そのときは他の地方も精力的にまわったので、残念ながら一泊二日しか留まれなかった」
しかも、と岡嶋さんは言葉をつなぐ。「そのときは青空がパァーッと広がる好天で、こちらが心で描いていた、どんよりと雲が垂れ込む情景や、大西洋から吹きつける強い風や荒波には出会えなかった。まあ、僕の勝手なイメージですけれどね…(笑)、で、もう一度撮りたいと思って12月にふたたび足を運び、そのときはディングルに一週間ほど滞在しました。そう、夏に訪れたときですね、今回の写真展のテーマをディングルにしようと決めたのは」
『リング・オブ・ディングル』は個展に思えるが、正確には、小川勝久、高橋良輔、佐藤ケイジュ、塙真一の各氏らと組む写真家ユニット・PHOTOSの全6回のグループ展のひとつ。毎回、“主役”となる写真家がメインテーマと大半の作品を受け持ち、脇を別メンバーが固めるというコンセプトで、そのラストを岡嶋さんが務めるのだ。本シリーズでは、写真家・佐藤仁重さんも“客演”しており、佐藤さんも含め、他のメンバーがどんな作品を飾るかは、岡嶋さん本人も当日までわからないとか。一風変わったコラボ展である。
「来たる『PIE2007』では、ニコンのブースにて『デジタル一眼レフで楽しむ旅・風景写真』といった内容のセミナーを担当させていただきます。また、松下電器とピクトリコのブースでは、僕の作品も展示される予定です。よろしかったら、ご高覧ください」と岡嶋さん。当然、それぞれのブースで異なる作品が見られる。
「写真家として、いろいろ刺激もありますし、あれこれ勉強にもなる。で、僕は今回、23点を出品します。サイズはA2判で、用紙はエプソンの『ウルトラスムースファインアートペーパー』。プリンターにはPX-5800を使用し、すべて自分の手でプリントしました」
じつは岡嶋さん、用紙やプリントに対するこだわりはハンパではない。写真選びや掲示順を決めるのには、それなりに時間をかけたものの、悩みに悩み抜いたというほどではなかった。最後まで苦労したのはやはり、自身のイメージを表現するための“画像の微調整”だったという。「賛否両論あるでしょうけれど」と前フリを入れた上で、「デジタルだからこそできることもある!」と話す。
「今回の作品はすべてニコンD80で撮影したものです。そのままストレートにプリントしてしまうと、非常に鮮やかで美しいのですが、僕の描きたいディングル、伝えたいディングルではない。また、さまざまなカットのトーンに統一感を出したかったので、1点1点いわゆる覆い焼きを細かく行なったり、あえてノイズを乗せて空気感のようなものを補ったりもしました。もちろん、その風合いや階調再現も考慮してプリント用紙も選びました。雑誌の印刷とは違う、ましてやパソコンの画面ではない、“プリントならではの魅力”を会場で楽しんでいただけたら、ものすごく幸せですね」
■岡嶋和幸写真展『アイルランド紀行~リング・オブ・ディングル』
2007年3月12日(月)~3月17日(土)
10時~18時 (会期中休館なし。最終日は~16時)
京セラ・コンタックスサロン東京
(東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 7階)
※会場では、写真家・土屋勝義氏が撮影し、CAPA06年9月号『写し屋の肖像』に掲載された岡嶋氏のブロマイド?も配布予定。数に限りがあるので、ファンの方はお早めに!
※CCN追加情報
岡嶋さんのサムライ仲間(『デジ侍』のひとり)、清水哲朗さんの写真展『ひだまりVer.1.02 』が3/21日(水)までフォトエントランス日比谷で開催中。同じく、もうひとりのデジ侍・小林義明さんの写真展『富士の気配-水が育む命-』(キヤノンギャラリー札幌)は3/26(月)からスタートする(~4/6)。どちらも注目です!
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3月10日(土)より東京都写真美術館で開催されるマグナム・フォト創設60周年記念展「“TOKYO”マグナムが撮った東京」展で展示される作品128点を日本ヒューレット・パッカードのHP大判プリンターで出力したと発表。
今回は用いられたプリンター「HP Designjet Z3100」は、顔料12色インクシステムを採用し高い色再現性を実現したプロフェッショナル仕様の大判プリンター。日本HPではこれまでもロバート・キャパ写真展「キャパ・イン・カラー」やクリス・スティール‐パーキンス写真展「Echoes(エコーズ)」に協賛し、展示作品の出力を行ってきた。忠実な色再現性が特長のHPプリンターはプロ・フォトグラファーから高い評価を得ている。
「HP Designjet Z3100 44inch」。高画質カラーグラフィックス印刷を実現するHP大判プリンターは、写真展での出力や、ナショナルギャラリー(英国ロンドン)での絵画研究・保存などにも活用されている。
会場:東京都写真美術館 3F展示室(恵比寿ガーデンプレイス内)
会期:2007年3月10日(土)~5月6日(日) 10:00~18:00
※月曜休館(4月30日は開館)。木・金は20時まで。入場は閉館の30分前。
入場料:一般 1000円、学生 800円、中高生・65歳以上 600円
HPプリンターで出力された展示予定作品:モノクロ53点、カラー75 点
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「私にとって9.11事件は、いかに人間が無力であり、なおかつ自己中心的であるかを思い知らされた出来事でした。それは単に多くの犠牲者が出たという悲劇ではなく、人間がどうあるべきかという最も大切なことを忘れて大きく育った国への目覚めの一撃であったようにも思えました。」
在米24年のナチュラリスト、小池清通さんは2001年9月11日の同時多発テロ事件後、本格的に精魂を注いだ撮影を始めた。以来アメリカ大陸の中西部地域を主としながら大自然を肌で感じる写真を撮り続けている。その作品発表の第一弾として写真展「大砂丘の声」を3月から4月にかけて東京と名古屋の富士フォトサロンで開催する。
アーチズ国立公園「夕日の柔らかい光を受けて聳え立つように青空に伸びる微妙なバランスが美を醸し出す」 Kiyomichi Koike Photography(c)
ゼロからの再出発……新たな活動の拠点を求めてアメリカに渡った小池さんを引きつけたものは、鮮やかなグランドキャニオンでも、ナイヤガラの滝でもなく、北米大陸中西部コロラド州ロッキー山脈のふもとに横たわる大砂丘だった。自然の一部として無心になれる瞬間を感じたという。
大自然の中にあっては人間も動植物と同じように命を与えられている生物である。にもかかわらず人間は傲慢であると言われる。自然界には、命の歯車が無限に連なる生態系がある。「その生態系には、それぞれの命が存在を許された枠(域)があることを再認識しなければいけない。」と言う小池さんは、自分の『位置』を不毛とも思える大砂丘の生態系に見つけた。
グレイト・サンド・デューンズ国立公園「砂丘の魅力」 Kiyomichi Koike Photography(c)
「自然は命の源。そこに生きる人間に、あるべき姿を思い出させるには本能のレベルに訴えることが必要であり、そのレベルに強くつながりを持っているものが感性だと思います。私が写真に真剣に取り組もうと思った理由は、その感性のレベルに自然の様々な姿を写真を通して訴えることができると信じたからです。」
大自然と感性を接点にして本能と大地の繋がりを感じ、現代人が見失っている「もの」を語ろうとする写真家、小池清通さん
小池さんは静岡県浜松市生まれ。公務員の多い家系から飛び出すように1983年に渡米した。2004年以降、愛知県瀬戸美術展に3年連続入賞(内2回は優秀賞)。この間には米グレイト・サンド・デューンズ国立公園のビジターセンターで約7ヵ月にわたって作品を展示。2006年に前田真三賞の最終選考作品になったこともきっかけとなり、プロ写真家としての活動を始めた。
プロデビューの第一歩となる今回の写真展開催に合わせて帰国。両会場では一人でも多くの来場者とできる限り話をしたいという。
【開催スケジュール】
■ 富士フォトサロン東京(銀座)3月30日~4月5日
■ 富士フォトサロン名古屋(伏見)4月13~18日
写真家 小池清通さんのホームページ
http://www.usa-japan.com/nature/(日本語/英語版)
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今年で4回目の開催となる「キャノンJリーグミュージアム2007~Will Be その一瞬を伝えたい~」は、15年目のシーズン開幕を迎えたJリーグの魅力を、写真を通じて伝える特別企画展である。今回の展示は、Jリーグオフィシャルカメラマンが厳選した2006年シーズンの名場面の数々を中心に披露する。「フィジカル」・「メンタル」・「コンディション」をテーマに、ボールをめぐって繰り広げられる躍動感あふれるプレー、筋書きのないドラマから生まれる「喜び」や「哀しみ」、プレーへ大きな影響を及ぼす天候やピッチ状態などのコンディションに焦点を当てた写真など、サッカーの醍醐味を存分に味わえる写真を約100点集めたものだ。
●開催期間 2007年4月3日(火)~4月17日(火)
●閉館時間 10時~17時30分
●休館日 日曜日・祝日
※ただし、4月15日(日)は10時~14時閉館
●会場 キヤノンSタワー2階 オープンギャラリー
●アクセス JR品川駅港南口より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分
●入場料 無料
また、毎年好評を博しているスペシャルトークショーを今年も開催する。今回はゲストにJリーグOB選手の小倉隆史氏と、プロスポーツカメラマンとして活躍する六川則夫氏を、司会にフリーアナウンサーの日々野真理さんを迎える。
日頃から様々なメディアで活躍されている小倉氏、世界中のサッカーを追い続けて30年以上になるカメラマンの六川氏、そして豊富な取材実績をもち現役選手からの信頼も厚い日々野さんが、Jリーグの今後の展望やこれまでの名シーンなどについて楽しく語る。
来場者にコンパクトデジタルカメラ“IXY DIGITAL”やサイン入り記念写真などが当たる抽選会も行われる。
●開催日時 2007年4月15日(日) 11時~12時30分(予定)
●会場 キヤノン S タワー3階 キヤノンホール S
●入場料 無料(事前申し込み制)
●定員 200名 ※応募者多数の場合は抽選
●申込方法 2007年2月23日(金)から3月23日(金)までの間、以下のURLにてエントリーを受け付けている。
http://canon.jp/event
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富士フイルム初の複合型ショールーム『FUJIFILM SQUARE(フジフイルムスクエア)』が来たる3月30日(金)、東京・六本木の東京ミッドタウン内にオープンする。
企画展中心の新感覚フォトギャラリー《ギャラリー「PHOTO IS」》と厳選の作品が集う《富士フイルムフォトサロン》の写真展示スペースをメインに、同社の秘蔵カメラコレクションなどが観られる《FUJIFILM PHOTO MUSEUM》、待ち合わせや休憩に利用できる《PHOTO CAFE》などの多彩なコーナーが設けられる予定だ。
東京ミッドタウン内の『ミッドタウン・ウエスト』1~2階にオープン。外苑東通り側の絶好のロケーションに位置する。
《Touch FUJIFILM》コーナーでは同社のデジタルカメラ・ファインピックスシリーズなどをさわることができ、《FUJIFILM TOWN》では歴代のテレビCMなども観られる。
東京ミッドタウンは、檜町(赤坂9丁目)の旧防衛庁跡地に広がり、国立新美術館、サントリー美術館、森美術館がトライアングルを成す“六本木アート・トライアングル”内に位置する大型の複合施設。東京メトロ千代田線「乃木坂」駅からは徒歩約5分、都営大江戸線「六本木」駅とは直結というアクセスのよさもある。新しいデートコース、観光・散歩コースに加えてみてはいかがだろう♪
■FUJIFILM SQUARE(フジフイルムスクエア)
東京都港区赤坂9-7-3 ミッドタウン・ウエスト1~2階
11時~20時 年中無休(夏期休暇・年末年始除く)
http://fujifilmsquare.jp
オープニング特別記念として、『Professional Photographer 200人展』が開催される。第一線で活躍中の200名!を超える写真家の感性が一堂に会するだけに、“写真のチカラ”を体感できるハズ。パートⅠとⅡでは、同じ写真家の異なる作品を楽しめるという。写真ファンならずとも、大いに楽しみだ!
■Professional Photographer 200人展
パートⅠ 3月30日(金)~4月26日(木)
パートⅡ 4月27日(金)~5月31日(木)
11時~20時(※パートⅠ・Ⅱとも最終日は14時まで)
ギャラリー「PHOTO IS」&富士フイルムサロン
入場無料
