おそるべし、ソニーの底力
どうしても新製品や参考出品に目がいきがちなPMAですが、よーく見るとなかなか興味深いものがあったりします。またそうしたところにメーカーの個性が現れます。
ソニーのブースをウロウロしていて見つけたのが
ソニー24-105mmF3.5-4.5を装着したミノルタα7000! 懐かしいぜ!!
つまりソニー製やカールツァイス製の最新αマウントレンズも、眠っているミノルタ製の銀塩αに使えますよ。そしてフィルムでも撮影が楽しめますよ。というアピールです。すごく当たり前なんですが、こうして実物で見せられると「あ、そっか」と思ってしまいます。
一方ブースの裏側にはアメリカの都市で撮影された写真が展示されています。
最初はこっちの有名な写真家の作品かな、と思ったんですが……。
英語のクレジットをよーく見ると……書かれている名前はジェシカ・アルバにナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、そして先日アカデミー主演男優賞に輝いたフォレスト・ウィテカー! ハリウッドスターが勢揃いじゃないか!!
とてもセレブな“カメラマン”の顔ぶれ。
なんでもこれ、α100のアメリカでのキャンペーンのようです。8人のスターがα100を使い、ニューヨークとロサンゼルスで町の風景を撮影。プリントはチャリティーオークションにかけられるそうです。映画会社を持つソニーだからこそ可能なキャンペーンですなぁ。
ソニーがコニカミノルタからカメラ事業を買収すると発表したときは「大丈夫なの?」と思ったαユーザーも多かったようですが、こうした展示を見ているとミノルタとソニー、それぞれの長所がマッチしているような気がします。
ソニーの方々がPMAの会場でよく口にしていたのは「世間からカメラメーカーとして認められたい」。今回発表されたコンセプトモデルからも“ソニーは本気だ”という気合いが感じられました。
今日のPMAも、店じまいまであと1時間。ということは我々の取材もあと1時間。
さて、もうひと巡りしてくるか。読者の皆さんへのお土産もゲットしないといけないし……。
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CAPA本誌をはじめ、さまざまな雑誌・ウェブ・広告で活躍するライター。近著は『傷だらけの男たち』(講談社刊)。最近は写真家としての活動が増え、信仰の山として知られる山梨・身延山を撮り続けるほか、写真を通した日中交流事業にも参加している。
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