デジタル一眼レフで撮影した劇場映画が公開中
映画の上映時間は83分。導入部とラストに一部動画が使われているが、あとは静止画をつないで映像を作っている。作品はドラッグにはまる若者の日常と、心象風景を描いたもの。
主に主人公の視点から映画は展開するのだが、そのモノローグと一眼レフで切り取られた静止画の連続が小気味よくフィットしている。観客は静止画という制約感から、逆に見えない部分への想像力をかき立てられ、新しい映画の楽しみを見出すだろう。
使用カメラは、メインがキヤノンEOS-1D MarkⅡ。連写は使わず、ワンカットずつ撮影した。
「連写で撮ると、長いシーンが撮れません。また普通の動きで演じると、目を閉じたり、いい動きを撮るまでに何度もテイクを重ねることになってしまうため、ストップモーションのように撮ったり、ポスターを撮るように撮ったところもあります。もちろん、普通に演じて何テイクも撮ったところもあります」と、プロデューサーの小出正之氏ははじめて試みる映画制作の苦労を話す。
総カット数は2万カット以上で、RAWデータの段階で320GBを越えていたという。「一眼レフの映像は、ハイビジョンでは到底かなわない深みと味があります」とも話している。
週末には、BGMを実際のDJが演奏して行なうイベントも行なっている。その最後のパフォーマンスが1月12日(土)21時20分から行なわれるので、そちらもお見逃しなく。上映期間は未定。
「アディクトの優劣感」オフィシャルサイト
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