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六本木アート・トライアングルという言葉をご存知だろうか。頂点となる3つは六本木ヒルズ53階にある森美術館と、先日、開館した国立新美術館、そして3/30(金)開館予定のサントリー美術館。その3点を結ぶエリア内には新旧のギャラリーが存在し、六本木は新しいアートに出会える街となっているのだ。(富士フイルムグループが提供する新しいギャラリー-ギャラリーPHOTO IS、富士フイルムフォトサロン・六本木、富士ゼロックスアートスペースもその一つだが、その情報は後日お伝えする。)
その森美術館がある六本木ヒルズ森タワー40階(六本木アカデミーヒルズ40)で、2/23(金)から25(日)まで「東京工芸大学芸術学部卒業・大学院終了制作展2007」が開かれる。ここでは写真学科をはじめ、映像学科、デザイン学科、メディアアート表現学科、アニメーション学科、大学院芸術学研究科で学んだ若いアーティストたち全員の作品が展示されるのだ。
地上230mの場所にあるフロアで、360度の眺望が可能なイベントスペース。アートの街、六本木を足下に感じながらの芸術鑑賞は格別な感興をともなうはず。
同校ではこれまでも有楽町の東京国際フォーラム、南青山のモーダポリティカなど、毎年、新たな会場で卒業・修了制作展を催してきている。同展は「実践的なメディアアート教育の集大成」であり、その成果を見せる卒展の会場選びも重要な教育の一環といえるだろう。
六本木アカデミーヒルズ40は、企業が会議や発表会に使用することが多く、なかなか一般客が足を踏み入れる機会のない場所。この機会に今年、巣立つ若人たちのスタートを祝福しながら、この空間を楽しんでみてはいかがだろうか。
初日は13時から20時で、2日目と最終日は10時開場。最終日は16時まで。またテレビ朝日本社1階の多目的スペースumu(ウム)、東京工芸大学芸術情報館でも開催。
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フォトギャラリーでは卒展のシーズンがやってきた。写真専門学校、大学の写真学科で学んだ学生たちが社会に羽ばたく前に、自らの実力を問う舞台だ。
「学生ね~」と侮るなかれ。在学中から現場で学ぶ若人もいれば、すぐれた感性をこの舞台で見せつけてくれるニューフェイスもいる。何より、写真家をはじめ業界で活動している先輩方が毎年、注目して見ているのだ。
どんな作品が見られるかは会場に行ってみないと全く分からないが、少々、注目したいのは品川のキヤノンSタワー2階オープンギャラリーで2/2(金)より始まった日本写真芸術専門学校写真科卒業作品展「アジア9ヶ国を巡る、182日間」だ。同校が3年前に写真科フィールドワークコースを新設して、初めての卒業生となる。
タイトル通り、この科の生徒には3年目には182日間かけてアジア9ヶ国を旅する実習が課せられている。ポイントごとの集合場所は決められているが、あとは生徒が事前に調べて決めた撮影プランとコースで旅する。大半の旅程を一人で過ごすことになるのだ。
「世界の現場を教室に、写真家に必要な調査や取材などの方法とアーティストとしての作品制作を学ぶ」ことが目的であり、第1期生はそのカリキュラムに魅力を感じて入学した生徒ばかりという。そんな彼らがアジアで何を見てきたのか、実に興味深い。会期は3/1(木)まで。
そしてもう一つは2/9(金)から15(木)までの東京工芸大学芸術学部写真学科卒業制作展だ。同大の卒業生の一人が、キヤノンの写真新世紀でグランプリを獲得し、エプソンカラーイメージングコンテストでも準グランプリに輝いた高木こずえさん。卒業後も「作品制作を続けていく」という彼女が、受賞後、ずっと全力を傾けてきたのがこの卒展での作品制作だ。どんな作品を見せてくれるのか、興味をそそりますよね。
この2校だけでなく、富士フォトサロンでは東京ビジュアルアーツ(2/16~22)、日本大学芸術学部写真学科(2/23~3/1)が開かれるほか、銀座ニコンサロンでは東京造形大学写真専攻(2/20~26)が行われる。新しい才能の発見に、卒展めぐりなんていうのもいかがだろう。
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2005年10月に発生し、7万人以上の犠牲者を出した「パキスタン地震」の報道で、毎日新聞は群を抜く現地写真を連日掲載。読者の心を揺さぶった。この一連の写真報道を単独取材した東京本社の佐藤賢二郎記者が2006年度の新聞協会賞(編集部門)を受賞。その記念写真展「祈りの先―パキスタン地震」が東京・銀座のキヤノンギャラリー銀座で始まった(2月7日まで開催)。
毎日新聞・藤原章生記者(左)と佐藤賢二郎記者のギャラリートーク(2月1日) 写真提供:毎日新聞社
佐藤記者の報道写真には、目を覆いたくなるような現場が写っていない。にもかかわらず、地震の悲惨さを十分に伝えた。この取材の視点をも評価した新聞協会賞の授賞理由にはこう書いてある。
<一連の写真は、建物の倒壊現場や救援を求める人々など被災地の現状をつぶさに報じ、弱者である子供たちの姿を通して、援助の必要性を訴えた。また被災者の(中略)懸命に生きようとする人間の姿を見事にとらえ、見る者に感動を与えた。ヒューマニズムあふれる視点と高度な技術によって被災者の表情をとらえた写真は完成度が高く、惨たんたる被害の実情を強く訴求する報道として高く評価され、新聞協会賞に値する>
「救い求め」 写真提供:毎日新聞社
写真展初日の2月1日には佐藤記者のギャラリートークが開かれ、20日間にわたる現地取材の実態を聞くことができた。
「現地に入ったのは地震発生から3日目の10月10日。日本を発つ時には速報の映像が次々と出ていたので、違う写真を撮りたいとは思っていましたが、何が撮れるかはわからないし、紙面を空けて写真を待っていると思うとかなりのプレッシャーを感じました」
撮影機材はEOS-1DマークⅡを2台とレンズを2本(17-40ミリ、70-200ミリ)。予備としてEOS-20Dと28-85ミリを持った。
「現場に入る我々は波風を立てる異分子です。それなのに自然の表情をどうして撮れるのか とよく聞かれる。言葉が通じなくても、身振り手振りで撮りたい理由を説明して受け入れてもらえるから、いい写真が撮れます。パキスタンの病院では車椅子の少女を撮った。このときも付き添いの祖父にきちんと説明したが、最初は断られた。どうしても撮りたいと頼んで最後はOKを出してくれたが、心の中は不本意だったのではないかと思う。承諾なしに隠し撮りすることもできるが、それはルール違反。私にはできません」
「毛布が足りない、食料がないという状況は写真だけではわからない。その歯がゆさもあった」という佐藤記者。現在は記事も書く 写真提供:毎日新聞社
取材を続けながら、佐藤記者は救援物資が足りないことを知る。早く届いて欲しい! そんな思いでシャッターを切るそうだ。
「害を及ぼす不愉快な存在なのか、そうではないのか。簡単にいえば敵か味方か。言葉は通じなくてもわかってもらえるのではないかと思っている。私は彼らの味方になりたいと思って撮影している。そのことで手を抜いてはいない」
手を抜くことはないという自負がある一方で、自分の取材写真が本当に現場を伝えているのかという不安もあるそうだ。
「本を読む少女」 写真提供:毎日新聞社
「私は死体の写真を撮りませんでした。それで何が伝えられるのかと思うからです。パキスタン地震に限らず、悲惨な遺体の写真は撮りたくない。撮らずにすませたいのです」
2004年12月のスマトラ沖地震津波災害ではインドネシア・アチェ州を取材している。そのときに、土の中から1本の腕が出ている現場があった。
「その腕を手前にして、崩壊した町並みをローアングルで写す…そんなイメージも描いたけれど、撮らなかった。カメラマンとして失格と言われるかもしれません」
撮れないのではなく、あえて撮らない現場もある。それでも現場をしっかりと伝えた佐藤記者に新聞協会は失格の烙印を押さなかったばかりか『新聞協会賞』という栄誉を贈った。新たな災害報道のあり方を示したとも言われている。
同写真展はこのあと次の日程で全国5都市のキヤノンギャラリーを巡回する。
●札 幌 2月26日~3月9日
●福 岡 3月26日~4月6日
●名古屋 4月26日~5月16日
●大 阪 6月7日~6月13日
●仙 台 7月2日~7月13日
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富士フイルムが昨年、初めて実施して大成功をおさめた日本最大級の参加型写真展「『PHOTO IS』10,000人の写真展」が今年も開催されることになった。3月1日から5月31日まで作品を募集する。
期間中に参加料500円で応募台紙を入手し、大伸ばしプリントを台紙に貼って応募すると、全国7会場のいずれか希望の写真展に必ず展示される。展示会は7月から9月にかけて開かれる。
昨年の東京会場には約7300点の応募作品が所狭しと並び、1万2000人の写真愛好家が入場した。
この1万人の写真展は、一人ひとりに「あなたにとって写真とは?」と写真の価値を問いかけるもので、応募の際には台紙に「PHOTO IS ○○○」というメッセージを書き添えることになっている。昨年は初の実施ながら、全国から1万3516点の作品を集め、7都市で開かれた写真展には約6万人が来場。終了直後から「来年もぜひ開催してほしい」という要望が続いていた。
自分の作品の前で記念撮影する光景が会場のあちこちで見られた(東京会場で)。
応募台紙は、同展のポスターを掲出しているフジカラーのお店または富士フォトサロンで取り扱っている。作品のサイズは横位置の場合が六切、縦位置の場合が六切~ワイド四切に限定。メッセージなどを記入後、フジカラーのお店か富士フォトサロンに持参すると応募完了となる(郵送による応募も可能)。
富士フイルムでは「この写真展を通じて、写真文化の拡大を図り、写真を愛する方々に1枚の写真の持つ力、素晴らしさを伝え続ける」としている。
詳しい内容はホームページ(http://photo-is.jp/)に掲載されている。
【展示スケジュール】
● 東 京:7月6日(金)~8日(日)東京ミッドタウン(ミッドタウンホール)
● 福 岡:7月21日(土)~22日(日)ソラリアプラザ(イベントスペース ゼファ)
● 広 島:8月4日(土)~5日(日)県立広島産業開館(西館展示場)
● 大 阪:8月11日(土)~12日(日)ハービスOSAKA(大ホール)
● 名古屋:8月25日(土)~26日(日)ナディアパーク(デザインホール)
● 札 幌:9月1日(土)~2日(日)サッポロファクトリー(イベントホール)
● 仙 台:9月8日(土)~9日(日)せんだいメディアテーク(ギャラリーb)
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都内某所のパーティ会場で、CAPAでもおなじみの写真家・清水哲朗さんを発見。目前に迫った写真展について伺った。話題は学生時代の“ある出会い”にまで広がり、意外な事実も判明することに!
「展示写真の構成を終えた瞬間に、僕の心に“ひだまり”ができました」とおだやかに微笑む清水哲朗さん。NHK教育テレビ『趣味悠々・デジタル一眼レフ撮影講座』の講師役も決まった(4月3日スタート。毎週火曜日22時~/ 5月29日まで)。要チェックだ!
自分の中の“ひだまり”をイメージ。
近年は写真展の醍醐味にはまっている
- 今度は“ひだまり”がテーマですか?
清水●テーマというか、モチーフ、きっかけですね。行きつけの美容師さんから「私、ひだまり好きなんですよ。清水さんなら“ひだまり”をどう写しますか?」と聞かれて即答できなかったことがきっかけとなり、自分なりに“ひだまり”を表現しようと思って撮り始めたのが今回の作品群です。
- ドキュメンタリーや風景写真ではないとか。
清水●はい。いわゆるスナップ写真。すべて国内での撮影です。
- スナップというと中判カメラ、ではない?
清水●ええ。パノラマが撮れる富士フイルムのTX-1とコンパクトカメラのクラッセ。それに使い慣れた一眼レフカメラで撮りました。全紙6点、半切30点の計36点を展示する予定です。
- 作品のチョイスは苦労されましたか。
清水●自分なりに描いていたイメージが撮れている作品を展示枚数の3倍ぐらい集めて、それを会場の壁面に合わせた今回の枚数まで絞っていきました。好きな写真があっても、似たようなイメージが続いてしまった場合は外しました。
- すんなり決められましたか?
清水●わりと。ただ、この作業は自分の作品の場合、つらい。やはり思い入れがあるから。仮に他人のなら、「えいっ!」って思いきり外せるのでしょうけど(笑)。構成は、作品を差し替える微調整をしながら、何日かかけて、ようやくまとまったという感じですね。
- そういえば、ここ数年は毎年写真展を開いていますね。
清水●たしかに企画展や名取洋之助写真賞の受賞作品展も含めて、2002年から毎年写真展を開いています。やっぱり会場や作品イメージに合わせて大きなプリントで見せられるのはいいですし…、例えるなら、映画をテレビじゃなく劇場の大きなスクリーンで観るようなもの。それに何といっても、写真展を見に来てくれた方々の生の声、感想が聞けるのはプライスレスな価値がある。この味わいはやみつきになってしまいます。
- なるほど。雑誌や写真集、それにネットなどでは見てくれた人たちの反応がダイレクトに伝わってこないですものね。
とにかく写真好きの清水さん。プロの写真家だから当たり前と思われがちだが、ヘンな意味での仕事としての割り切り感はなく、写真に対するやさしいまなざしがひしひしと伝わってくる。この日も新作ピンホール写真のプリントを持参。清水さんのまわりには自然と“ひだまり”ができていた。
五感を刺激される写真集の魅力
いずれは自分も作ってみたい!
- では、写真展ではなく写真集のおもしろさはどこにあると感じていらっしゃいますか?
清水●写真展ほど大きくは作品を見せられませんけど、点数や構成などで写真家の“よりいっそうの気持ち”を濃密に込められる気がします。見る側の立場からいえば、自分の好きな時間に好きな作品と出会うのなら、紙媒体のほうがいい。本の重みを感じながら1枚1枚ページをめくっていく行為というか、その時間が至福なんです。それに紙媒体だと五感をくすぐられますからね。少なくとも視覚と触覚は使うでしょ。あとページをめくっているときに嗅ぐインクの匂いで、嗅覚も使いますから(笑)
- あー、たしかに(笑)。紙質の風合いとか肌ざわり、装丁のデザインとかも、写真家としては表現の一環としてこだわれたりしますし、見るほうとしてはそこもわりと楽しかったりする。
清水●ええ。写真はカラダに刺激を与えながら見るといいですよ。いろいろと五感を使うことで記憶にも鮮やかに残るし、さらに受け手側のイメージも膨らみますから。
- 触発された写真集とかはありますか? 新刊じゃなくてもかまいませんので、さしつかえなければ具体的に教えてください。
清水●けっこうありますよ。いま頭に浮かんだのは、『天地聲聞』(竹内敏信 / 出版芸術社)、『アニマル黙示録』(宮崎学 / 講談社)、『メメント・モリ』(藤原新也 / 情報センター出版局)ですね。
『天地聲聞』は竹内敏信写真事務所に入って初めてこの写真集を見たとき、「こりゃすげぇ」と力でねじ伏せられた印象があります。2003年発刊の『天地(あめつち)』は竹内敏信師匠の風景写真の集大成ともいうべきもので、さらに凄いです。
『アニマル黙示録』は書店でページを開いた瞬間、ガツンと衝撃が走りました。ちょうど僕はそのころ東京のカラスやネズミなどをモノクロで撮影していて、「すごい」よりも「やられた!」という印象が強かったのを覚えています。写真集は吟味して買う慎重派なのですが、このときばかりは“即買い”しました。
『メメント・モリ』は写真学校に通っているときに初めて買った写真集だったと思います。写真のメッセージ性というものを強く感じました。「現実逃避してはいけない。中途半端な気持ちでカメラを持ち、写真を撮ることはいかがなものか」と本気で思いましたよ。さらに『アメリカンルーレット』という写真集でダメ押しされ、藤原新也さんテイストの作品を目指した時期もありました。僕、けっこう影響されやすいんです(笑)
- 写真家の中には、他の人の写真集はほとんど見ない、あるいは見たとしても公言しない方もいらっしゃいますが、清水さんはかなり写真集がお好きなんですね。
清水●そうですね。僕は小さい頃から本を読んだり見たりするのが大好きでしたから。まぁ、とにかくまだ自分の写真集を出していないだけに、早く発刊できるようにがんばります。まとめたいテーマはいろいろあるのですが、今は内緒ということで…(笑)
- はい、楽しみにしています。最後にネットをご覧いただいているアマチュアの写真ファンの方々にメッセージをお願いします。
清水●デジタル、フィルムに限らず、もっと写真撮影を楽しんで欲しいですね。上手下手は関係ないですから。“自分が感じた喜怒哀楽の瞬間にシャッターを押せる悦び”をとにかく感じて欲しいです。その撮影者の感情が写真から伝わってくればOKじゃないでしょうか。僕は小学校の低学年から写真を撮っていますが、20年以上経った今でも楽しくシャッターを押していられるのは、そんな写真の楽しさというか魅力が「まだまだあるのでは?」と感じられるからだと思います。よろしければ、写真展『ひだまり』もご高覧ください。
■清水哲朗写真展『ひだまり』
2007年1月27日(土)~2月9日(金)
10時~18時 (会期中休館なし。最終日は~14時)
富士フォトギャラリー五反田
(東京都品川区西五反田3-6-30)
※追加速報
写真展『ひだまり』のフォトエントランス日比谷での3月開催も急遽決定! 詳しくはあらためて写真展情報ページなどでお知らせいたします。
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写真展はフォトギャラリー以外でも、いろいろな場所で開かれている。カフェや銀行、学校というのはまあ当然として、お寺の聖堂や、新宿駅前の工事現場の壁でもあった。そして1/19(金)からは、東京タワー3階のフットタウン内で瀧本幹也写真展「SIGHTSEEING」が開催中だ。
東京タワーの3階で開催中
東京タワーでも「個人のイベントに貸し出すのは初めて」というこの写真展では、世界の観光地を撮影した作品を展示する。「観光地はどこの国でも共通なフラットな嘘っぽさがあった。そこがコマーシャル的にも面白く撮り始めた」と作者である瀧本さんはいう。そして写真展を開くにあたって、会場に選んだのが「日本を代表する観光地のひとつである東京タワー」だ。
フットタウン3階にあるGallery Deluxには世界16都市の観光地で撮影した約30点の写真が展示されたほか、向かいのカフェSCREEN LOUNGE THANKでは、全長16mの巨大スクリーンを使い、映像作品が上映されている。映像は、観光地をミニチュアで再現したテーマパーク東武ワールドスクェアなどで撮影したもの。ここに足を運ぶ時は、観光客気分を十分に高めていったほうが、よりこの世界を楽しめるかもしれない。
写真集「SIGHTSEEING」より
瀧本さんは高校時代、CAPAの誌上コンテストに入賞したことで「写真家になろう」と決めたという。詳細は本誌2月号にインタビューが掲載されているので、ぜひそちらも読んでいただきたい。
フリーになってからは、カネボウ、パルコ、全日空、ユニクロなどの広告写真、テレビCMを手がけるほか、坂本龍一、福山雅治などのCDジャケットや雑誌BRUTUSなどのエディトリアルでも活躍中。売れっ子広告写真家の一人だ。
開催前日には同じ場所で、盛大にオープニングパーティを開催。多くの広告写真家や関係者がお祝いに駆けつけた。そのなかには女優の中谷美紀さんの姿も発見! ちなみに彼女は美しい着物姿でした。
パーティの終わりに挨拶にたった瀧本さんは「人前で話すのが苦手なので、原稿を用意してきました」と前置きしたあと、とってつけたような口調で「ようこそ。東京タワーへ」と一言、会場の笑いを誘った。このセリフは、フラットな嘘の世界のナビゲーター役として演じたものと考えるのはうがちすぎだろうか。
ネガカラーならではの発色が、観光地の嘘っぽさをより演出する
同名写真集がリトルモアより2,800円で発売中。会期中の2/4(日)にはSCREEN LOUNGE THANKで、写真集のデザイナーである服部一成さんと滝本さんのトークショーも開催。15:00~17:00。こちらは入場無料(予約不要)。入場料は高校生以上500円、4歳以上350円。会期は2/18(日)まで。
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ファッション業界では、最近、ファッションとアートを融合させる動きが出てきているようだ。ショップ内にギャラリー空間を設け、来場者の眼を楽しませつつ、日常と違う空間を創造する。ブランドの価値を高めるための高級感の演出にアートははまり役なのだろう。
その表現メディアとして写真も大人気だ。銀座のメゾンエルメスでは昨年から写真展「木村伊兵衛のパリ」を開催中(1/21まで)だし、昨年10月には、ファッションブランドのヒステリック・グラマーが青山店にギャラリーRAT HOLE GALLRYを併設させ、森山大道展、荒木経惟展を開催してきた。1/19からは旧ソ連出身の写真家、ボリス・ミハイロフ展を行う。
そのネズミの穴のそば、表参道にあるブランドショップ「Paul Smith SPACE」でも、同じ1/19からショップ内のギャラリーで写真展をスタートさせる。ポールスミスはイギリスの服飾ブランドで、このPaul Smith SPACEは同社日本初の複合ショップとして昨年3月にオープンしている。
神宮前の住宅街に建つ地下1階から地上3階までの一軒屋を使うが、ギャラリースペースはなんと3階のワンフロアを贅沢に使用している。そこには芝生のテラスも広がっていて、ひと味違うギャラリー鑑賞が楽しめる。作品展は国内外のさまざまなアーティストをピックアップし、イベントなども行う。
これまで7回のエキシビションを行ってきたが、写真展は昨年9月にフランスのモード誌Citizen Kのショバン編集長の作品展、10月にはイギリス人写真家のテレンス・ドノヴァン回顧展の2回。
早くも3回目となる写真展は、アメリカ在住の日本人写真家Hiroshi Watanabe「FACES」。渡辺さんは昨年、CAPA10月号のニュースジャーナルでも取り上げた米国の権威ある写真賞『クリティカル・マス』を受賞した写真家だ。
ここではこれまで10年間に撮影した各国の人や物を撮影した作品を展示する。その視点からは、被写体の本質を静かに浮き彫りにする強さを感じさせる。それは作者が在米約30年のなかで、国という概念から自由に解き放たれて生きてきた証なのかもしれない。
北朝鮮平壌少年学生宮殿のダンサー(写真左)。松尾塾子供歌舞伎の江間満理奈ちゃんと伊藤和紗ちゃん。
サン・ラザロ精神病院の患者AL(盲目)。 (c)Hiroshi Watanabe
ぜひ一度、足を運んで欲しいフォトスペースとしてオススメしたい。最寄り駅は地下鉄表参道駅。所在地は東京都渋谷区神宮前5-46-14。11:00~20:00。水曜定休。
Paul Smith SPACE
http://www.paulsmith.co.jp/space/index.php
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年末年始に注目のフォトイベントがある。東京のラフォーレミュージアム原宿で開かれる「篠山紀信の美学」だ。篠山さんがおよそ2年間をかけて撮影した『新次元ヌード表現』が展示される。Digi-KISHINでもなく、シノヤマキシンでもない、篠山紀信が撮るNUDE。これは見ておかなければなるまい。
会期は12/28(木)から2007/1/11(木)。開場時間は11:00から20:00(12/31、1/6、1/7、最終日は18:00まで)。入場料は一般700円、学生500円。
また会期中、展示会場内でトークショーが開かれる。1/6(土)は長塚圭史さん、1/7(日)はモデルの夏目ナナさんを迎えて行う。こちらの入場料は1,500円。開演19:30。チケットは会場およびネットで販売中。詳しくはラップネット(http://www.lapnet.jp/)へ。
夏目ナナが現代のミューズになる。
なるほど、最近、力のあるヌード作品を見た記憶がない。主催者が企画趣旨で説明しているように、ヘアヌードブームでヌード写真が表現の力を失いかけたころ、インターネットの波が押し寄せ、『写真によるヌード』が隅に追いやられてしまったのだろう。
その状況の中で、2年ほど前から篠山さんは今の時代に刺激を与えられるヌード表現を探ってきたという。暗中模索の時に出会ったのがモデルになった夏目ナナさんだ。現代のミューズのイメージを感じ取った篠山さんは、一気に作品を作り上げていった。
ミューズが剃髪になっているのは、夏目さんから提案だったという。被写体と撮影者がインスパイアしあうなかで、撮影が進められたのだろう。
剃髪はモデルから発案され、写真家のイメージを刺激した。
加えて、もうひとつのトピックスが篠山紀信さんのプリント作品が買えるということだ。これまで篠山さんは数多くの作品を世に送り出してきたが、写真をプリントとして販売することを今年から手がけ始めたのだ。価格はフレーム付で157,500円から。
作品はデジタルカメラで撮影され、キヤノンの最新機種「iPF9000」で出力されたデジタルプリントだ。美術館でもすでにデジタルプリント作品の所蔵が行われているが、篠山さんの挑戦はその流れを本格化させることにもあるのだ。
なおトークショーに出演する長塚圭史さんは、演劇ユニット阿佐ヶ谷スパイダースの主宰者であり作家、俳優、演出家。芸術観、感性などが引き合うことで、篠山さんがゲストに希望したそうだ。時代のなかを疾走するこの2人とのトークも、刺激的な内容になりそうだ。
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同じ写真でも暗室技術者(プリンター)によって、こうも仕上げが変わるものか――そう思わせる写真展だ。日本プリンター協会(http://www.printer-jp.org/)主催の「Printers光と写真と写真家と」が12月19日から横浜赤レンガ倉庫1号館(http://www.yaf.or.jp/)で始まった。プリント作業を生業とするプリンターたちと写真家の光のコラボレーションだ。

横浜の赤レンガ倉庫を会場として展示されている。
写真家のレイクタホ、半沢克夫両氏が撮影した「テーマネガ」を、19人のプリンターがそれぞれの解釈でプリントした作品を展示している。同じような写真が並ぶので「見ていてつまらない」という感想もあるらしいが、微妙な表現の違いを目の当たりにすると「暗室の奥深さ」を感じないではいられない。
レイクタホ氏のテーマネガ(作品「tweed」より抜粋のカラーネガプリント)
写真は誰がプリントしても同じではないのだ。それだけに、写真家は常に決まったラボに現像やプリントを注文するだけでなく、自分の表現を理解してくれるプリンターを指名する。絞りや露光時間だけの問題ではなく、覆い焼きなどの作業は感性のなせるワザ。こうした微妙な作業はデジタルプリントにもなくはないが、銀塩プリントでは「そこがすべて」と言ってもよいほどプリンターの感性と力量が重要になっている。こうしたプリンターの仕事はあまり知られていない。
半沢克夫氏のテーマネガ(モノクロプリント)
日本プリンター協会は、暗室マン(プリンター)という職業を広く社会に知ってもらうことや、暗室マン同士の親睦と情報交換による技術向上をめざして2001年に発足した。オリジナルプリントや暗室作業の魅力を伝える活動も続けており、ホームページでは暗室作業のテクニックも伝授している。また昨年は東京・目黒区美術館で「クリティカルプリンターズ展」(第4回展)を開催。その展示作品に新作を加えて今回の展示会を開いている。
「外国ではプリンターという職業が確立していて広く認められていますが、日本ではまだまだです。でも、これまでの展示会では多くの来場者を呼び、プリンターの存在や仕事の意味が知られるようになってきた」(会員)という。
併催の塚田洋一氏の個展「舞台写真」より
黒子に徹して日本のファッションや広告、あるいは雑誌で活躍する写真家を影で支えるプリンターたちの写真に対する真摯な姿勢をぜひ見て欲しい。展覧会は2007年1月7日まで開催。開館時間は11:00~19:00(最終日は16:00まで)。
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オーロラ写真家として活動中の田中達也さんの『スライドトークショー』が新年早々に開催される。会場は富士フイルムが運営する新しいフォトスペース「フォトエントランス日比谷」で、会期は2007/1/12(金)と1/13(土)。
壮大な夜空をキャンバスに大自然の神秘が展開するオーロラ。誰しもが一度は撮ってみたい被写体のひとつだが、これがなかなか難しい。見た時の感動を写真に収めるには、相当な撮影技術がないと無理なのだ。
そのなかで感動的な作品を見せてくれる作家の一人が田中達也さん。デジタル一眼レフを使い、雄大な光のドラマを撮影している。その作品がフォトエントランス日比谷で2007/1/11(木)から24(水)まで田中達也写真展「Shiny Dreams Aurora」で見られるのだ。
そしてその展示作品は銀塩プリントで出力され、「インクジェットとはまた違う再現力を確かめてください」とギャラリー担当者は話す。
さまざまに表情を変えるオーロラ
スライドショーではこれまで撮りためた作品を上映しながら、興味深い撮影のエピソードや撮影ノウハウが語られるはずだ。CAPAネットショップでも田中達也氏のDVD「Aurora(オーロラ)」が好評発売中なので、そちらもお忘れなく。
スライドトークショーは参加費1,000円。定員は各回30名(先着順)なので、お早めに。申し込みはフォトエントランス日比谷へ電話(03-3500-5957)かメールで。
日程
第1回 2007/1/12(金)19:00~21:00
第2回 2007/1/13(土)13:00~15:00
第3回 2007/1/13(土)17:00~19:00
フォトエントランス日比谷はギャラリースペースとセミナールームを持ち、写真教室もコンスタントに開かれている。今後はデジタルカメラ教室を計画中
なお同ギャラリーで現在はハービー・山口写真展「1989年東欧、真冬に咲いた花」を2007/1/10(水)まで開催中。開館時間は11:00から19:00。(最終日は14:00まで)、休館日は日曜日と、年末年始休館として12/29(金)から1/3(水)まで。
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ロバート・キャパやアンリ・カルティエ=ブレッソンなどマグナムの写真家たちが東京を撮影した写真をセラミックタイルに焼き付けて、東京・銀座通りに屋外展示してきた「銀座フォトグラム2006」が、当初の予定を変更して12月4日で終わることになった。9月9日の展示開始以来、道往く人々に懐かしい東京の姿を見せてきた陶板写真35点もいよいよ見納めだ。
植え込みの改修工事のため展示は予定よりも早く12月4日で終わることになった。
この写真展は、銀座通り1丁目から8丁目までの両側の歩道にある植え込み内に、見やすく斜めになった展示台を設置して、陶板写真を飾ってきた。屋外での陶板写真の展示は世界初だという。12月10日までの開催予定だったが、国土交通省による植え込み整備工事が12月6日から始まるため、撤去を早めることになったという。
銀座フォトグラムで展示されている35点の作品は「東京」をテーマに選定。28人の写真家が第2次世界大戦後から現在までに撮った東京の素顔を集めた。この中で、銀座5丁目に展示されているロバート・キャパの写真は、1954年に来日した際に東京駅のホームで撮影されたもので、この2週間後にキャパはインドシナへ飛び、地雷に触れて死去した。「キャパ最後の平和な写真ではないか」(マグナム・フォト会長のスチュワート・フランクリン氏)と言われている。
ロバート・キャパがインドシナで地雷に触れて死去する2週間前に東京駅のホームで撮影した写真も陶板になっている。
こうした歴史的なマグナム作品が、INAXと大日本印刷の両社の先端技術によって全天候下で耐えうる陶板写真になったが、気になるのはこれだけの文化財が撤去後にどうなるのかだ。まだ公式には発表されていないもの、暫定的にINAXが保存することになっている。その一部はリニューアルして同社ショールームに展示。また、来年5月に東京都写真美術館で開催予定の「東京」をテーマにした写真展で展示する計画もあるそうだ。
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横浜のレンタル暗室「ザ・ダークルーム」に、ようやくフォトギャラリー『クレイドル』がオープンした。当初、10月下旬のスタート予定が、遅れること約1か月。11/25(土)に関係者を集めて、盛大にオープニングパーティを挙行している。
オープニングパーティはZAIMカフェを借り切り、地元ロックバンドの生演奏で盛り上げた
オープニング展はレンタル暗室を運営するNPO法人The Dark Room Internationalの役員10名による作品を展示したもの。モノクローム写真を愛するそれぞれの思いが伝わってくる作品だ。スペースとしては小さな空間だが、「作品づくりの場と、発表の場を同じ場所に作る」ことはスタッフ、利用者全員の願いだった。
レンタル暗室に併設したギャラリーの入り口。
「ギャラリーのためにもう一部屋借りたい気持はあったのですが…」とは代表の斉藤久夫さん。入居するZAIMは横浜市が運営するビルで、さまざまな分野のアーティストに創作活動の拠点として提供している。すでに暗室と事務スペースとして2部屋分を借りているため、それ以上の要望は出しにくかったようだ。
このレンタル暗室は、利用者同士、和気あいあいと話しながら暗室作業ができる気軽さが特徴。そのスペースに、さらに写真でコミュニケーションできるギャラリー空間は必要不可欠な存在でもある。暗室の利用者でなくてもギャラリーの見学、出展はできるので、まずは足を運んでみよう。
この日、ほかの部屋では64本のスピーカーを使った前代未聞の音響公開実験が行われていた。スピーカー1本がひとつの楽器の音を再生しているのだ。
ダークルームだけでなく、ZAIM内のほかの部屋でも、見学自由のアートイベントを開いているので、そちらも楽しみだ。オープニング展は年内まで開催。開館時間は11時から19時。休館日は12/6(水)と20(水)。年末年始休館は12/28から1/4まで。
ザ・ダークルーム
http://www.thedarkroom-int.com/
ZAIM
http://za-im.jp/
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写真集の発売記念で写真展を開くケースを時折見かける。その時、どのぐらい写真集が売れているものなのか、ちょっと気にならないだろうか。CAPAカメラネットは、そんなあなたの疑問にお答えしよう。
10/27~11/9の2週間、東京・新宿のペンタックスフォーラムで開かれた吉村和敏写真展「林檎の里の物語」の例を紹介する。この作品は、来年度のペンタックスカレンダーに採用されたもので、会場では写真集とともに、カレンダーも展示、販売された。展示した写真集は新刊の「林檎の里の物語」(2940円)のほか、吉村さんがこれまで出版した写真集、エッセイ集を含め16冊とDVDが1本だ。
そしてその売れ行きはというと、写真集が800冊を軽く上回り、1050円のカレンダーも500部を超えた。「写真集は売れない」といわれるなかで、この数字はどうだろう?
初日前日の搬入の日。膨大な数の写真集を会場に並べる。
「写真展に感動があれば、必ず写真集も買ってくれる」と吉村さんは言う。そして、その感動を作る秘訣は「ベストショットの羅列ではなく、物語を作ること」だそうだ。物語を感じるから、より深くその世界を知りたくなって本を手に取るのだろう。
今回、売れたうち、新刊の「林檎の里…」は約4割で、半数以上は既刊本だ。この写真展で、確実に新しいファンが生まれていることになる。だから吉村さんは写真展に力を入れるのだ。打ち合わせや山梨への出張もあったそうだが、毎日、会場には足を運んだ。
「会場に行くのは、来場者とお話がしたいからでもあります。写真家は普段、一人の作業なので、たくさんの人と話すのは滅多にない貴重な体験です」ともいう。
吉村さんはカナダに加え、ヨーロッパでの撮影も開始した。
来場者は1日平均1,000人を超えた。ファンにDMを送り、雑誌や新聞に写真展を開催する告知を流した。写真展会期中は、自らのホームページに掲載しているブログで日々、会場でのことを報告している。
「ブログを毎日続けていると、緩やかにアクセス数がアップしていきます。毎日読んでいる人の中で、写真展に足を運び、写真集を買ってくれる人が2~3割はいると思います。ただブログでは皆さんペンネームなので、よくわからないのですが」
写真展最終日のブログに、吉村さんは「数年後の個展開催、写真集出版を目指して、明日から新しいスタートを切る」と書いている。この二つの仕事は写真家にとって、一つの集大成であり、次への出発点であるのだ。
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21世紀の日本はどんなカタチをしているのか。若い世代の写真家たちは今の日本をどう捉えているのか。この二つのテーマを掲げ、「ガーディアン・ガーデン」は3年間の時限プロジェクトとして2004年から2006年まで公募展を行い、今回、その成果を写真集『フォト・ドキュメンタリー「NIPPON」』としてまとめた。
「ガーディアン・ガーデン」は株式会社リクルートが運営するアートギャラリーで、写真およびグラフィックアートの企画展を行っている。また新人作家の登竜門として実績のある公募展「ひとつぼ展」も同ギャラリーの主催だ。
「ひとつぼ展」をスタートさせた翌年の1993年から、ドキュメンタリーを主軸にすえた公募展「人間の街」プロジェクトを展開してきた。『フォト・ドキュメンタリー「NIPPON」』はその第3弾となるものだ。
写真集は11/21発売。海外での発売も計画されている
写真および公募展では毎年5名ずつを選び、1週間ずつ個展を開いてきた。この写真集では、その15名の作品を4つのテーマに沿って編集している。公害や都市の風景を描いたLandscape、家族や地域などの共同社会を見つめたCommunity、街でのスナップショットによるStreet、歴史と記憶を探るDistanceだ。
巻頭には選考者の一人である写真家の土田ヒロミさんと、マーケティングアナリストの三浦展さんの対談が掲載され、「ここに写されていないもの」から言及される世代論が眼を引いた。またそのほか3名の選考者(写真家の小林キユウさん、元田敬三さん、写真研究家の鳥原学さん)による巻末の一文もそれぞれのドキュメンタリー写真の捉え方がわかって興味深い。
特に小林さんは、10年前、「人間の街」プロジェクトに応募し、落選した経験を明かし、落選者へのエールを送っている。そして「行動した距離だけ写真はよくなる」と結ぶ。写真を介した15通りの社会とのかかわり方は、必ず見る人に何かを残すはずだ。
発売は11/21(火)。336ページ、オールカラーで2,940円。海外での発売も計画されており、全テキスト英訳つき。問い合わせはガーディアン・ガーデン(電話03-5568-8818)。
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『デジタル時代の新しい感性の登場』と写真家の藤原新也さん、評論家の飯沢耕太郎さんに絶賛された石塚元太良さんが、東京・新宿のロータスルートギャラリーで写真展「WWWWW」を開く。3年ぶりの新作で、会期中にはインディーズ出身のロックバンド『DOES』のアコースティックライブ(11/12・17:00~)や、写真家の大森克己さんとのトークイベント(11/19・17:00~)が開かれる。いずれも入場無料。
このギャラリーは写真家の有元伸也さんと元田敬三さんが主宰するギャラリーだ。
石塚さんは1977年生まれ。大学を中退し、世界を旅して回った。2001年に、アフリカを縦断し、アジアを横断して撮影した「Worldwidewonderful」で『エプソンカラーイメージングコンテスト』の大賞を受賞した。その時、撮影に使ったカメラがソニーのコンパクトデジカメ(サイバーショット)だ。
「カメラメーカーのデジタルカメラは良く写りすぎてしまう。自分の感覚にあったのが電器メーカーのカメラだった」といった作者のコメントが印象的だった。
さらに2003年には、世界を2周して撮影した「Worldwidewarp」を制作、こちらはビジュアルアーツフォトアワード大賞を受賞した。世界を旅し、軽快に日常を切り取っていくその感性が新鮮で、同賞の副賞として制作された写真集は多くの新聞、雑誌で取り上げられた。これらの活躍により、2004年の日本写真協会新人賞を受賞している。
そして3年を経て、新作「WWWWW」の登場だ。デジタルカメラとプリンター技術が進化し、デジカメと銀塩カメラが同化しつつある状況の中で、どんな新しいイメージを見せてくれるのか。必見の写真展だろう。
送られてきたDMにはwをモチーフにしたシンメトリカルなイメージが印刷されている。実に意味深だ。
会場では写真集「wwwww」を先行発売する。A4判変型、52ページオールカラー。1890円(税込)。またライブを行う「DOES」はソニーミュージックよりデビューした新人ロックグループ。石塚さんがCDのジャケット写真を撮影したことで、ライブを行うことになった。
会期は11/19(日)まで。開館時間は12時から19時まで。月曜休館。ギャラリーの所在地は東京都新宿区四谷4-22 第二富士川ビル1F。問合せは、TEL03-3341-9341。
ロータスルートギャラリー
http://www.lotusrootgallery.com/
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写真大好き集団「PHOTOS」の写真展「緑の古都」が、11月2日から同15日まで、東京神田小川町のオリンパスギャラリーで開催されている。「緑の古都」、いにしえの都、京都をE-330&E-500で撮りまくったもの。
その「緑の古都」開催を記念し、11月4日(土)に「PHOTOS」メンバーがギャラリー内でトークショーを行い、来場したファンを沸かせてくれた。
参加メンバーは、小川勝久、岡嶋和幸、佐藤ケイジュ、塙真一の4氏。今回の写真展のテーマをどう撮っていったか、写真とプリント、色に関しての考えなど、興味深い内容が語られた。
なお、11月11日(土)の1時、3時にも同様のトークショーが行われる。プロカメラマンの作品に対する考えをじかに知るチャンス、ぜひ足を運んでみよう。

11月4日の3時から行われた第2回のトークショー。挨拶中の小川勝久氏。量販店の販売員のようなハッピを着ての登場。

作品の紹介、解説を行う塙カメラマン。作品には撮影者の名前が記していないが、塙氏の担当は「ポートレート」とのこと。

岡島カメラマンは「道」が担当。三脚を使えないことが多いため、水平を出すのがけっこう大変だったとか。

佐藤ケイジュカメラマンは、なんと東北ロケからの帰りにこの会場に直行。OLYMPUSマークの入ったジャケットを羽織りながらのあいさつ。

舞妓さんも石仏もポートレートには違いない(小川勝久氏談)…。けっこう強引な話だが、作品を見ると納得。
●関連ページ http://blog.clubcapa.net/topics/2006/11/post_c705.html
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すでに何度かの企画展などを行い、精力的に活動している写真家ユニット「PHOTOS」(岡嶋和幸、小川勝久、佐藤ケイジュ、塙真一、高橋良輔)が、本日からオリンパスギャラリーで写真展を開催中。
11月4日(土)と、11日(土)には彼らのトークショーも行われる(残席わずかにあり!!)。
作品づくりにとって非常に参考となるテーマだけに、写真を撮る人にはぜひ注目してほしい!(4日は岡嶋和幸氏の参加も急きょ決定!)
http://olympus-imaging.jp/plaza/gallery/2006/gallery061102.html
PHOTOS 写真展「緑の古都」
【期 間】
2006年11月2日(木)〜 11月15日(水)※日曜・祝日休館
10:00〜18:00 ※最終日は15:00まで
【場 所】
オリンパスギャラリー
東京都千代田区神田小川町1−3−1 NBF小川町ビル(旧:小川町三井ビル)
TEL 03-3292-1934
PHOTOS トークショー
●テーマ「写真を撮る、テーマの持ち方・考え方」
●11月4日(土)
第1回 13:00〜14:00/岡嶋和幸・小川勝久・塙 真一
第2回 15:00〜16:00/岡嶋和幸・小川勝久・塙 真一・佐藤ケイジュ
●11月11日(土)
第1回 13:00〜14:00/佐藤ケイジュ・岡嶋和幸
第2回 15:00〜16:00/佐藤ケイジュ・岡嶋和幸
●タイトル:「写真を撮る、テーマの持ち方・考え方」
●趣旨
写真を撮るといっても漠然としています。いったい何をテーマとして撮ればよいのでしょうか? 誰かのまねをして撮る、それも練習としてはよいでしょうが、発表する作品としては如何でしょうか? PHOTOSが今回選んだ「緑の古都」をご覧頂きながら、作品のテーマの持ち方・考え方をご紹介いたします。
●内容
PHOTOSというプロの写真家の集団が目指す撮影は「同じテーマ」を「同じ場所」で、「異なる個性」で表現する方法を選んでいます。これは単なる寄せ集めの写真展を嫌い、「テーマ」を重視することに依ります。今回の撮影は、「大テーマ」を「京都」とし、「中テーマ」を「緑の古都」、そして「小テーマ」として個々に「ポートレート」「道」「イメージ」「庭園」という切り口を各自の個性に合わせて割り振りました。このテーマの決定から割り振りの過程をご紹介することで、写真をお撮りになる方一人一人の「テーマ」を見つける大きなヒントになる事を期待しています。

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東京・阿佐ヶ谷に一戸建ての公団住宅があるのをご存知だろうか。この阿佐ヶ谷住宅は来春、再開発のため取り壊しが決まっている。その中の25号棟4号室が10月1日よりアートスペース『とたんギャラリー』としてオープンした。来年4月までに住民は退去することが決まっているので、3月までの期間限定だ。
ギャラリーはこの部屋の住人である大川幸恵さんが有志とともに立ち上げ、運営を行っている。10/29(日)までは、hana写真展『全窓全開』が開催中。作品は阿佐ヶ谷住宅の細かい表情を撮りためたもの。来春にはなくなってしまう空間のなかで見る『記憶の数々』は、想像力を刺激する。開館時間は11:00~18:00。

ギャラリーのある25号棟の前は公園になっている。
阿佐ヶ谷住宅は施工主である日本住宅公団が大量に住宅を供給し始めた時期(竣工は1958年)の建物だから、一般的に注目度は低いが、公団では珍しいテラスハウスという形態で建てられている。共用の壁で接した2階建ての一戸建てが何戸か並んで一棟を形成させたもので、独特の面持ちがある。設計は、上野の東京文化会館や丸の内の東京海上ビルなどを手がけ、日本の近代建築の歴史に大きな足跡を残している前川國男建築設計事務所だ。当然、その独特の佇まいを愛し、解体を惜しむ声も少なくない。
その上、意外にもこれまで写真としての記録も少ないからなおさらだ。そのせいか最近になって、阿佐ヶ谷団地の建築物としての魅力に気づいた写真家が撮影を始めているという。

玄関を入ると時代を感じさせる階段がある。右手に進むとそこがギャラリーだ。
『とたんギャラリー』主宰者の大川さんは「再開発に反対しているわけではありません」と言う。一番の動機は、この空間を多くの人に知ってもらいたいとの思いだ。
「建物や風景がなくなることを『感傷』として見据えるのではなく『最後まで使い切ること』『記録をとること』を目的とする」と大川さんはギャラリーのウェブサイトに記している。使い切るための痕跡を残すため、出展者は原則としてギャラリー内の現状復帰は行わず、1点以上作品を残して終了する。そして次回展示を行う作家は、前の作家の作品をどのように扱ってもよいというルールを定めた。
このルールによって、展示は1ジャンル1回(つまり写真による作品展示は今回のみ)ということになる。「さまざまなジャンルの作家さんに参加していただくこともコンセプトのひとつにしていますので」と大川さん。
ということなので、写真展は今回のみになる。が、「写真家さんから展示の希望も多くいただいているのですが、原則お断りしています。ただ記録をとり続けることを目的にしているので、写真家さんに関わっていただくことは大歓迎です」ともいう。
昭和を伝えていくうえでも貴重な建築物の撮影に、ボランティアとして内部から記録できるチャンスでもあるのだ。
玄関と反対側のテラスから見たギャラリー部分。
さらに現在、写真展を開催中のhanaさんは、ブログ「hanaの東京散歩」で人気のフォトブロガー。その作品はリコーGR DIGITAL Online Galleryや写真雑誌でも取り上げられている。その作品を楽しめ、作家本人とも話ができてしまうかもしれないチャンス。写真展開催中の29日までに、まずは足を運んでみよう。
リコーGR DIGITAL Online Gallery
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/gallery/?blog
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ファッションメーカーのヒステリック・グラマーが10/13(金)、同社青山店の地下1階にギャラリー「RAT HOLE GALLERY」オープンさせた。その初日には会場でオープニングパーティが開かれ、写真家や関係者が多数詰めかけた。
オープンを飾る展示は、森山大道作品展「it DAIDO MORIYAMA」。モノクロームに切り取られたイメージの断片には、疾走する時の流れが封じ込められているように見える。それから何を感じるかは、見る人それぞれに委ねられている。まさに写真的な快感に満たされた空間だ。作品は森山さんがこれまで未発表だったカットからこのギャラリーのために選び、自ら制作したオリジナルプリントでもある。
オープニングパーティには若手、ベテランの写真家たちや出版、ギャラリー関係者などが大勢来場。
ギャラリーにはブックショップを併設。RAT HOLEレーベルの限定グッズや、現在では入手が難しいヴィンテージブックが販売される予定。この日もレアな商品を買い求める業界関係者の姿があった。
会期は11/19(日)まで。開場時間は12:00から20:00。月曜定休。所在地は東京都港区南青山5-5-3 HYSTERIC GLAMOUR 青山店B1F。電話は03-6419-3501。
RAT HOLE GALLERY
http://www.ratholegallery.com/
ギャラリーに併設されたショップ。
ギャラリーの一角にはねずみの巣が・・・。穴のなかにはちょっとした仕掛けもあるので、ぜひ、のぞいてみよう。
荒木経惟さん(右)と森山大道さんのツーショット。荒木さんはここで次回展示を行う。
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神奈川県相模原市が「フォトシティ」を標榜しているのをご存知だろうか。写真を通して、市民の文化向上と交流を図る狙いで、毎年、プロ写真家とアマチュアに対して賞を贈っている。先日、今年の受賞者が発表された。(ちなみにプロの部は桑原史成さんで、新人賞は冒険家である石川直樹さんと、上本ひとしさんだ)。
現在、東京・神田のオリンパスギャラリーで、柳本史歩さんの写真展「海上の夏-粟島浦より」が開かれている。柳本さんは昨年の「フォトシティさがみはら」における「プロの部新人賞」受賞者。開館時間は10時から18時で、最終日は15時まで。日曜、祝日休館。会期は10/18(水)まで。
オリンパスギャラリーにて。柳本史歩さん
柳本さんは1976年、東京生まれの30歳。旅での光景を撮影し、1998年から叙情的なモノクロームプリントで表現した作品を発表してきた。
「今回の作品は少しシャープになるようにプリントしました。というのは前回、撮影した街の人にプリントを見せたら『うちの街はこんなに寂しくない』って言われてしまったものですから」と柳本さんは苦笑いする。写真に写し込まれた街は作者の心象を投影した街の姿であり、現実でありつつ、虚構の空間だ。住んでいる人に異議をとなえさせる異空間を創り出している柳本さんは「すごい」と思うのだが、あなたはどう思いますか?
さらにもうひとつ、今回の写真展で柳本さんが直面したのは印画紙の問題だ。展示作品を制作するために、モノクロ印画紙(イルフォード)を買いそろえようとしたところ、当初はまったく数が集まらない。どこに行ってもお目当ての印画紙の在庫がなく、入荷の目処もたっていなかった。
「その時は真剣にデジタル出力を検討し、プロラボでテストプリントも出力してもらいました」という。後日、十分な枚数の印画紙が手に入ったので、今回は印画紙に焼いた。
「被写体によってはデジタルが苦手なものもありますが、遜色ないレベルにきていますね。このシリーズはフィルムで撮っていきたいですが、今後、出力はどうなるか分かりません」
モノクロームファンにはこんな悩ましい日々がいつまで続くのだろうか。とりあえずは柳本さんの作品を見て、モノクローム写真の良さをかみ締めておこう。
「柳本史歩写真展」
http://olympus-imaging.jp/plaza/gallery/2006/gallery061005.html
フォトシティさがみはら
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/profile/photocity/photo.html
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新しい銀座ニコンプラザは通りに面したガラス張り。
東京におけるニコンのサービス拠点であるニコンプラザ銀座が10/7(土)よりリニューアルオープンした。場所を銀座5丁目から7丁目に移転し、さらに従来のサービスセンター、ニコンサロンに加えて、浅草にあったショールームとプロサービスセンターを統合している。オープン前日の6日に、プロ写真家をはじめ関係者を招いての内覧会が開かれた。

製品展示だけではなく、写真セミナーも開催していく。
新しいニコンプラザ銀座は中央通りを入って二本目の角。1階と2階の2フロアを使い、1階はショールームとニコンサロンで、2階がアマチュアとプロ向けのサービス窓口だ。ショールームは通りに面し、素通しのガラス張りで開放的なつくりにしてある。
ショールームにはデジタルカメラと、フィルムカメラ(F6のみ)、レンズ、アクセサリー、スキャナー、双眼鏡製品などが展示され、実際に体験できる。またニコンオリジナルグッズと使用説明書の販売も行っているので、ニコンユーザーは便利に使おう。その一角にはセミナースペースも設けられ、随時、写真教室などを行っていく予定だという。

プロサービス窓口が併設されたことで、プロ写真家の来場がさらに増えるはず。
その奥がニコンサロンだ。年内は同プラザ開設記念展として、4回連続の企画展を実施する。1968年の開館以来、ニコンサロンで展示された作品を中心に、日本の戦後と現代写真の流れを展観する狙いだ。第1弾は「戦後日本」と題し、木村伊兵衛、土門拳、南良和、江成常夫、桑原史成の作品を展示している。会期は10/24(火)まで。

取材日はオープン前日。このあとカウンターにパソコンが並ぶ。
2階に上がると、右がサービスセンター、左がプロサービス窓口だ。サービスセンターでは受付までの時間と作業時間を示す案内板に、「ローパス清掃」の作業時間を加えた。
プロサービス窓口には、パソコンが2台設置され、自由に使える。パソコンにはNikon Capture4など各種ソフトウェアがインストールされており、待ち時間を有効に使える。従来から好評だったサービスだ。

プロサービス窓口に設置されれているパソコン。
銀座ニコンプラザの所在地は東京都中央区銀座7丁目10-1 STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1階・2階。営業時間は10時から19時。年末年始および特別日を除き年中無休。問合せ先は以下の通り。
●銀座サービスセンターおよび銀座ショールーム=03-5537-1434
●銀座ニコンサロン=03-5537-1469
●プロサービスセンター=03-5537-1411
銀座ニコンプラザ
http://www.nikon-image.com/jpn/support/service/showroom/ginza/index.htm
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外観は以前と変わらないのだが・・・
MAXART PX-9500が鎮座するプライベートラボ
エプソンが運営する東京・新宿のギャラリー「epsite」(エプサイト)が10/4(水)、リニューアルオープンした。展示は野町和嘉さんの「アンデス」で、11/12(日)まで開かれる。開館時間は従来通り10時半から18時。会期中無休。入場料無料。
リニューアルのポイントは、ギャラリーに「プライベートラボ」を設置したことだ。ここにくれば最新の機器と、大型プリンターMAXART PX-9500で自分の作品を自分の手でプリントアウト(有料)できる。パソコン(Mac PROとWindowsPC(Endeavor エプソンダイレクト製)、スキャナー(GT-X900)、ライトボックスとPX-5500。モニターはカラー管理されたEIZOのCE210Wだ。
実際にユーザーがプリンターをどう活用しているか、どんな表現を求めているのか、抱えている問題点は何かなど「ここを拠点に新しいインクジェットの表現をユーザーと一緒に考えていく」と鵜沢所長はいう。
年内はトライアル期間として、ユーザーの利用状況を見ながらサービス内容を検討していく。利用希望者はエプサイトの窓口(電話でも可)で予約を行う。使用希望時間、利用内容を聞いたうえで、使用日の調整を行う。利用料は実費のみ(使用時間によって利用料が発生することもある)。
利用者はエプサイト会員に入会(入会金、会費無料)することが条件で、来年1月からは新たに導入される有料のアドバンストメンバーのみのサービスとなる。
また希望すれば同社のプロ向けepSITEデジタルクリエーターに指導、アドバイスを受けながらプリントの制作を行うことも可能。インクジェットでの写真展を考えている人には、もってこいのサービスだろう。
写真展会場は従来通り、迷路のような楽しい空間だ
写真家の内山英明氏(左)と、エプサイトの鵜沢所長
今後は公募展の開催もあるぞ
ギャラリーのほうは、これまで「プリントにこだわりのある」プロ写真家を中心に企画展を実施してたが、リニューアル後はジャンルを広げていく。たとえばこれまで行ってこなかった公募展も実施するという。
現在、写真展が実施されている野町和嘉さんもデジタル写真に取組み始めた作家の一人だ。今回の出力はデジタルプリントにあった「ポジとは違う色合い」を求めて、表現したという。これまでの「アンデス」とは少し違う世界が見られるはずだ。
また10/15(日)には会場で作家によるトークショーを行う。予約受付は10/7(土)開館から会場または電話(03-3345-9881)で行う。先着70名まで。
この日は野町和嘉展のオープニングと、エプサイトのリニューアルオープンを兼ねて、オープニングパーティが催された。著名写真家や各メーカーから多くの人が集まった。そのお客さんの一人、写真家・内山英明さんと、エプサイト所長の鵜沢さんのツーショット。
内山さんはずっとフィルムで撮影しているが、2003年にエプサイトで個展を開いている。「35ミリフィルムから大きく伸ばしたプリントがシャープに出ているのは驚いた」という。内山さんは来年2月に新しい写真集を刊行予定だとか。
より楽しめる空間になったエプサイトへ。ぜひ一度体験を。
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ハーフ判ならではの拡大ベタ焼き(撮影:ちぇる)など見応えは充分
昭和の名機オリンパスペンを使ったフォトエッセイ集「時を超えるカメラ」の著者Mazken(松本賢)さんの呼びかけで、オリンパスペンの愛用者30人が「第2回ペンスケッチ展」を9月26日から東京・青山のギャラリー「スペースキッズ」で開いている。ペン・シリーズ各機種で撮影した写真だけを集めた異色のグループ展だ。
今年6月にMazkenさんのホームページで限定30人の参加者を公募したところ、わずか3日間で定員になった。会場に展示された作品はバラエティに富み、また先着順の無審査展示とは思えないほど技術的にも芸術的にも水準が高い。ハーフ判ならではのベタ焼きプリントなど見せかたもいろいろだ。
「十人十色と言いますが、この写真展は30人30色。撮影したフィルムをスキャニングしてインクジェットでプリントしたものがあるなどフィルムにこだわっているわけではありません」(Mazkenさん)
古いカメラ(レンズ)は、よく写らないところがいいとよく言われるが、決してそんなことはない。ピントも色再現性も文句なしの作品が並んでいる。問題はただひとつ。寒い時期はとくに故障が頻発し、今春の第1回展では多くの出品者が撮影に苦労した。そのため今回から夏に撮影し、秋に写真展を開催するスケジュールにした。来秋の第3回展に出品希望のファンはもちろん、古いカメラに興味のある人は会場に足を運んでみるといい。10月1日まで開催。

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石内さんは会場のレイアウトを頭に入れ、事前に何度も作品の並びをシミュレートするという。最終的に展示の時、ポイントとなる作品(この大きな赤い着物の写真など)を置き、現場でイメージを完成させていくのだ
オススメの写真展が9/23(土)から11/5(日)まで、東京都写真美術館で開かれている。石内都の「mother's」だ。
展示室に一歩、入ると広い空間の壁面に、大小さまざまな作品が余裕を持った間隔で並べられている。現代アートに馴染みのない人には、一瞬、拍子抜けする光景かもしれない。「こんな広いスペースに、これだけの作品しかないの?」と。しかし一点一点を見つめていくうちに、作品が心に直接語りかけ、そのイメージが感情を揺さぶり始めるに違いない。
開催前日に開かれた記者会見で作者は説明した。
「まず、大きなプリントは離れて、小さな作品は近寄って見てほしい。そうやってこの空間を歩いて、空間を感じてほしい」
気がつくと、広かったはずの空間にすっぽり包まれているはず。それが日常にはないギャラリースペースを使って行う写真展の魅力のひとつなのだ。
この作品は、石内さんが亡くなった母の遺品と、亡くなる少し前に撮りはじめた母の身体で構成している。使いかけの口紅や眉墨、シュミーズやガードル…。
「誰も着ない、誰も使わないそれらのモノから、強い喪失感を感じた」
母を亡くした2年後に初めてこのシリーズを発表し、以来、作品の完成度を高めながら6度目の展示となる。前回発表したのは昨年、イタリアで開かれた『第51回ヴェネチア・ビエンナーレ』日本館でだった。
「母との関係は実際、良いものではなかった。私にとってこの作品は、彼女との関係を見つめなおすことでもあった。ヴェネチアではそうした情報を知って足を運んでくれる女性が多く、会場で私に気づくと必ず質問をしてきてくれた。母と娘の関係性は世界共通の問題なんだと改めて思った」
ヴェネチア・ビエンナーレは100年以上続く、世界でもっとも歴史のある国際美術展で、第51回は154日間の会期中に915,000人の来場者を集めた。日本館だけでも129,602人の入館者があったという。ちなみに日本の出展は過去25回あるが、写真家の選出は篠山紀信さんと畠山直哉さんに続いて3人目だ。
「ヴェネチアに展示したことで、作品が良い意味で自分から離れていくのを感じた」という。自分と母の物語から、普遍的な母と娘の物語に進化したのだろう。今回の展示は、ヴェネチアでの展示に新作を加え、再構成した。「これが完全版であり、これがmother'sの完成形です」と石内さん。会場でしばし、母と娘の物語に身を委ねてみないか?

写真左:記者会見での石内さん(右)と、東京都写真美術館の笠原美智子さん。笠原さんは第51回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館のコミッショナーも担当した
写真右:会場では映像作品も上映されている
入場料:一般700円 学生600円 中高生500円
開館時間:10:00〜18:00(木・金曜は〜20:00)
※入館は閉館30分前まで。
■記念講演会
10/1(日)15:00〜17:00 1階ホールで開催
講師:石内都、鷲田清一(大阪大学大学院文学研究科教授)、笠原美智子(東京都写真美術館事業企画課長)
定員は先着順190名(こちらの聴講は無料)
東京都写真美術館
http://www.syabi.com/
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「つい先日、写真をスキャニングしてBGM付きのスライドショーを作ったんです。(CAPA本誌の)取材が終わったらご覧になりませんか」と気さくに取材スタッフに声をかけてくれたハービーさん。スライドショーの感想? いや〜、すばらしかったです。商品化されたら、仕事抜きでまちがいなく買っちゃいますね、ホント。
秋といえば読書、芸術、それとも食欲? いえいえ、勝手ながらCCNでは、芸術の秋ならぬ、“写真の秋”とさせていただきます(って、誰かがすでに宣言しちゃっているかもしれないけれど・笑)。
で、『CAPA』本誌10月号・創刊25周年記念スペシャルギャラリーはご覧いただけましたか? ここでは、誌面にご登場願った写真家の方々の中から、現在(9/25)、東京都内の3ヵ所で写真展が開かれているハービー・山口さんをピックアップ。本誌誌面に載せられなかったエピソードなどもご紹介しながら、それら写真展をご案内しましょう。
●
実はハービーさん、すでに中学2年生のころには「写真家になると心に決めていた」のだとか。高校に入学後、ニコン(当時は日本光学)の下請工場でせっせとアルバイトし、お金を貯めて購入したのが『ニコンF』。いうまでもなく、当時の日本のカメラを代表するといっても過言ではない最高級一眼レフカメラです。
「最高のものを使えば、写真の不出来や失敗をカメラのせいにできませんでしょ。自分の腕が悪い(笑)。そんなふうに自分の気持ちを追い込む意図もありましたし、何よりプロのカメラマンが使うカメラだということでモチベーションを高めてくれました。高校生の僕には、とてつもなく高価でしたけれど、手にできたときはうれしくて仕方なかった。文字どおり宝物でしたね」(ハービーさん)
それからはずっとニコン党。F2、F3、F4と続き、フィルム一眼レフの現役機はF100。意外にも、レンジファインダー(RF)機のライカを使い始めたのは32歳のころ。
「若い時代は貧乏で、ライカは買えなかった。おかげさまで今ではM3とMPを愛用していて、スナップや人物ポートレートはほとんどライカ。いわゆる最高級一眼レフよりコンパクトですし、シャッター音も静かなので、思いやりをもって写せる気がしますね。好きなレンズは50ミリで、ときどき35ミリという感じ。今年の冬、約7年ぶりにヨーロッパの地を訪れましたが、ライカを2台携行しました」
このとき、デンマークとイギリスの小さな町で撮影した写真が、いま東京・中野の『ギャラリー冬青』で展示されています。「人物に寄って撮るだけでなく、ちょっと引いて写すとか、あるいは風景を撮ることで人々の温もりを写し取るとか。ここのところ、ちょっと今までとは違う新鮮な感覚を持ちながら写真に向かい合っているんです」と微笑むハービーさん。その“新しく、どこか懐かしい”作品群をお見逃しなく。会期は今週9/29(金)までなので、お急ぎください。
■ FLIGHT TO EUROPE
ギャラリー冬青
〜9/29(金) 11:00〜19:00 (最終日は14:00まで)
東京都中野区中央 5-18-20
http://www.tosei-sha.jp
また、東京都新宿区の神楽坂では、ハービーさんの近年の代表作群『静かなシャッター』(2005)、『PEACE』(2003)、『代官山17番地』(1998)からの自選作品展が2ヵ所で行なわれています。いままで見逃していた方は、ぜひ。こちらも今週いっぱいまで。
■ ハービー山口 自選集
・ギャラリー マンテン
〜9/30(土) 12:00〜18:00 (最終日は16:00まで)
東京都新宿区神楽坂 2-12-1 ラインビルド神楽坂207
http://www.man-ten.jp
・アグネスホテル アンド アパートメンツ東京
1Fティーラウンジ
〜9/30(土) ホテル営業時間内 (原則的に24時間 / 最終日は未定)
東京都新宿区神楽坂 2-20-1
http://www.agneshotel.com/
さらに10月からは、非売品の写真集『Timeless in Luxembourg〜あの美しかった冬の光』(1999年/発行=ルクセンブルク大使館)からの約40点のオリジナルプリントを展示する写真展が京都で予定されています。なかなか目にする機会のない作品群だけに、ファンならずとも注目! こちらも、おすすめしたい写真展の1つ。
「僕の写真を見てくれた人たちが、少しでも幸せなひとときを感じてくれたらうれしい。大げさかもしれませんけれど、写真でもっと世の中が穏やかになるんじゃないか。そんなことを僕は信じたいのです」。
そんなハービーさんの“視線”をわずか1か月ほどの期間でこれだけ体感できるチャンスはなかなかない。秋の写真展巡りのスタートにいかがでしょう?
■ Timeless in Luxembourg〜あの美しかった冬の光
京都ギャラリー
10/6(金)〜10/31(火) 10:00〜19:00
京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町662
メディアジョイITビル9F
http://www.kyotogallery.com/
■禅"Zen Photographers" −癒しのヴィジョンを探して−
(写真家5名によるコラボ展)
アート・フォト・サイト ギャラリー
〜10/28(土) 13:00〜19:00
東京都目黒区下目黒6-20-29 Blitz-House
http://artphoto-site.com/gallery
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新宿南口の仮囲い。6月下旬よりスタートし、3回に分けて作品を追加した。
工事現場のため、通路の位置が変わって写真におもしろい見方を与えてくれることもある
CAPA8月号のニュースジャーナルで紹介した「新宿サザンビートプロジェクト」が話題を呼んでいる。
9月16日(土)には新宿のライブハウス「ロフトプラスワン」で、写真家の吉永マサユキさんら関係者を集めたトークイベント「新宿・現場・IDナイト」が開催され、100人を超す観客とともに、新宿とアート表現について熱く語った。
JR新宿南口の工事現場仮囲いには、今年6月20日からポートレート写真が展示されている。そこに写されている人は、その写真を見る人と同じ、新宿に住む、働く、遊びにきた人たち。この写真は写真家の吉永マサユキさんが新宿の街で、一人ひとり声をかけて撮影を行ったものだ。
このプロジェクトの目的は、工事現場の景観美化と工事への関心を持ってもらうこと。プロジェクトがスタートした昨年はイラストを使って年代ごとに過去から今までの新宿を振り返り、今年は写真で『新宿の現在』を取り上げた。同時にウェブサイトを通じて、新宿の思い出、新宿へのメッセージを募ると、予想以上の反響が返ってきたという。
特に写真を展示してからの反応は強く、この日のイベントもその副産物のひつ。出演はプロジェクトを企画したアーバンスケープアーキテクトの韓亜由美さんや、今回のモデルになった編集者の末井昭さん、写真家の神蔵美子さん、映画監督の山本政志さん、グラフィックデザイナーの鈴木直之さん。

左から神蔵美子さん、末井昭さん、山本政志さん、
吉永マサユキさん、韓亜由美さん、ヴィヴィアン佐藤さん
まずは出演者が撮影された時の話を紹介すると、吉永さんの撮影は数カットしかシャッターを切らないらしい。神蔵さん曰く、「(写真家の)森山大道さんを撮ったあとだったので、森山さんと一緒にいたからおまけで撮っていただいたのかと思った」というほどあっさりとしたものなのだ。
「これまでの経験では6、7割がたは1カット目が一番良いんですよ。緊張感があって、その人らしさが一番出ているんですね」と吉永さんがいうと、山本監督も「映画でもそうだなあ。オレも大概選ぶのはテイク1かテイク3だ」と応えた。テイクを重ねると出演者同士のバランスはよくなるが、迫力や面白みは薄れていってしまうというのだ。
「撮りながら分かってきたのですが、新宿の人を撮らせてもらう場合は、後から声をかけてはダメなんです。前から視線を合わせて近づき、『協力してもらえませんか』というのが一番良かったですね。『撮らせてください』もダメです」
新宿人のカラーなのか、もしかしたら街の雰囲気がそうさせるのかもしれない。また参加者から、「都庁も新宿の街の一部なのに、そういった人が全く写されていないのはなぜか」というなかなか鋭い質問が寄せられた。その回答は、聞けば納得の悲しき都庁マンの性が浮き彫りにされているのだ。
「そういう方にもお願いしました。公園で寝ている方がいらっしゃったので、声をかけると、突然、起き上がり携帯をかけ始め『いま、忙しいですから』といわはるんですわ。だから私は撮りたかったのですが、結果的にそういう方がいなくなってしまったんです」
そういうところに出てしまうと、あとで周りにいろいろ言われるんじゃないなどと、都庁マンに同情的な発言が相次いだ。またモデルになった観客からのエピソードも披露された。ちなみにその女性は某量販店の販売員で、店頭において制服姿で撮影されている。
「写真が展示されて、最初に私のことに気づいて言ってくるのは上司か同僚かと思っていたら、実際は外国人のお客さんでした。『ワタシ、アナタニサッキアッタヨ。アソコデアッタヨ』って」
万国共通語である写真だからこそ、海外の人にもメッセージが伝えられるのだ。彼は日本語を話せるようだが、重箱の隅をつつくような指摘をしてはいけない。最後に神蔵さんの展示の感想を紹介しておこう。
「写真の前では人が待っていたり、携帯をいじっていたり、ホームレスの人が洋服をかけていたりもする。現実に起こっている新宿の喧騒と、写真による新宿の雑踏が重なり合う風景がとてもおもしろく見えた」
新宿南口の空間が、アナタにどんなメッセージを投げかけてくるか。チャンスがあればぜひ一度、足を運んでみて下さい。9月26日からはスタジオ撮影した作品が追加展示れる。展示期間は現在のところは年内を予定している。

一般の人のなかに、写真家の森山大道さんや、沢渡朔さん、
俳優の永瀬正敏さん、哀川翔さんといった著名人も紛れ込んでいる
■新宿サザンビートプロジェクト2006 公式サイト http://www.shinjuku-ss.jp/
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ニコンは、映像関連製品のショースペースと写真展展示機能の充実をはかるため「ニコンプラザ銀座」を移転し、2006年10月7日(土)から営業を開始する。この移転にともない、サービスセンター、ニコンサロンに加えて新たにショールームとプロサービスセンターを開設。「写真文化の街・銀座」の新たな情報発信スポットとなりそうだ。
ニコンプラザ銀座
移転先 東京都中央区銀座7丁目10-1 STRATA GINZA1・2階
営業開始日 2006年10月7日(土)
営業時間 10:00〜19:00 年始年末および特定日を除き年中無休
営業内容(TELは10月7日から使用可能)
●銀座サービスセンター(TEL03-5537-1434)
映像関連製品および双眼鏡などの修理品の受付け
※現所在地(中央区銀座5-11-4銀座クレストビル2階)で、10月6日(金)午後6時まで営業
●銀座ショールーム(TEL03-5537-1434)
デジタルカメラ、フィルムカメラ、ニッコールレンズ、各種アクセサリー、フィ ルムスキャナ、双眼鏡関連機器の展示説明、写真セミナーの開催
●銀座ニコンサロン(TEL03-5537-1469)
写真ギャラリーの運営。プロ・アマを問わず優れた写真を展示し、幅広い写真活 動の支援。写真のための展示・イベントスペース
※現所在地(中央区銀座5-11-4銀座クレストビル2階)で9月30日(土)午後7時まで開館。なお、10月1日(日)~10月6日(金)は移転準備のため閉館。
●プロサービスセンター(TEL03-5537-1411)
フリーランスおよび報道機関所属のプロカメラマン向けの修理品受付け
※現所在地(墨田区吾妻橋1-23-1アサヒビール吾妻橋ビル5階)で、10月6日(金)午後6時30分ま で営業
なお、今回の銀座ニコンサロン移転を記念して「ニコンサロン1968-2006 特別企画展」が開催される。
これまでニコンサロンで開催された作品を中心に構成する4回連続の写真展。
各回のテーマにそって著名な写真家の作品を展示する予定だ。
「戦後日本」10月7日(土)〜24日(火)
「私という記憶」10月25日(水)〜11月14日(火)
「世界の響き」11月15日(水)〜12月5日(火)
「都市の鏡」12月6日(水)〜12月28日(木)
ニコン・ホームページhttp://www.nikon.co.jp/
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CAPA、四季の写真はじめカメラ誌などで活躍中の
フォトグラファー、川合麻紀さんの写真展が
都内2か所で同時開催中だ。
ひとつはJCIIクラブ25で開催中の「FLOWERS」。
10数年前から自宅をスタジオ代わりにして撮り続けているという、
様々な花の写真をマット調の紙にプリントしたもので、
ふだんカメラ誌などで見られる作品とは違うイメージの
ファッショナブルさが感じられる。
もう一つの「SAFARI…大地と空の色彩〜The colors of nature in KENYA〜」は
彼女のライフワークともいえるアフリカの野生動物が被写体。
川合写真のテーマといえる「The colors of nature」が
その言葉の通りきらびやかな作品となってあふれかえる。
会期はどちらも6月15日まで。

「FLOWERS」会場にて。

「SAFARI〜」会場での川合氏。
会期中は2か所の会場を駆け回る!?
「FLOWERS」会場・JCIIクラブ25
http://blog.clubcapa.net/exhibition/2006/06/flowers_3114.html
「SAFARI…大地と空の色彩〜The colors of nature in KENYA〜」会場・富士フォトサロン東京
http://blog.clubcapa.net/exhibition/2006/06/safarithe_color_b462.html

富士フォトサロン東京では、第27回SSP(日本自然科学写真協会)展「自然の中の不思議を知る2006」も開催。写真は参加写真家の吉住志穂さん。
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新宿はカメラ店やギャラリーの多い町だが、「カメラのキタムラ」を展開する(株)キタムラが「Photo Gallery KITAMURA」を、地下鉄の新宿御苑前駅近くに開設した。駅から近く、また新宿御苑からもすぐのため、撮影や散策の後に寄るのもいいだろう。アマチュアカメラマン向けの有料貸しギャラリーというスタンスだが、オープン記念として、竹内敏信氏、丹地敏明氏、沼田早苗氏による記念写真展を行う。
所在地 東京都新宿区新宿1-2-6 御苑花忠ビル1F
TEL 03-3341-7577
営業時間 10:30〜18:30(土曜日は11:00〜17:00)
入場料 無料
定休日 日曜・祭日
http://www.kitamura.co.jp/
★オープン記念写真展
竹内敏信写真展「日本の名瀑より『龍の響』…5月18日〜31日
丹治敏明写真展「初夏の彩り」…6月1日〜14日
沼田早苗写真展「アメリカ音楽紀行」…6月15日〜28日

オープン記念で5月31日まで竹内敏信氏の「龍の響」が開催されている。この作品は6月20日発売の「四季の写真」
夏号で一部掲載!
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仙台市青葉区にある富士フォトサロン仙台が2年目を迎えてますます元気!
クラブCAPAの取材記者が訪れたのは5月10日、ちょうど風景写真家・菅田隆雄氏の「尾瀬幻彩」が開催され、幻想的な自然風景が展開されていた。
責任者の上野直也支店長にお話を伺うと「一昨年の9月15日にオープンして以来、ビジネス街の一角という立地のよさと、展示作品の内容の確かさとがあいまって安定して入場者が伸びています」とのこと。
確かに地下鉄の勾当台公園駅から徒歩1分と便利。
東北の写真ギャラリーの代表として、ぜひ訪れてみたい場所だ。
所在地 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 仙台第一生命タワービル1F
TEL 022-265-5330
営業時間 10:00〜17:30
入場料 無料
定休日 会期最終日の翌日は休館
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai.html

5月17日まで行われた菅田隆雄氏の写真展「尾瀬幻彩」の会場にて。中央が菅田カメラマン、上野支店長とギャラリー担当の若生さん。5月19日〜24日は三浦吉夫氏の写真展「旅紀行シルクロード」が開催される。
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有楽町の駅からほんの3分、銀座阪急の横に、世界初のライカ社直営店「ライカ銀座店」がオープン。さすがに格調高い銀座、おしゃれな内装は高級ブティックそのもの。店内にはM7、MPといったおなじみのフィルムカメラから、さきごろ発表になった高級コンパクトデジカメ、C-LUX1や各種双眼鏡も展示されている。さらに2Fはギャラリースペースになっており、オープニング記念として、巨匠エリオット・アーウィットの写真展が開催されている。写真ってかっこいい、写真はおしゃれ、そう思わせてくれる新しいスペース、ぜひ「銀座で写真」を合言葉に寄ってみよう。
所在地 東京都中央区銀座6-4-1東海堂銀座ビル
TEL 03-6215-7070
営業時間 11時〜19時
定休日 月曜日
http://www.leica-camera.com/
★エリオット・アーウィット写真展
会期 7/23(日)まで
ライカの新型デジカメC-LUX1。28ミリ相当からのワイドズーム搭載機
アーウィットの作品がオープン記念で展示されている。さすが、すばらしい作品群
ヒンデンブルグ号の墜落現場から発見されたライカⅢ。ライカの頑強さを示す好例だ
R9に最新のデジタルモジュールを装備したものも展示されている
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ライカカメラジャパンは4月22日(土)、世界で初のライカカメラ直営店「ライカ銀座店」を開店する。店内1Fではライカ製品のフルラインナップを紹介、2Fにはミニギャラリー、ライブラリー、サービスカウンターを合わせたサロンが設けられる。ライカファンの多い日本では、期待の情報発信基地となるだろう。
オープンを記念して、特別限定モデル「ライカM3J」を200台、日本国内限定で発売する。クラシックなデザインと精緻なメカニズムを兼ね備え、レザー仕上げの外装やブラックに統一された各パーツなど、非常にシックなモデルとなっている。コレクターズアイテムとしてだけでなく、プロの写真家や熱心なアマチュア写真家のためのツールとしてもふさわしい一台だ。
●ライカ銀座店
所在地 東京都中央区銀座6-4-1 東海堂銀座ビル
営業時間 11時〜19時
定休日 月曜日
★エリオット・アーウィット写真展「Moments of Discovery」
ライカ銀座店サロンではエリオット・アーウィット氏の写真展がオープニングを飾る。「Discovering ……」と名付けられペアになった作品7セット14点と、代表作1点の計15点を展示。希望者には展示現品の販売も可能だ。
オープニング当日の22日には、アーウィット本人による写真集購入者を対象としたサイン会も行われる(14〜16時)。
会期 4/22(土)〜7/23(日)
料金 入場無料
問合せ先 TEL03-6215-7070(4/22より)
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CMや雑誌グラビアでおなじみの長友健二カメラマンの写真展「CM最前線の美女たちII」が、7月18日まで東京・四谷のポートレートギャラリーで開催中!

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6月11日より東京・六本木ヒルズで開催されているロバート・キャパ写真展「CAPA in COLOR Seiection」の会場風景をレポート。

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新潟県中越地震で壊滅的な打撃を受けた新潟県山古志村(現在は合併のため新潟県長岡市)の風景、風俗を卓越したカメラアイで捉えた中條均紀(なかじょうまさのり)さんの「古志の里II」が受賞!

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